特別展のためにお借りしていた「アマビエ」の絵(京都大学附属図書館所蔵)を、本日、無事に返却完了いたしました。貴重な資料をお貸しくださいました京都大学附属図書館様に心より感謝申し上げます。 #エア博物館 #驚異と怪異 #アマビエ
明日8/6(木)夜19:57- #NHK 総合テレビで放送の 「日本人のおなまえっ!」は #妖怪のおなまえ がテーマ。 担当学芸員の妖怪博士・香川が登場予定です。 #兵庫県立歴史博物館 #驚異と怪異 #姫路でアマビエ #アマビエ www4.nhk.or.jp/onamae/x/2020-…
姫路まで行くのはちょっと…という皆様に、グッズの通信販売のご案内です。 当館初めての試みのため現金書留のみで恐縮ですが、よろしければぜひ。 8/31(月)までですが、品切の際はご容赦ください。 詳しくは→hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/b… #兵庫県立歴史博物館 #驚異と怪異 #コロナに負けるな
兵庫県立歴史博物館の特別展「驚異と怪異ーモンスターたちは告げるー」が開幕しました。 会期は8月16日(日)まで。混雑緩和のため、入場制限を行うことがあります。スムーズにご観覧いただけるオンライン予約→e-tix.jp/kyoui-kaii-hyo…をぜひご利用ください。 #兵庫県立歴史博物館 #驚異と怪異
ご報告が遅くなりましたが、兵庫県立博物館の特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」本日開幕いたしました。 深緑の姫路で、みなさまをお待ちしております。写真の景色は姫路駅からバス・徒歩・姫ちゃりなどでお越しの際、ご覧いただけます。
23日の開幕に向け、展示作業を着々と進めております。 木原浩勝さんご出品の「件の剥製」も到着しました!
この資料は、「件」が牛から生まれたという話を記録したものとしては早い時期のものであり、また「件」を詳細に描いた江戸時代の絵として、他に類を見ないものです。もちろんこれまで知られていなかった、未公開の資料です。
そこで急遽、今回の特別展に出品し、観覧に供することといたしました。つい先日、11日の木曜日に発見されたばかりの新資料で、もちろん本邦初公開です。まさに「驚異」であり「怪異」と言うべきで、担当学芸員もいまだ興奮冷めやらぬ状況です。ぜひ展示会場で現物をご覧いただければと思います。
文政10~12年(1827~29)の「くだべ(くだん)」は、越中国(富山県)立山に現れ、これから病気が流行するが、私の姿を描いた絵を見る者は難を逃れる、という「アマビエ」型の予言(もっともアマビエより20年も早いですが)をしていますが、牛から生まれたとは書かれていません。
「香川課長、変わった牛が生まれたっていうのは怪異になりますかね」「うん、めっちゃ怪異」「こんなんありますけど」「ゲエエエエ!件じゃん!」…絵を包んでいた袋にははっきりと「件之図」の文字が。しかも安政7年(1860)3月12日という日付と生まれた場所も明記されていたのです。
人面牛身の怪物「件」が牛から生まれ、予言を遺して死ぬという話は、今では漫画などでもよく知られていますが、実はこの「牛から生まれる」という話が出てくるのは幕末になってからで、とりわけ明治以降に広まったものと思われます。
当館には、城郭研究で知られる鳥羽正雄博士の旧蔵品である「鳥羽正雄コレクション」が収蔵されています。今年採用されたばかりの城郭資料担当の学芸員が、館蔵品にどんなものがあるのかを確認する資料調査の中でこの絵を発見し、展覧会担当である香川に報告してきたのです。
【おうちで展覧会ガイド・号外】特別展「驚異と怪異」は、6月23日(火)からの開幕に向け、着々と準備を進めているところですが、そんな中、驚くべきことが起こりました。何と館蔵資料の中に、今まで知られていなかった江戸時代の「件(くだん)」の絵があることがわかったのです。 #エア博物館 #妖怪
「アマビエ」の展示も正式に決まりました。江戸時代に描かれた実物はこれ唯一。スタッフも楽しみにしています。 疫病よけ「アマビエ」描かれた国内唯一の摺り物 姫路でお披露目 kobe-np.co.jp/news/sougou/20… @kobeshinbunより
当館は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休館しておりましたが、感染拡大防止対策を行ったうえ、6月2日(火)より再開いたします。 また、開幕を延期しておりました特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」は、会期を6月23日(火)~8月16日(日)に変更して開催します。
【おうちで展覧会ガイド】今回ご紹介する資料は、「観音霊験記 西国順礼三拾二番 近江観音寺 人魚」(当館蔵)です。人魚は世界の多くの国々に伝承がある怪物で、この「驚異と怪異」展でも最初に紹介しています。
【開幕延期】緊急事態宣言の延長に伴い、兵庫県立歴史博物館では臨時休館を6月1日(月)まで延長するとともに、特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」の開幕を延期させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
【おうちで展覧会ガイド】今回ご紹介する資料は「印旛沼の怪物」(個人蔵)です。天保14年(1843)、下総国(千葉県)印旛沼に出現し、13人の人間を即死させたという怪物を描いたとされるものです。 #エア博物館 #驚異と怪異 #おうちでモンスター #妖怪
現在では、「天狗」と言えば鼻の高い山伏姿の妖怪として知られていますが、じつはこの「鼻高」の天狗のイメージが広まるのはほぼ江戸時代になってからで、中世までの天狗は鳥の姿で描かれていました。のちにそれは「カラス天狗」と呼ばれるようになりますが、むしろそれが古い天狗の姿だったのです。
この天狗が日本に伝わったのは、7世紀のことです。『日本書紀』によれば、舒明天皇9年(637)に大きな星が東から西へと流れ、雷のような大きな音を立てたのに対して、遣隋使として中国への留学経験があった僧が「天狗」と呼んだことが記されています。この時の「天狗」は、明らかに隕石です。
と言っても、これは中国のチワン(壮)族に伝わる「天狗」です。日本と違い、中国では「天狗」は日食や月食を引き起こす魔物として知られています。なぜ魚のような形なのか、詳細はよくわからないのですが、太陽や月を呑むというところから、大魚のイメージで捉えられたのでしょうか。
中国・台湾では今も天狗は犬の姿の怪物として表されます。これは台湾で魔除けに用いられる「天狗」の紙銭です。
天狗は中国にルーツのある妖怪ですが、もともとは隕石から想像された怪物でした。隕石が地球の大気圏に突入する際、衝撃波が発生し、大きな轟音を響き渡らせますが、それが犬の吠える声を思わせたので、天の狗(いぬ)、天狗と名づけられたのです。
今回ご紹介する資料ですが、何だと思われますか?実はこれ、「天狗」なんです。(国立民族学博物館蔵、大道雪代撮影) #エア博物館 #驚異と怪異 #おうちでモンスター #天狗
次にご紹介するのは、グリーンランド・イヌイットの悪霊像「トゥピラク」(国立民族学博物館蔵 大道雪代撮影)です。これはシャマン(呪術師)が人を呪い殺すために操る悪霊をかたどったもの、いわばグリーンランドの「式神」です。 #エア博物館 #驚異と怪異 #おうちでモンスター