ぼのぼの(@masato009)さんの人気ツイート(新しい順)

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『フルメタル・ジャケット』って、もう35年ほど前の映画で、公開時はさほど高く評価されなかったのだが、前半の罵倒しごきと微笑みデブが今でも1つのシンボルとして通用してしまうわけだから凄いな。
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本当なら残念だが、同時にあそこまで頂点を極めた演技をしたら、もうやり尽くした感があるのだろうと納得もできる。 ケイト・ブランシェットが引退の意思を告白。故郷のオーストラリアで、ガーデニングを楽しみたいとも語る spur.hpplus.jp/celebrity/cele…
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意外と知られていないようだが、今現在でも午前十時の映画祭は、一般料金で見た場合、TOHOシネマズが1500円、イオンシネマは1100円と、同じ「シネコン」とは思えぬほど大きな格差が存在しています。 twitter.com/hinatakajef/st…
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「芝居の平日夜回がどんどん無くなっている。そんなに客が入らないのか」問題は、各方面から意見が寄せられ、それがほとんど納得いくものであることが興味深い。つまり客が入らないことに納得いく理由がボロボロ出てくるほど、平日夜の公演は苦しいという現実。
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ところで誰もこの件に触れているのを目にしていないが、『シン・仮面ライダー』の中で一文字隼人が持ち出してくる、こんな感じのコンパクトカメラにはちょっと受けた。これぞまさしく昭和の異物。今どきこんなものどこでも生産していないし、フィルムも売ってないだろう。 #一文字隼人
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Q ロックは音楽のスタイルじゃない生き方だ。 A 自分のところでやれ。
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Q  ニューミュージックとロックを一緒にするな。 A まだ歌謡曲的な要素が強いためコアなファンには軟弱に聞こえるかもしれませんが、あれは草創期の日本のポピュラーなロックです。 youtube.com/watch?v=V_46t9…
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Q サザンオールスターズや山下達郎はロックじゃない。 A 後の方で書いているように、山下達郎や大滝詠一はロックというジャンルの中ではかなり周辺にいる人たちで、「ポップス」といった方が適切でしょうが、広義のロックには含まれます。
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Q  1970年代が全盛なら十分古いでしょ。 A それは演歌が盛んだった時代を知らない人の発言です。あの頃は演歌に対し「これぞ日本の伝統!日本人の心の故郷!」というような表現が盛んに使われていました。
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だから子どもの頃は、演歌というのは少なくとも江戸時代から綿々と続く古い歌だと思っていました。それが実は昭和の後期に演歌としての形をなしたもので、英米のロックとさほど変わらない歴史だったと知って大いにずっこけました。
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したがって「明治の演説歌は昭和の演歌のルーツでこそあれ、同じジャンルの音楽ではない」という認識です。異論はありましょうが、それは自分のところでやってください。きちんと書いてくだされば、読みに行きます。また1万歩譲って同じジャンルだとしても、スレッドの本旨には影響ありません。
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ゴスペルからキリスト教の要素を取ったら、音楽的に「ゴスペル風」であったとしても「ゴスペル」とは言えないように、政治風刺やアジテーションの機能が失われたら、もはや「演(説)歌」とは言えません。
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Q  演歌は明治時代からあるものだ。 A  明治の演(説)歌は政治的なメッセージを打ちだすものでした。1960年代以降のいわゆる「演歌」は世話物的な題材がほとんどで、政治的な歌とは言えません。 youtube.com/watch?v=PzY_vM…
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ただ「テレビには絶対出ないし、配信も死ぬまでやらない」という頑固さ(偏屈さ)は、その屈折した心情から生まれたものだとは思う。
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まあそもそも大滝詠一や山下達郎は「ロック」ということで言えば辺境に位置する人たちだから話がややこしい。山下達郎が「シュガーベイブでフェスに出たとき、軟弱な音楽をやるなと石を投げられた」ことを根源的なトラウマとして語っていたくらいで…
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山下達郎というのも本当にルサンチマンにまみれた人なのだが、彼の場合それがおかしな方向にねじれることなく、「音楽の力だけで有無を言わせないようにする」という方向に向かったことで、あれだけ磨き上げられた音楽を作り上げたのだから立派なものだが。
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そう言えば、大滝詠一が代表的演歌歌手の1人である森進一に「冬のリヴィエラ」を書き下ろしたのも、ロックと演歌の和解として1つの歴史的事件だったな。今聞くと、メロディとアレンジは隅から隅まで大滝詠一そのもの…   youtube.com/watch?v=zuwcEs…
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↑ あえて(音楽的に)と書いたのは、言うまでもなく、フィル・スペクターが殺人を犯し、獄中で晩年を過ごしたまま一昨年亡くなったからです…
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自身はテレビに絶対出ない山下達郎が、ジャニーズのアイドルにバンバン曲を提供するのは、彼が(音楽的に)敬愛するフィル・スペクターのやり方を知っていれば特に不思議はない。
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これはモータウンのように作者と歌手の分業体制から名曲が生まれることを知っていたアーティストが多かったからではないか?と思うのだが、どうなのだろう。いや、単純に「金になるから」と言えばそれまでだが。
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なお、ロックのリスナーは「歌謡曲」「アイドルポップ」のようなものも頭から馬鹿にしていたが、アーティストの方は意外とそうでもなく、80年代の初めから、ニューミュージックのアーティストがアイドル歌手に曲を提供することは珍しくなかった。
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ただこれは「レコード」という記録媒体が発明された時点で、すでに起きたこと。我々の大半は、当時の歴史的文脈など知らないままクラシックに耳を傾けるし、その地の文化など知らぬままワールドミュージックを聞くこともある。それに比べれば、まだマシな方か…
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だが、そのような聞き方をすることで、音楽の歴史的な文脈に無頓着になるという弊害はありそうだ。それによって取りこぼされる貴重な情報も少なくないと思う。
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前に述べたように、反骨精神のようなものは、別にロックの専売特許ではなく、さまざまな大衆音楽にあるものなので、「ロックとは音楽ではなく生き方のこと」といった精神論は、私にはどうでもいい(それ、無理にロックと呼ばんでもいいだろう…)。ロックとはあくまでも音楽のスタイルだ。
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なお歴史的なことは、ステレオタイプにおそろしく単純化してある。実際はもっと複雑な要素がからみ合っているわけだが、それは分厚い本でも書かないと説明しきれないものなので、大目に見て欲しい。ただ、今の二十代とかは、この程度のことも知らない可能性があると思って書いてみた。