26
→それなりに信用されてるはずの媒体が「江戸時代には
疫病が流行るとアマビエを貼って祈る習慣があった」と言い切るのみならず、あまつさえ、それを前提にした論述や創作がホイホイ出てくるとなると。ねえ。
29
あと「私の書いてるのは純然たるエンタメなので社会に影響を与えない」的なエクスキューズ見ましたが、作品のジャンルが何であれ、何を是として何を非とするかに作者の倫理観はもろに出るし、むしろ社会派なものよりストレートな娯楽作の方が考えさせられることが多かったりしますよね、とも思います
31
>ゴジラとコングがにらみ合う場面は、自宅の庭に入り込んできたアライグマと猫が互いを威嚇するさまがヒントになっているのだという。
カワイイだ
jiji.com/jc/article?k=2…
32
「可哀想だけど怪獣は退治するしかない」という現状に対し、「でも他の道を模索することはやめないでいたい」という落としどころを持ってきた今日のウルトラマンデッカーはとても誠実だと思うし、そこで「とりあえず坊さんを呼んで供養しよう」を選んだ初代マンは凄かったな……などと考えていました
33
「あやかし」は本来は海の怪異だから妖怪全般の意味で使うのはいかがなものか問題、私も以前は引っかかってたんですが、1920年代にはもう野村胡堂や吉川英治が「あやかし≒妖怪全般」として使ってたと知ってからは、まあいいんじゃない?派に転向しました
34
「妖怪ってそういう風にできるものだよ、実に興味深いじゃないかねハハハ」みたいなリアクションをいただいたこともありますが、過去や異世界の話なら私も楽しみますけど、今の現実の話なわけで。最初に覚えた違和感や、身構える態度は忘れたくないなあと。
35
ブーム以降の新聞記事の中でアマビエと一緒に使われた単語の推計を取ったことがあるんですが(仕事をしろ!)最初期の20年3月頃は「予言」「疫病退散」が拮抗してるんです。最初は「予言をする妖怪です」という形でも紹介されてたわけです。でも5月になると「疫病退散」が爆発的に増え、後は以下略
36
あのタイミングで流行った理由については色々な考察がありますが、横田詩織先生の「マスク付けろと言われても売ってないし、三密避けろと言われても出勤せざるをえない若年層のジレンマが、RTするだけでいいビエの拡散と結びついたのでは」という説は説得力があると思います。
37
散歩しながらイノシシを闇討ちした男が警官に取り押さえられて亡くなったのかと思いました。分かりやすくするなら「散歩中の男性を襲ったイノシシ、警官らに取り押さえられ死亡」でしょうか
38
うちのフォロワーさんで妖怪好きな方は騙されたと思って読んでほしい記事。僕は騙されたと思いました
>ASKAが「最近買ってよかったもの」 diskgarage.com/digaonline/ple…
40
昨夜のバイオレンス熊昔話ツイートが延びてるので補足しますと、出典は「マキノのむかしばなし」(マキノ町教育委員会編集・発行、S55)の「熊にやられた与助じいさん(在原)」です。
41
熊がいきなり暴力的になるタイプの話、いくつか読んだことあるんですよね。そういう話のパターンがあるのか、あるいは熊が本当にそういう行動を取るものなのか……
42
人魚ミイラ、前もツイートしましたけど頭と尻尾のDNAが同一だったりしてほしいし、欲に駆られた職員の一人がミイラを奪って食べて不死になろうとしたりしてほしい
43
純粋なエンタメを標榜してる作品で「エッ、ヒーローの所業としてこれを肯定しちゃうの?そう……」とか「それを悪として断罪しちゃうの?マジで!?そう……」みたいなこと結構ありませんか。私けっこうあります
44
なお、ビエがそういうものだと思ったり、頼ったりしたお気持ちを否定するつもりはありませんので念のため。そりゃ信じますよ厚労省が使ったら。
46
(東大阪大学・東大阪大学短期大学教育研究紀要第19号「COVID-19流行下における「流行り神アマビエ」の誕生」より)
48
伸びてるのでツリーで繋げておきます。こういったノベライズを手掛けさせていただいております、よろしくお願いいたします
>ゲゲゲの鬼太郎(1)妖怪が目覚めた日kiminovel.jp/book/gegege1/
50
ビエブームの原因についての仮説の読み比べもちゃんとやりたいんだけどなあ、とか言いつつ、キリがないのでこのへんで。
アマビエに騙されちゃなんねえ!(別れの挨拶)