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ちょっと政府、ほんと少子化やばいって。2018年は92万だった出生数が去年は86万。今年は84万の見通し。来年は78万まで落ち込む予測がされてる。猛烈なスピードで少子化が進んでるのに、産めるものなら産みたい人もいるのに。子育て世代と若者・子どもに優先的にお金を回してやってくれー。
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「小説なんて生産性が低い。"成功者の習慣"みたいな成長を促す本を読め」と夫に言われたという女性が村上春樹氏に「どう思うか」と質問してて、対する村上氏は「生産性の高いものばかり追い求めていると人間がだんだん薄くなる、確実に薄くなる」と書いてて、これは怖いくらい当たってると思う。
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ある会合で「赤ちゃんのママはね、赤ちゃんがなんで泣いてるか分かるんだよ」と若者たちに話す女性と同席したので、「いや私は3人とも全然分かんなかったですよ。もうサッパリw」と口を挟んでおいた。
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「0歳児保育なんてかわいそう」「後でツケが来る」等の無責任な言葉よ。次女は生後4か月、長男は3か月から保育園にお世話になった。先生方と成長の喜びを共有できるから感動も2倍。親の私も一緒に育ててもらった。そして後で来ると脅されたツケは、成人した今も来てない。
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若者がこういうエピソードを真に受けると、男子が将来父親になったとき「母親なら分かるんだろ?」と妻に言い出しかねないし、女子が母になったとき「なんで私には分からないんだろう」と自分を責めるかもしれない。だから出会ったときに即潰しておく。
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10年ぶりに叔父と会って、多分初めてゆっくり話をした。大学卒業後ずっと政府系金融機関で働いて、私が進学や結婚するときはいつも祝儀をはずんでくれた人。その叔父が、40代までは上を目指してキツイ仕事もやれたけど50過ぎたらほんと無理だったという話をしてくれた→
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起業した理由は、3児の母を雇ってくれる企業などなかったから。主婦ってだけで育児とスーパーしか興味のない人間だと思われる。データ入力の仕事も落とされた。新卒時は氷河期で、再就職時は無能扱い。起業するしかないやろ。とりたてて才能もないけれど案外なんとかなるもんです。やったもん勝ちです
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都会の子育て大変そうだけど、子連れ移住に金沢どうかな。待機児童ゼロだし、病児保育も充実。小中は公立が基本で、全国学力テストで石川県はトップ。人生初の受験は高校受験が標準。我が家も学習塾は中3のみ。海あり山あり。空気も食べ物もおいしい。歴史も文化もある。よかったら金沢においで。
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毎日の料理に疲れている人は土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んだ方がいい。「日常の料理に手をかける必要はない」「おいしくなくてもいい」「一緒に食べることばかりが大切じゃない」という助言が、温かくて、説得力があり、結果的になぜか料理が好きになる。
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60代になって社会福祉士の資格を取って、再就職に大苦戦するも、今は障害者施設の管理者として働いてるそう。「研修では先輩にいろいろ教えてもらってさ。まだ分からないことも多いけど、この仕事で初めて人に寄り添うことを学んでる気がするよ」と淡々と話してくれて、叔父さん昔も今もカッコいいわ
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勉強の得意な子の親が「私は勉強しろと言ったことありません」と美しく語るケース。たいていは元々の理解力が高くてゲーム感覚だったり、勝手にコツコツやる子だから親はただ楽。ダラダラ三昧のあげくテストで壊滅的な点を取ってくる子にどう対応するか。これぞ親の真骨頂。しかも正解はない。
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結局のところ、楽しそうに生きてる大人が近くにいることが、子どもにとって一番の情操教育なのかもしれない。
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本を読もうと呼びかけるツイートのほとんどが自己啓発本やビジネス書ばかりすすめてて、その目的も「年収が上がる」とか「モテる」とか自己利益ばかりで、もちろんそれは大事なことだけど、同じくらいいろいろな小説や随筆を読んで、他者の状況に共感したり想像したりする時間も大切だと思う。
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子どもを3人育てたけれど、一人ひとり気質・癖・嗜好が違うので、子育て経験が増えるほどに、「子どもとはこういうもの、子育てはこうすべき」みたいな一般論を語れなくなる。伝えられるのは「自分はこうやってみた」という経験談のみ。
他人の自信満々な意見ほど聞かなくていい。
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「いい年になっても、他人様の人生がかかってる局面で、キツい対応もしなきゃいけないことに本当に精神が削られた」と。同時期に親(私から見た祖父母)を立て続けに亡くして、親孝行もろくにしてこなかった自分に嫌気がさしたらしく、ずいぶん落ち込んだらしい。
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数十人のワーママを取材させてもらってきたけど、子育てしながらキャリアを築いてきた女性たちに共通してたのが、夫や上司や周囲と話し合う能力の高さ。大変さを察してほしいと念じても、我慢を重ねても、自己主張だけしても、先には進まない。適切で良好な話し合いが周囲の味方を増やす。
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末っ子の息子が高校を終えて、これで親の役目も一区切り。果てしなく続くと思われた子育ても振り返るとあっという間で、もし20代に戻って人生の選択をやり直せるとしても、お金と時間をメンタルをやりくりしながら3人育てる方を迷いなく選ぶ。怒って泣いて笑って、全部楽しかった。子育ては最高だ。
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中高年男性で「もう女性や年下とどう接するのが正解か分からん」という人は映画『マイインターン』のベンを参考にするといいよ。若者に迎合せずクラシックを貫きながら、他者への敬意を忘れない。ただ、モテの副作用がついてくるのでモテたくない人は真似しないように。
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母の日。お母さん業やってるみんなすごいよ。免許もないのに始めから一般道。そして常に新米。初めて新生児の母になり、園児の母になり、小学生の母になる。子どもの数が増えても性格が違うから「初めて」の連続。だから試行錯誤でいいんだと思う。立派を目指さなくていい。ほどほどで。適当で。
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こういう誤った情報に7万いいねも付くってどうなってんの。学費無料なのは国費留学生だけでしょ。文科省のデータ見る限り97%は私費留学生。普通に学費払ってるよ。怖いのは、デマを鵜呑みにした人がその矛先を外国人留学生に向けること。 twitter.com/reimu_marisa_y…
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今後もこの国で生きていくだろう私にできることは、「日本はますます悪くなる」と萎縮したり周囲の不安を煽ることではなく、自分の半径5メートルをちょびっとでもマシにしていくことだと思うので、今日も自分の持ち場でぎゃんばるぜい。
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仕事で求められるのは、効率・迅速さ・的確さだけど、子育ては真逆。非効率・のんびり・適当が肝。だから同時進行させるのは難しいし、子育てモードに切り替えたら、その状態に罪悪感を持たないことが大事なんだと思う。
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「真の紳士は、別れた女と、払った税金の話はしない」という村上春樹氏の格言があるけど、結構真理だなぁと思いながら頭の片隅に置いてる。
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過去に好ましくない人との縁が切れた途端、運勢が急上昇したことがある。悪い縁を切る効果ってすごい。縁をうまく切れない人って優しい人が多いから、誰より自分に優しくしてあげて。逆に離れてく人には執着しない方がいい。人間関係に執着して安らぎと幸せを得た人を一度も見たことがないから。