351
「オミクロン株では重症化しにくい」とよく言われますが、ウイルスそのものの病原性はアルファ株などの従来のウイルスと大きな差はないとする報告もあります。こんなに重症化する頻度が下がっているのは、感染者の多くがワクチン接種をしていることが要因の一つです。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
352
オミクロン株の症状についての記事をアップデートしました。重症化までの期間やそれぞれの症状の頻度など、大改訂と言っても差し支えない内容です。「忽那は同じような記事を毎回微修正しているだけなのではないか」と気づかれた方も、どこが変わったのか探すと楽しいですよ。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
353
「オミクロンにワクチンは効かないから打っても意味がない」という誤解を散見します。
確かに発症・感染をワクチンだけで防ぎ切ることは難しくなっていますが、重症化を防ぐ効果は保たれています。ファイザーとモデルナで大きな違いはありませんので接種を優先しましょう。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
354
過去最大の死亡者が出ているオミクロン株の登場をもって「パンデミックは終わりに近づいている」というのは危険な目論見です。この2年間、散々痛い目に遭わされてきた新型コロナを侮ってはいけません。
押谷仁先生のお話を伺う機会があり、その内容の一部を整理したものです。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
355
この2週間ほどは、ずっと医療機関や高齢者施設のクラスター支援に赴いています。
施設クラスターの課題は「ゾーニングなどの感染対策」と「早期診断・早期治療」の2つであり、これらを医師や看護師などの医療者が迅速に支援に入る体制を急いで整備する必要があります。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
356
国内でも市中感染例の増えてきたBA.2について、約1ヶ月ぶりに情報をアップデートしました。従来のオミクロン株BA.1と比べて、
・感染力はやや強い
・重症度は変わらない
・ワクチン効果も変わらない
ようです。行うべき感染対策はこれまでと変わりありません。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
357
厚生労働省 新型コロナ診療の手引き 7版が出ました。
オミクロンの知見の追加、パキロビッドを加えた軽症・中等症Iの治療、濃厚接触者や感染者の基準などが変更されています。
医療従事者の皆さまの診療にお役立てください。
mhlw.go.jp/content/000904…
358
第6波の新規感染者数はピークを過ぎましたが、第7波はそう遠くない可能性もあり今のうちに備えが必要です。保健所の逼迫は大きな課題であり、FAXでの届出が原因の一つになっています。医師の皆さん、HER-SYSでのオンライン入力にご協力お願い致します。慣れたら楽ですよ。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
359
すでに何度か書いておりますが、過去に新型コロナに感染した方もワクチン接種によってより強固な免疫を得ることができます。
後遺症の症状がワクチンによって改善・消失する、という報告も増えてきました。
副反応は未感染者よりも多くなりますが、ぜひ接種をご検討ください。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
360
大阪府の今後の取り組みが発表されました。先日、吉村府知事に意見を申し上げる貴重な機会をいただいたので、それを少しでも汲んでいただけたのか、あるいは元々ご検討されていたことかもしれませんが、問題点を的確に把握し必要な対策にフォーカスした良い対策だと思います。
pref.osaka.lg.jp/attach/38215/0…
361
4回目のワクチン接種の有効性についてイスラエルから報告が出てきています。残念ながら劇的な効果というものではなく、ワクチン政策は大きな岐路に立たされそうです。
「くつ王、ついに反ワクになったか…闇落ち乙」と思われるかもしれませんがそういうわけではありませんよ。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
362
デルタとオミクロンの組換え体「デルタクロン」や、BA.1とBA.2によるオミクロン同士の組換え体(オミクロクロンと勝手に命名)もイギリスから見つかっています。
現時点でのこれらの組換え体(XD、XE、XF)について分かっていることを整理しました。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
363
アプリを活用した新型コロナ後遺症に関する取り組みを、豊中市・Buzzreach社と連携して行います。
豊中市とは年末年始の高齢者施設ワクチン接種のご縁もあり今回このような連携をさせていただけることになりました。日本における新型コロナ後遺症の診療に貢献できるような取り組みにしたいと思います。 twitter.com/toyonaka_kouho…
364
第6波の感染者が減りきらないまま、年度を挟んだイベントやBA.2の拡大なども背景に次の流行に突入してしまいそうな気配です。できる限り社会機能を維持しながら今後の流行の規模を小さくするためには、メリハリのある感染対策を今のうちから継続的に行っていくことが重要です。news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
365
第6波のピークから少し遅れて、新型コロナの後遺症の相談件数が増加しているようです。
後遺症について現時点で分かっていることについてまとめました。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
366
BA.1とBA.2の組替え体「XE」が日本でも検出されました。
2022年1月にイギリスで見つかってからこれまで1000例ちょっとの報告数ですので、少なくともオミクロン株が世界中に広がったときのような危機的状況ではありません。
もう少し状況を見ていく必要があります。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
367
イギリス、アメリカ、スペインなどで10歳未満の小児における原因不明の肝炎の症例が増えています。
アデノウイルスが原因ではないかとも言われていますが、まだ確定していません。
現時点で分かっていることについて解説しました。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
368
厚生労働省 COVID-19別冊罹患後症状のマネジメント(後遺症の手引き)第1版が出ました。
くつ王氏は「1 罹患後症状」「2 罹患後症状を訴える患者へのアプローチ」「9 皮膚症状 へのアプローチ」の執筆に関わっております。
医療従事者の皆さまの診療にお役立てください。
mhlw.go.jp/content/000935…
369
先週と同じく今週も小児の急性肝炎についてアップデートしました。
イギリスでコロナ流行後に激減していたアデノウイルス感染症の事例が、2021年11月から増加してきており関連が示唆されているようです。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
370
現在、南アフリカを中心にBA.4、BA.5という2つのオミクロン株の亜系統が、そしてアメリカではBA.2の亜系統であるBA.2.12.1が拡大しています。
「次から次に変異株が…もう付き合ってらんねえよ!」と思われるでしょうが、現時点で分かっていることについてまとめました。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
371
新型コロナの流行から2年以上が経ち、状況もかなり変わってきました。
行動制限の緩和が進む中、メリハリをつけた持続可能な感染対策が今後は大事になってきます。
過剰な感染対策については見直していきましょう。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
372
いつもの新型コロナの症状についての記事を投稿しました。
オミクロン株の症状のある期間、症状の数、後遺症の頻度などについて詳細な情報を追加しています。
なので大幅なアップデートであり決して手抜きではありません。そこんとこよろしくお願い申し上げます。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
373
サル痘の報告が世界中で増加しています。
サル痘は天然痘によく似た感染症ですが、重症度や感染性は天然痘よりも低いとされます。
天然痘ワクチンの接種率低下で流行が懸念されていました。
今回の流行状況と、サル痘についての基本的な知識についてまとめました。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
374
【医学生・初期研修医向け】
大阪大学ではCiDER-EDUという感染症の動画コンテンツを無料配信しています。
今日から医学生・初期研修医向けのシリーズ"CORE-ID 2022"の配信が始まりました。第1回はくつ王氏の「感染症診療の原則」です。
月1回配信しますのでぜひご覧ください。
fostering.cider.osaka-u.ac.jp/cider-edu/Stud…
375
先週のサル痘の記事をアップデートしました。
天然痘や水痘(水ぼうそう)との特徴の違い、治療や予防について追記・修正しております。
ちなみに「痘」とは水ぶくれを意味します。これ痘な。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…