事故発生から裁判まで1年半も考える時間がある中、証拠もすべて見たであろう上で、「車の不具合である」と加害者は無罪を主張しました。 今まで出てきた加害者側の反論も、より私たち遺族にとって虚しさが増す内容でした。
法律上、無罪を主張する権利は尊重していますが、もはや倫理の問題だと私は思います。 何度も何度も記者会見で言っていますが、加害者の心は加害者が決めることです。もはや期待していません。 期待をすれば、私自分が苦しむことになると学びました。とはいえ、無罪を主張した以上は、
私達の質問全てに真摯に答え、全ての想いを必ず聞き逃さず聞いてもらいたいと思っています。 ■真菜と莉子へ 二人が居なくなってから2年が経ちました。 色々葛藤し、迷いながらも、命尽きた時、二人に胸を張って再開できるようにと、沢山の人に支えられながら生きてきました。
たくさんの愛をくれてありがとう。たくさんの学びをくれてありがとう。悲しくてどうにもならなくなってしまう時もあるけれど、命が続く限りは、今出来ることをやっていきたいと思っています。これからも見守っていてください。愛しています。
夜ベットに入った時、あの日々とのコントラストが激しすぎて、「あの愛と幸せに溢れた日々は夢だったんじゃないか」と思ってしまう時があります。でも、そんなことは絶対になくて、確かに一緒に生きていました。 かけがえのない時間。かけがえのない思い出をくれました。
7回目の裁判へ向かいます。 今回は検察の被告人質問です。 加害者が何を語るのか。しっかり聞きたいと思います。 夜に改めてご報告します。
第7回目の裁判を終えました。 以下ブログに詳細を綴りました。 ameblo.jp/ma-nariko/entr… Twitterにも同文を以下に記載します。 今回は、「検察官からの被告人質問」と「弁護側の反対尋問」が行われました。   加害者はドラレコという絶対的な事実、その他物的証拠よりも、
辛く苦しい裁判でした。 全て記載はできませんが、検察官の質問に対し、加害者は主に以下のことを述べました。 ■2019年4月時点では、杖を使えば歩けた。立ち上がった時と歩く時にふらつくことがあった。運転は正常に出来た。電車やバスを使うのは、乗り換えに時間がかかる。
タクシーは使い勝手が悪い。だから使わなかった。過去車の修理を5回しているのは、出かける機会が増えたから。 ■いつも出かける前に、ブレーキペダルが正常に効くかのチェックをしてから出かけていた。 ■事故時、縁石にぶつかった後パニックになった。
「自身が正しい」ということを曲げない人だということが分かりました。「今までの運転経験則があるから、私は間違えていないんだ。」という、何の根拠もないことを述べているようにしか私には感じられませんでした。 加害者の良心に、少しでも期待していた私が愚かだったのかもしれません。
■視線を足元に移し、アクセルペダルが床に張り付いているのを目視した。約20メートルの距離を、仮に80キロだと仮定すると、1秒も時間がないが見ることは可能だ。 ■自身の記憶とドラレコの映像には、4箇所の食い違いがある。 ■これだけ物証が出た中で、踏み間違いをしていないと
今でも思うか。→思う。 ■警察の取り調べで「踏み間違えをしなかったとは言えない」と述べている。もう一度聞く。踏み間違えではないのか。→警察では何度もそう聞かれたからそう表現した。 ■身体の記憶より、目で見た記憶のほうが正確だ。 他にも沢山ありますが、裁判中の加害者の細かな発言は、
東京新聞のこちらの記事に細かく書いてありますのでご覧ください。tokyo-np.co.jp/article/100570 記者会見も貼ります。 youtu.be/D_w1hmrjzI8 本日はどうしても感情的になってしまいました。ただ、もう抑えられませんでした。
毎回ブレーキチェックなんてする人がいるのでしょうか。 「記憶と物的事実の食い違いが何個もある」と本人が認めているのに、なぜアクセルとブレーキだけは絶対に間違えていないと言い切れるのでしょうか。 本人が「パニックになった」と言っているのに、自身の有利と思われる部分に関しては、
なぜそこまでの絶対的自信を持てるのでしょうか。 身体の記憶より目で見た記憶のほうが正確なら、これまでの経験則なんて当てにならないと言っているに等しいです。 私には加害者の言っていることに理解できないことが多すぎます。   6月23日の裁判では、私が加害者に直接質問する機会が
与えられます。   裁判であろうが記者会見であろうが、交通事故撲滅の活動であろうが、「2人の命を無駄にしない。やれることは全てやる」という覚悟を持ってやってきました。次回もその思いで準備をしていきたいと思います。 どうかお見守りいただければ幸いです。
今仏壇に手を合わせ、少し冷静さを取り戻しました。 怒った顔を見せたことなんてなかったので、莉子は怖がるかな。真菜は悲しい顔していたら、悲しむかな。 切なくなりました。こんな顔、私自身したくないです。 今日は休みます。皆様、明日からもどうぞご安全に。
高橋ユキさんの取材を受けました。 news.yahoo.co.jp/articles/61ea3… 裁判に対しての心情や、高齢ドライバー事故や被害者支援の行政側の課題などをお話しました。 ぜひご覧いただければ幸いです。 ご丁寧な取材、誠にありがとうございました。 twitter.com/tk84yuki/statu…
今日で2人が亡くなって2年と1ヶ月。 2人が天国で安らかでありますように。 そして、誰もこんな体験をしないで済む社会になりますように。自分が悲しむ度にその想いは強まります。 交通事故が無くなる未来まで、今出来る活動を続けます。いつか胸を張って「やれることは全てやった」と言えるように
毎日新聞とCHANTO WEBの取材を受けました。 6月21日の裁判について。 そして、このような事故を防ぐにはどうすればいいのか。被害者支援についてなど、私なりの考えをお話ししました。 【CHANTO WEB】 chanto.jp.net/work/social_pr… 【毎日新聞】 mainichi.jp/articles/20210…
毎日新聞にて、8日朝刊の紙面に載りましたのでお知らせいたします。 21日の被告人質問についての想いを率直にお答えしました。
毎日新聞 6月8日朝刊「総合・社会」面より引用いたします。 本当はこんな心情になんてなりたく無いです。しかし、ならざるを得ません。 最終的には虚しさしか無いでしょうが、出来ることはやり尽くしたいと思います。
あいの会より「天羽プロジェクト」の告知です。 6月12日(土)に学生対談イベントを行います。 【日時】 6月12日(土)14:00〜16:00 【場所】 Zoom開催 【対象】 学生または18歳〜25歳の方 【申込フォーム】 qr.paps.jp/v0lDe 【人数】 先着50名 【参加費】 無料 お気軽にご参加ください
再告知させていただきます。 6月12日、あいの会主催の学生向けイベント実施します。 私を含めた交通事故遺族2名、弁護士1名が講演し、学生とディスカッションするイベントです。 詳細は元ツイートご覧ください。 #拡散希望 お願いいたします。 twitter.com/ma_nariko/stat…
関東交通犯罪遺族の会よりボランティア募集です。 全年齢対象の講演、対談活動をzoomで行う活動をする予定です。 「命の里プロジェクト」というプロジェクト名です。 ボランティア募集しております。 以下フォームからご応募いただけます。よろしくお願いいたします forms.gle/Px4UrDDCB3zV9n… twitter.com/juriozawa/stat…