ヴィクトリア時代の「壁ドン」。この時代、扇の持ち方に意味があったらしく、どうも「閉じた扇を左手で軽く持つ」=「私、婚約してるの」て意味らしいんだけど、それが本当ならこの図はMajiでFuraれる5秒前、ということになりますね。 #壁ドン #ヴィクトリア時代
アニメ6話でソーサーから茶を飲むマシュウ。18世紀のティーカップは深い受け皿で茶を冷まして飲むのが一般的だったそうだけど(右)19世紀に入るとあまり品のよくない飲み方とされたそう。マシュウは1810年代生まれだから、その古風な飲み方は両親から受け継いだものなのかな。→続く
「風柳荘のアン」で室内着として「キモノ」を着る描写があるけれど、19世紀後半のジャポニズム流行にのって、日本からも欧米市場向けに作られたKimonoが輸出されたそう。パッと見は着物だけど、よく見ると仕立て方がドレスっぽいかも。左右上段は高島屋の前身「飯田高島屋」の1900年頃の輸出品だそう。
私、コンピューターゲーム全然知らないんですが、MUGENという格闘ゲームエンジンで作られた赤毛のアンが面白すぎ。「にんじん」と呼ぶと怒りでパワーアップ、必殺技が「石板叩き」「ダイアナとの腹心の友の誓い」「雪の女王様」で、KO後はマシュウが「そうさのう」。こんなところにもアンのファンが!
アンが愛したパフスリーブ。1890年から1900年までのFashion platesを元に「パフスリーブ年表」作ったんですが、約10年間のパフスリーブの栄枯盛衰を見ていると、結構いきなりぶわーっと膨らんでいきなり萎んでる感じが。袖バブル最盛期は1893~1896年頃? #パフスリーブ選手権
アンが文学や詩を引用したりするの、学校の国語読本に載ってたからなんだ!これ現代の日本人が「ゴン、おまえだったのか」とか「メロスは激怒した」の引用で遊ぶ感覚とちょっと似てるかも。こう思うと改めて、教育とくに読書がコミュニケーションや文化に与える影響って大きいと思う。 twitter.com/officeyuko/sta…
20世紀初頭の、蕪のジャック・オー・ランタンが迫力ありすぎる。ハロウィーンでおなじみjack-o'-lanternはアイルランド発祥という説があり、アイルランドやスコットランドの一部ではもともと蕪や芋で作られていたそう(地域によっては現在も)で、彼らが米国に移民して北米ではかぼちゃで →続
ヴィクトリア時代、藤の棺桶は遺体の保管や輸送に使われていたそうで、虫や動物除けの他、万が一故人が息を吹き返した時の空気確保の役目もあったそう。近年このWicker casketが「環境にやさしい棺」としてカムバックしてるそう(画像)。ウィッカーの棺とお花ってとても優しくて自然な雰囲気。
時代もののドラマ見てると、冬場に毛皮のマフを着けてる場面見かけますよね。あれ、猫ちゃんがいるお家は絶対猫ちゃんマフに入るよねと思ってたら、マフねこの19世紀の絵画や陶器の小物入れを見つけたので、当時の人々もやっぱり「いやーん、マフねこ可愛い😍」て思ってたんですね。 #猫 #ネコ
ミニサイズのジンジャーブレッドハウスが可愛い、可愛すぎる。ミニチュア好きの私にはたまらないサイズ感・・・これだといろんな小さなお家作れるし、食べる時も一軒丸ごと一気にぱくっと食べられていいですよね。カップにひっかけてお客さんに出すのも素敵!
1930年代まで女性の登山時のズボン着用は社会的にタブーとされていたため、女性達の多くは重く不便なドレス姿で登山をしたそう。大学教授で登山家のアニー・スミス・ペック(右下)が1895年に45歳でマッターホルンを達成した時、世論はその快挙より彼女がズボンを履いて登山したことに注目したそうで。
女性がズボンを履くという事は地域によっては(例:米サンフランシスコ)違法でもあったそうです。女性の服装の自由と権利やジェンダー表現(男女問わず)への社会・法的制限および構造的差別や抑圧の歴史を知ることは大切だと思うので、自分でも勉強しながらツイートしていきたいなと思います。
ちなみに女性の服装に大きな社会・(地域によっては)法的制限があった時代背景を考えると、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の19世紀後半の時代(推定)で、おんじのズボン履いて山上ってクララを捜しに行ったロッテンマイヤーさんは色んな意味で大きな覚悟だったんだなと思いました。
バレンタインカードを親しい人や意中の人に贈る歴史は古いけれど、19世紀後半の郵便の発達で急成長したそう。男女とも色んな材料や技法を使ったカードを手作りしたり購入したとか。給料1か月分をバレンタインカードに費やす男性もいたというハンパない本気度だけあって、芸術品のような美しさ。
19世紀半ば頃まで読書は家庭や公共の場での音読が主流だったけど、書籍の低廉・多様化や識字率向上で独り黙読に変化していったそう。人が選んだ本を受動的に聴くのではなく「読みたい本を自分で選び、自分のペースで読み解釈する」という主体的読書への変化は知識の大革命だったのかも。特に女性には。
アンの生きた時代のアイテムを組み合わせて作る妄想コーデ第10回。春のお茶会に着てみたいピンクのお花のドレスとパラソル。外に出て春の優しいお日様の下で綺麗なお花を眺めながら美味しいお茶を楽しみたいですね。 #赤毛のアン #妄想コーデ
19世紀後半~20世紀初頭のネコちゃんバッグが凝ってて可愛いすぎる。左上はビーズの手提げ。右上は皮バッグでじゃれる2匹のネコチャンの留め金がおしゃれ。左下のペンダントはコイン入れにもなるそう。右下のコイン入れは猫耳の留め金🥰 どれかひとつあげるって言われたら永遠に迷うかも。
米国の郵政局、1913年に4ポンド以上(約2kg)の郵便物受け入れを開始したら、赤ちゃんを郵便物として祖母の元に送った夫婦がいたとか。1914年には6歳の女の子が外套着に切手を貼り親戚の元に自らを郵送したそうで(絵本化されてる)その後郵政局は郵便物取扱規則にNo Humansという一文を足したそう。
5月突入ですね。こちらはメイ・フェスティバルを楽しむ20世紀初頭の女学生達。アンもレドモンド大学でこんな行事に参加したのかしら?「風柳荘のアン」ではヘイゼルが「緑のドレスにサッシュ、頭には薔薇、薔薇とリボンのメイポールを持って、仮装パーティで五月の女王になりたい」と言ってましたね
19世紀後半~20世紀初頭のLily of the Valley(鈴蘭)をモチーフにしたジュエリーが可憐で美しい。「アンの愛情」の大学の卒業式でギルがアンに鈴蘭を贈り、アンはそれを身に着けて式に出るのですが、松本侑子先生の訳注によると鈴蘭の花言葉は「幸福の再来」でギルの願いが込められているのだとか。
19世紀末~20世紀初頭のパラソルの取っ手が凝っていて素敵。右上の紫の傘はドラゴンの絵柄がキッチュ。左下のパグはアメジストでレザーカバー付きの豪華さ(持ち主はパグ好きなのでしょうね)。ナイロン傘が普及する前なので素材はシルクなのですが、現代でも十分使えそうな可愛いデザインですよね。
「炉辺荘のアン」で、子ども達が世話するクックロビンの雛が可愛いすぎてメロメロになってる事をレベッカ・デューへの手紙に書くスーザン可愛いすぎる。確かにクックロビンの愛らしさと卵の色の美しいこと!そしてレベッカ・デューは絶対スーザンへの手紙に猫のダスティ・ミラーのこと書いてると思う。
アンの婚約指輪はダイヤではなく真珠をぐるっとちりばめたものだったそう。「アンの夢の家」でも登場したイートン百貨店の19世紀末のカタログでは真珠5粒の指輪が10ドル(現在の日本円だと三万五千円程?)で、医学科で学ぶ苦学生のギルも大きく無理せず手が届く値段の模様。おばさん安心したわ。
100年前の美しい母子。写真の女性レスリーは22歳で運命の女性ルシアと出会い、友人男性の協力で息子ロバートを授かり、その後新たなパートナーも加わり女性3人で子育てしたそう。ロバートはスタンフォード大学で学び雑誌漫画家になり、歌とピアノを愛する楽しい人だったとか。様々な愛と家族の形。 twitter.com/4T9NER/status/…
子どもは空想することによって色んなことを学ぶんですよね。言語力、共感性、創造性、記憶力、好奇心、柔軟性、問題解決やストレス処理、物事を別の視点から考えて分析する力・・・これは大人にも同じような効果があるそうですよ。でも空想の一番の長所は、それがとても楽しいものだということ☺️