たまちゃん @銀行(@tamachanbank)さんの人気ツイート(新しい順)

「な?同期とあまり仲良くなるなと言っただろう。転職されたら悲しいし、自分より先に出世されると腹が立つんだぞ。」
むかしむかし、ある銀行支店に課長と支店長代理がいました。毎日、課長は支店長にしばかれて、支店長代理は課長にしばかれていました。なぜなら、その支店では新規先の開拓が全く出来ていないからです。 #陰湿金融文学
むかしむかし、ある信用金庫に新人職員が配属されました。 1年間窓口で預金・為替業務を担当した後に、2年目で営業担当になりました。就職説明会や新人研修では丁寧なOJT(On the Job Training)で徐々にお客さまの顔と仕事を覚えればいいと説明を受けていましたが、実際には引継ぎと #陰湿金融文学
まるちゃん、急に皆が優しくなったのは、アナタに期待するのをやめたからだよ。
むかしむかしコロナ禍前のおはなしです。それは、役員を招いたクリスマスパーティのことでした。いつもはしかめっつらの役員もその日はご機嫌です。それもそのはず、クリスマスパーティとは名ばかり、本部部署による役員の接待パーティだからです。 #陰湿金融文学
To:五反田支店/全員 From:佐藤貴之 Time:2022年12月14日 17:09 subject:退職の挨拶 お疲れ様です。法人営業課の佐藤です。 夕方のお忙しい中、申し訳ありません。一身上の都合により退職することになり、有給休暇取得の関係で本日が最終出社となりました。 #陰湿金融文学
え!?会社のクリスマスパーティって、若手が催し物考えて、業務時間中に会議室で余興のダンスの練習をして、ビンゴの景品と飲食代を(多少傾斜はあるにしろ)割り勘で負担して、当日は上席や役員への挨拶周りで料理に全然手をつけられないで、翌日催しと傾斜のダメ出しされるのが普通じゃないんですか twitter.com/tabbata/status…
拝啓 タワマンを購入する前の私へ 30歳のとき、損保総合職の同い年の彼女と結婚し、どこに住もうか考えている頃だと思います。これから綴る私のストーリーは決して不幸なものではありませんでしたが、タワマンを買わないアナザーストーリーを思い浮かべて、今、筆を執っています。 #タワマン文学大賞
#陰湿金融文学 拝啓 内定〜入行直後の何もわかってない頭でっかちの甘ちゃん(私)へ これから綴ることはあまりにも恥ずかしくて目を背けたくなるでしょう。願わくば君に届き、この悲(喜)劇が回避できんことを。届かないとしても、同じ目に合う方が一人でも減ることを祈って、筆を執っています。
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誰も何の効果も実感していませんが、何せハーバード大学が提唱しているのです。きっと何かいいことがあるに違いありません。 今日も新卒採用に向けた会社説明会で男性行員も羨むキラキラキャリアの女性管理職(独身)が、女性活躍を謳っています。 おしまい🌸 #陰湿金融文学
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もう少しで、目標の女性管理職3割が達成されようとしています。経営陣も人事部も鼻高々です。でも、一体、何が変わったのでしょうか。男性行員は疲弊して離職者が増えています。女性行員にも不満が溜まってますし、適応障害での休職者も底溜まっています。ただ実力に疑問符のある管理職が増えました。
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ばいけないのでしょう。また、なぜ復帰した後に、男性と同じように管理職を目指すキャリアプランしかないのかも不思議です。ライフワークバランスを考慮して、昇進を目指さず、今できることを続けたいのに、貪欲に上を目指す働き方しか、この組織では許されないのです。また、逆にバリバリ働きたい女性
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にとっては、そうでない女性が目障りで仕方ありません。実際問題として、女性行員を退職に追い込むのは大抵が女性管理職でした。
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そして、実力の伴わない管理職が増えていきました。 男性行員には不満が溜まります。彼女達が何ら間違ったことをしていないことはわかります。懸命に働こうとする人がいることも知っています。何一つ彼女達のせいでないことも理解しています。しかし、現実問題として、休む人がいればその分の業務を
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活用すれば、その分出世が遅れて、二度とその遅れは取り戻せないからです。 実は女性行員にも不満が溜まっています。休むと代わりの人員がいないので、申し訳ない気持ちで(少なくとも申し訳ないフリをして)産休・育休しなければいけません。なぜ、祝福されるはずの出産・育児でこんな想いをしなけれ
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誰かが負担する必要がありますし 、それはいつも男性なのです。そして、業務負担が増しても、お賃金は増えないのです。制度としては、男性にも育休制度はあります。が、活用実績があるのは人事部や企画部などのキラキラ本部だけ。支店で働く脳筋ソルジャーは活用できないのです。
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は割り振られないため、支店はてんてこ舞いです。結果として、残った男性行員の業務量が増えますが、どうしようもありません。こんなことは想定していなかったし、想定していたとしても補充人員を常に確保しておけるだけの余裕は銀行にもありません。 苦肉の策として、支店長達は結婚や出産の予定を
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聞くようになりました。 純粋に支店運営に必要だから確認しているのですが、一部からセクハラとの声があがり、結婚・出産予定を聞くことは禁止されました。そうなると必然的に、特に重要な業務は男性行員に振り分けざるを得ず、女性はふわふわした業務しかしないまま年次を重ねることになりました。
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慌ただしい支店での業務や教育指導、荒っぽいお客さまの対応で、1〜2割が適応障害で休職してしまうのです。適応障害を免れた女性行員も、数年後に次々と産休・育休に突入します。出産はおめでたいことですし、制度利用は当然のことです。しかし、休職しても制度利用で休暇を取っても、支店に新たな人員
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もちろん配属にも気を遣います。 女性は不人気な地方には回せませんし、東京や大阪でも出身大学や実家との距離を考慮して配属します。しかし、ここで問題が発生します。銀行に採用されるような女性の多くは、殆どが恵まれた家庭・恵まれた環境で何一つ否定されることなく育ってきたお姫さまですから、
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当たり前のことも彼女達のプレゼンにかかれば好事例です。経営陣はご満悦です。 しかし、女性活躍推進はここからが本番です。産休・育休制度は上場企業のなかでもトップクラスに充実させました。女性管理職のキラキラトークと働きやすさアピールとで、女性の採用を増やします。
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3割になったらどうなるのか銀行の経営陣は誰一人理解していませんが、何せハーバード大学が提唱しているのですから、きっといいことがあるに違いありません。とりあえず、3割を目指すのです。 とは言っても、これまでの銀行は男性社会。総合職の男女比は9:1です。でも3割を目指さなければいけません。
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まずは管理職候補の名簿作りです。経営陣は考えます。管理職としてバリバリ働いてもらう必要があるから、既婚者は除こう。そうして独身女性の中から管理職候補を選出しました。選ばれたのはとても負けず嫌いで男勝りな方ばかり。中にはヒステリック気味な方もいますが、何しろ母集団が少ないので贅沢は
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言えません。彼女達には辞められては困るし、泊を付ける必要があります。ですから、キャリアに傷が付かないキラキラ本部と優秀な部下を当てがいます。そうして、順調に彼女達はキャリアを積み上げ、管理職になりました。彼女達には特筆すべき特徴がありました。皆、プレゼンが上手いのです。
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むかしむかし、ある銀行がありました。そこでは、働き方改革の一つとして、女性活躍推進が掲げられました。国ごとの産業構造の違いなどを考慮しているのかもわかりませんが、ハーバード大学が提唱し、日本政府が推進する「女性管理職3割」を銀行でも目指すことになりました。 #陰湿金融文学