長谷川幸洋(@hasegawa24)さんの人気ツイート(古い順)

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というわけで番組があるのはもう公になってしまったので、ご関心の向きは見てください。9月10日夜9時、テレビ朝日「TVタックル」です。MCの阿川佐和子さんが「コメンテーター」に代わり、素晴らしい熱弁を奮って「池ノブ」を追及したところが見所です。阿川さん、すごかった。
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ここにある「政策の手順」問題。官僚は一番、触れられたくない話。なぜなら、それこそが官僚主導のキモだから。→ 東京新聞:週のはじめに考える 「エネルギー選択」の虚構:社説・コラム(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/column…
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たいていの論者は官僚がつくった土俵の上で、それがいいとか悪いとか議論してる。大新聞の社説が典型。土俵を根本からぶち壊すようなことはしない。でも、それじゃ根本的な批判にならない。問題を一番の基本から考え直す作業が必要。
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ちょっとカンが鋭い人は「どうも政府の議論はおかしい」とか、すぐ気づく。それを整理して活字にするのは、ジャーナリストの大事な仕事。逆によく勉強してるつもりでも、実は官僚の議論を勉強してるだけで、なにもオリジナルに考えてなかったり。そういう人に限って「自分は政策通」なんて思ってる。
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さっきの東京新聞社説。「あたりまえのことが書いてあるだけで、どってことない」ってだれかのコメントをいただきました。まったく、その通り。当たり前のことを他のどの新聞も言わないのが、この国の新聞のダメなところ。それくらい、官僚の作った土俵が根を張ってる。
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政府はいまごろになって「原発ゼロにした場合の課題」なる資料を出してきた。→(npu.go.jp/policy/policy0… の中の一部)。電力が余った事実が明らかになって、ゼロシナリオに向き合わざるをえなくなったからだ。間違った前提の議論では辻褄が合わないから、さてどうするかという話。
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ところが資料をみると、「原発ゼロでまず向き合わねばならない課題」として、需給逼迫(まだ言ってる)だの電力料金上昇だの、追加的国民負担だのと言ってる。原発推進の経産省の話は、もうだれも信用していないというのが、本当の出発点。脱原発側の人に言わせれば、別の課題と選択肢があるだろうな。
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経産省を含めて原発推進派が資料を作れば、数字はいくらでも操作できる。そういうのは「もう信用されてない」とわかってるはずなのに、まだ宣伝せざるを得ないところが苦しいところ。官僚も「どう信用を回復するか」くらい、考えればいいのに。まったく反省してない。
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原発ゼロで「まず向き合わねばならない課題」は原発の安全チェック体制をしっかり作ることです。それ抜きにして、2030年の原発依存度もなにもない。それが作れないなら、自動的に即ゼロになる。動かす前提がないんだから。
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原発止めたら3兆円の追加負担とか、マスコミもいつまで大本営発表、追いかけてるのか。そんな話を吹聴するのは、御用評論家の池ノブくらいにまかせときゃいい。だいたい、この手の政府のマクロ推計なんて、まるで当たった試しがないんだから。
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これはいい仕事!→ 東京新聞:「ウラン節約」ウソだった 再処理「原発維持のため」:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation…
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自分が仕事をしている新聞をいうのもなんだけど、このごろ東京新聞はどんどん良くなっていると思う。今朝の一面トップ(tokyo-np.co.jp/article/nation…)とか、記事がキレてる。書いてる記者が吹っ切れてる。
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役人ペーパーの典型。野田政権の終わりが近いので、やりたい放題になってる。→ 大本営発表に依存する大新聞が報じない野田内閣「原発ゼロとする場合の課題」ペーパーの噴飯内容を分析する bit.ly/OYLgty
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原発ゼロになると自分の会社がつぶれるから「大変憂慮」しているのに「電気料金が上がるとか立地地域の信頼を失う」とか言っている。脅迫と論点すり替えばかり。正直に理由を語れ!→ 時事ドットコム:原発ゼロ「大変憂慮」=民主提言で-八木電事連会長 jiji.com/jc/zc?k=201209…
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野田政権も同じ。「電力が足りないから原発を動かす」話が夏の実績でデタラメとばれてしまった。それであわてて「技術と人材を失う」とか「電気料金が上がる」とか別の言い訳を言い出した。違うだろう。本当は「電力会社がつぶれると困る」からだ。野田政権は国民と電力会社のどっちに顔を向けてるのか
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電力が足りてるなら、危険で核のゴミ処理の見通しも立たない原発を動かす理由はない。あとは経営危機に陥る電力会社の処理と廃炉・賠償・除染が真の政策課題だ。そこに正面から目を向けないでどうする。電力会社の存続は前提ではない。国民全体の利益が先だ。電力会社と結託するだけの政府はいらない。
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電力料金はいまでも十分に高い。総括原価方式をどうするのか。そこに手をつけないで「原発止めたら電力料金が上がる」なんて話をしても、政府も電力会社も現状の既得権益を守りたいだけだ、と国民はとっくに気づいている。「もう、ばれてる」ってことすら気づかないほど鈍感なのか。
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「いまの体制を壊すと供給が不安定になる」という議論は、すなわち「体制を壊したくない」というのと同じ。フクシマの経験から何も学んでいない。
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電力が足りていて安全確保体制もできていないのに、なぜ原発を動かす?電力料金が心配?それなら、まず総括原価方式を見直せ。電力会社がつぶれるのが心配?それなら、そう正直に言え。説明があって初めて、ではどうする、という話になる。話を技術だの人材だのにすり替えるな。
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原子力規制委員会を原子力ムラまかせにしておいて、将来の原発依存度がどうたらこうたら、なんて話は初めからない。
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結局、中長期のエネルギーの話は目の前の原子力規制委員会の人事に戻ってくる。ここが信用おけないなら、即時原発ゼロの選択肢以外にない。デタラメな人たちにまかせて、再稼働させるわけにはいかない。これ以上、わかりやすい話はない。
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政府の議論のでたらめさもさることながら、毎週金曜の抗議行動が大きい。あれで「とても選挙にならない」と政権がおののいた。議員バッジつけてる人・99%の最優先課題はなにか。それは再選されることです。「選挙に響く」こと以上に怖い話はない。これホント。
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官僚ももっと真面目に考えてるのでは、って思う人も多いでしょう。そんなことないんですよ~。真面目に考えようとする若い人も多いけど、上がダメだから。これもホント。
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せめて学者は真面目に考えるのではって思う人も多いでしょう。これも、そんなことないんですよ~。ほとんどの学者は風見鶏だから。結局、真面目に考えてるのは、あなたとか、普通の人です。これもホント。
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官僚は課長補佐になるあたりから「おい、お前、先輩の天下り先に給料分、予算つけとけ」ってやられる。抵抗したりすれば、一発でアウト。独法の補助金なんて、だいたい給料に化けてる。