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今日、道を歩いてたら40代くらいの女性に「すみません」と声をかけられた。彼女は謝りながら丁寧に「仕事がなくなり、お金が尽きて何も食べてない。必ず返すので、いくらか貸して欲しい」という事を言った。衝撃的だった。日本は何かが始まったのではないだろうか。
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彼女は区役所に行ったがお金がもらえるのはまだしばらくかかると。少し話をして、詐欺でもいいと思ってそばのコンビニで彼女が希望したパンと食パンを買って渡した。思えば住所など確認して、支援団体に連絡すればよかった。また会えるかもしれないから、支援団体の連絡先を調べておく。
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詐欺だとしても、そんな効率の悪そうなことするって、かなり追い詰められてるんじゃないだろうか。困窮女性を救う法案の施行はまだ先。「お店がなくなってしまって」という彼女、これだけ閉店してるんだから、女性だけでなく困っている人多いだろうな。悲しすぎる。できることをしようと思う。
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「効率が悪い」と書いたのは、そこが駅から少し離れた普通の道だったからだ。券売機の前ならわかるけど。あと半年くらい前に、地下鉄の出口正面に男性が正座していたのも見たんだった。座って物乞いをする人を、日本で初めて見た気がする。子供の頃の記憶が消えてるかもしれないけど。
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補足しておきます。彼女は自分の連絡先を全部伝えますと言ったので、どこに住んでるか聞いたら、ある町名と方角を指して、それは合っていた。近くだから一緒に行って確認できればスッキリしたんだけど、その時それはできなかったし、支援団体を検索もできなかったので、後悔しない方を選んだ。
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海外だと小中学生くらいの子が物乞いさせられていることがあり、その場合に飴だけでもあげれば付いてきてしまうこともあるし、組織的なことが多いので、大人に後をつけられて襲われることもあるので要注意といわれている。
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この一連のツイートを見て、支援団体に連絡するなど対処法を考えて、そういう人に会ったときに実行すれば、本当に困っているかどうかわかるのではないだろうか。少しでも役に立てればと思います。