名無しの救命士(@00I6XHLKZ5V1s0Y)さんの人気ツイート(古い順)

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忘れられないように定期的に書こうと思いますが、いまでも発熱、ましてや新型コロナ陽性の人がいつでも気軽に病院にかかれる体制にはなっていませんし、年末からの異常なベッド不足はバリバリ継続中です。つまり自分が感染して家族にうつしたりしたら大変なことになります。ウカれるのもほどほどに。
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先日、『昨日まで熱があったけど寝たら治ったから飲みに行こう』という驚愕の誘いを受けました。消防署はどこもギリギリの人数で回っています。10人、20人と感染者が出た日には、残った人員に非人間的な勤務サイクルを強制することになります。市民との認識の差は今後どんどん広がっていくでしょう。
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『新型コロナのワクチンは打っていますか?』という救急隊の質問に『打ってません!悪いんですか⁉︎』のような反応をするのは勘弁してください。活動中にコロナワクチンの是非を議論しているヒマはありません。ただ病院から必ず確認されるからルーチンとしてお尋ねしているだけです。
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救急車の緊急走行がはっきり言って遅い原因のひとつがこれです。救急車の接近に気が付かずに本当にノールックで横断歩道に突っ込んでくる歩きスマホのアホは論外として、救急車に道を譲るなら歩道上でビタ止まりして気がついてますよアピールをしてください。いち救急隊長からの真剣なお願いです。 twitter.com/spp_koutusoumu…
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発熱で救急車を呼び、いつまで経っても病院が決まらないことにしびれを切らし、自ら救急車を降りて帰っていった傷病者が一言。『酷いですね。ガチでヤバい病気だったら死にますね』。いやガチでヤバくないなら救急車を呼んじゃいけませんよ、と説教する元気もなく、黙って見送るしかありませんでした。
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第6波までは現場が非人間的な激務に耐え、たまたま医療体制が崩壊しきる前に波が収まったので結果的になんとかなりました。しかし今回は違います。現場にも感染が広がり、現場から人がどんどんいなくなっています。これがいつまで続くのかという厭戦ムードも感じます。果たして耐え切れるでしょうか。
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この国では医師・看護師免許があったらいくらでも楽に稼ぐ働き方があります。つまりいまのこの状況下で救急外来があるような病院に踏みとどまって発熱対応をしているような方々は、カネではなく奉仕の精神で動いています。彼らに代わって私が言います。それがそんな方々に対する態度ですか?
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『医療は社会の敵』みたいなハッシュタグを攻撃側で使っている人、おでこにマジックでそのハッシュタグ書いておいていただけませんか?救急隊長として、そんな危険思想の持ち主をいつもお世話になっている病院に運び込むことはできません。
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マスクの着用を求めたところ『マスクをしなくてもいい病院に連れて行ってください』、ワクチン接種歴を尋ねたところ『新型コロナの検査をしない病院に連れて行ってください』と言ってきた激レアさんが1人ずついました。『そんな病院は、少なくとも救急病院にはたぶんありません』とお答えしました。
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マタ旅の途中で救急車を呼ぶ事態となったケースでは、私が関わってきた事案では一件の例外もなくドクターは半ギレで登場してきました。なかには開口一番『あなたバカじゃないの?』とはっきりと言われている妊婦さんもいました。私は、命を真剣に考えているが故の厳しい態度だと思っています。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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『救急車を呼んだ人のほうが救急隊員より元気そうだった』というような話。これは一昔前はブラックジョークでしたが、最近は結構現実になってきた感があります。
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基本的にどこの本部でも、119番通報が繋がってからの第一声は『火事ですか、救急ですか』です。現在、全国の消防本部で119番通報が繋がらない事態となっていますが、これは自分の家が火事になって燃えていても119番通報が繋がらないということです。間違いなく歴史的な異常事態だと思います。
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現在、発熱で救急車を呼んで運良く搬送先が見つかったとしても『検査の結果に関わらず必ず帰宅』『入院はできない』『独歩可能な人のみ可』『でも家族のお迎え必須』といった状況です。つまり発熱については、もはや救急車で病院に行く意味がありません。全国どこでも似たような状況だと思われます。
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【悲報】 わが隊、20時間以上病院に電話をかけ続けるも搬送先が決まらず、そのまま当番を終える。
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皆様の身近で朝から晩まで、というか朝から朝までずっと停まったまま動かない救急車がいたら、それは私の隊だったかもしれません。定期的にポンプ車が横付けしては物資を投下し、ゴミを回収して引き揚げていく…という材料がプラスされると、更に可能性は高まります。私は意外とあなたの身近に😇
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消防署には震災などで市民に配布するための非常食が備蓄されています。だいぶ味もマシになったとはいえ、当たり前ながらどれも添加物たっぷりです。さらに、そんな事態ではこっちも家庭を放り出して市民に対応することになります。そこで『添加物が…』などといわれたら、私は家に帰るかもしれません。
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魔のお盆が目前に迫っています。医療従事者も家に帰れば誰かの家族ですから、盆は盆。週末の医療機関は普段どおりの最低限の態勢になると思われます。逆に救急外来や発熱外来を増強する病院もあるとは思いますが、決してそれが当たり前だと思わないことです。そこにはお盆を返上した誰かがいるのです。
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私の本部では、ここ1ヶ月くらいは救急隊はほぼ一睡もできない状態が続いています。3日に1回、24時間不眠不休です。これではよほど気をつけて生活しないと、次の泊まりまでに疲れが抜けません。子育て中の隊員などはさぞかしキツいことでしょう。2交替制だったらと考えると、恐怖でしかありません。
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救急は昔から『カップラーメンは持ってくるな』と言われるような仕事です。お湯を入れて出来上がって食べ終わるまでの10分足らずの時間も署で座っていられないからです。いまは更に酷く、そもそも署に帰れません。理解もなにも、救急隊にメシを食うなというのでしょうか。 news.tv-asahi.co.jp/news_society/a…
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救急隊が自己判断で患者に自宅療養を続けろと指示することなどあり得ません。勝手な想像ですが、なんらかの経緯で不搬送が決まったときに『お大事にしてください』という意味で発言したのではないでしょうか。それをいいように切り取られてニュースにされた印象を受けます。 news.yahoo.co.jp/articles/50a78…
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わたし『コロナ陽性だけど脳卒中濃厚です。無理を承知で…』 Dr.『わかった卒中の部分は診るわ。けどベッドないから、入院先はそっちで探すんやで?たぶん朝まで帰れんぞ』 わたし『結構です』 Dr.『ええ覚悟やな、来なさい』 結果、脳卒中でしたが本当に朝まで帰れませんでした😇😇😇(←救急隊3名)
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ある明けの日の最後の事案。病院待機中に助手席で白い灰になって燃え尽きていると、窓を叩くのは見知らぬお爺さん。『こういうのでもいいかね?』と窓越しに渡してくれたのはカロリー●イトの段ボール。うちの救急車に常備され、携行食として日々順調に消費されています。ありがとうございます🙏
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リアルではしばらく会っていない友人と電話で話をしました。私が『コロナが落ち着いたら、まぁ今年こそ忘年会くらいはできるといいな』と言ったところ、『えっ、もう落ち着いてるでしょ??結構亡くなってる人はいるみたいだけど…』と言われました。ザ・世間と前線の認識のギャップです。
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特に増えてはいないと思います。こんなことは昔からザラにありました。ただ昔やっていたような、ちょっとここには書けないような現場対応ができない世の中であるため、救急隊としてもやむを得ず正攻法で対応するしかないから『目立ってきた』だけです。 news.yahoo.co.jp/articles/50a3a…
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第7波最盛期の先月、私は今度こそこの国の救急医療は終わりだと思いました。しかし、またしてもなんとか現場が綱渡りをして持ち堪えているうちに奇跡的に波が収まって『しまいました』。従って、第8波もこれまでと同じことの繰り返しになることはいまから確定しています。 news.yahoo.co.jp/articles/a4483…