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若者がこういうエピソードを真に受けると、男子が将来父親になったとき「母親なら分かるんだろ?」と妻に言い出しかねないし、女子が母になったとき「なんで私には分からないんだろう」と自分を責めるかもしれない。だから出会ったときに即潰しておく。
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急激な円安で、留学してる子や親には大変な時代になってしまったな。娘たちの学費を払ってた2015-2021はほぼ110円前後で推移。この頃と比べ負担が3割アップ。tuitionや生活費の上昇も含めたら4割アップよ。留学氷河期突入で、天才か資産家の子しか外に出られなくなったら、国は先細ってしまうよ。
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「真の紳士は、別れた女と、払った税金の話はしない」という村上春樹氏の格言があるけど、結構真理だなぁと思いながら頭の片隅に置いてる。
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数十人のワーママを取材させてもらってきたけど、子育てしながらキャリアを築いてきた女性たちに共通してたのが、夫や上司や周囲と話し合う能力の高さ。大変さを察してほしいと念じても、我慢を重ねても、自己主張だけしても、先には進まない。適切で良好な話し合いが周囲の味方を増やす。
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最初から理想的な育児支援環境、仕事環境を持つ人なんてそうそういない。うまくいかないときに「世の中が悪い」とマクロ視点で物事を語っても徒労感しか残らないし、大きなものを変えるのは個人には無理。でも個別の環境は変えられる。諦めずに小さなプラスを積み重ねること。
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国の問題や世界の問題を憂うより、家庭内や所属する組織内の課題解決。自分の力を確実に発揮できる範囲で頑張っていこうな。それが結果的に社会に良い変化をもたらしてくれるんじゃないかと思う。
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10年ぶりに叔父と会って、多分初めてゆっくり話をした。大学卒業後ずっと政府系金融機関で働いて、私が進学や結婚するときはいつも祝儀をはずんでくれた人。その叔父が、40代までは上を目指してキツイ仕事もやれたけど50過ぎたらほんと無理だったという話をしてくれた→
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「いい年になっても、他人様の人生がかかってる局面で、キツい対応もしなきゃいけないことに本当に精神が削られた」と。同時期に親(私から見た祖父母)を立て続けに亡くして、親孝行もろくにしてこなかった自分に嫌気がさしたらしく、ずいぶん落ち込んだらしい。
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60代になって社会福祉士の資格を取って、再就職に大苦戦するも、今は障害者施設の管理者として働いてるそう。「研修では先輩にいろいろ教えてもらってさ。まだ分からないことも多いけど、この仕事で初めて人に寄り添うことを学んでる気がするよ」と淡々と話してくれて、叔父さん昔も今もカッコいいわ
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図書館で本をパラパラめくっていたら、『あなたの生涯でもっとも輝く日は勝利の日ではない。悲嘆と絶望の中にありながら人生に立ち向かった日である』という言葉に出会ったので、今まさにしんどい状況で頑張っている人にシェアしたい。