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図書館で本をパラパラめくっていたら、『あなたの生涯でもっとも輝く日は勝利の日ではない。悲嘆と絶望の中にありながら人生に立ち向かった日である』という言葉に出会ったので、今まさにしんどい状況で頑張っている人にシェアしたい。
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60代になって社会福祉士の資格を取って、再就職に大苦戦するも、今は障害者施設の管理者として働いてるそう。「研修では先輩にいろいろ教えてもらってさ。まだ分からないことも多いけど、この仕事で初めて人に寄り添うことを学んでる気がするよ」と淡々と話してくれて、叔父さん昔も今もカッコいいわ
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「いい年になっても、他人様の人生がかかってる局面で、キツい対応もしなきゃいけないことに本当に精神が削られた」と。同時期に親(私から見た祖父母)を立て続けに亡くして、親孝行もろくにしてこなかった自分に嫌気がさしたらしく、ずいぶん落ち込んだらしい。
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10年ぶりに叔父と会って、多分初めてゆっくり話をした。大学卒業後ずっと政府系金融機関で働いて、私が進学や結婚するときはいつも祝儀をはずんでくれた人。その叔父が、40代までは上を目指してキツイ仕事もやれたけど50過ぎたらほんと無理だったという話をしてくれた→
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国の問題や世界の問題を憂うより、家庭内や所属する組織内の課題解決。自分の力を確実に発揮できる範囲で頑張っていこうな。それが結果的に社会に良い変化をもたらしてくれるんじゃないかと思う。
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最初から理想的な育児支援環境、仕事環境を持つ人なんてそうそういない。うまくいかないときに「世の中が悪い」とマクロ視点で物事を語っても徒労感しか残らないし、大きなものを変えるのは個人には無理。でも個別の環境は変えられる。諦めずに小さなプラスを積み重ねること。
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数十人のワーママを取材させてもらってきたけど、子育てしながらキャリアを築いてきた女性たちに共通してたのが、夫や上司や周囲と話し合う能力の高さ。大変さを察してほしいと念じても、我慢を重ねても、自己主張だけしても、先には進まない。適切で良好な話し合いが周囲の味方を増やす。
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「真の紳士は、別れた女と、払った税金の話はしない」という村上春樹氏の格言があるけど、結構真理だなぁと思いながら頭の片隅に置いてる。
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急激な円安で、留学してる子や親には大変な時代になってしまったな。娘たちの学費を払ってた2015-2021はほぼ110円前後で推移。この頃と比べ負担が3割アップ。tuitionや生活費の上昇も含めたら4割アップよ。留学氷河期突入で、天才か資産家の子しか外に出られなくなったら、国は先細ってしまうよ。
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若者がこういうエピソードを真に受けると、男子が将来父親になったとき「母親なら分かるんだろ?」と妻に言い出しかねないし、女子が母になったとき「なんで私には分からないんだろう」と自分を責めるかもしれない。だから出会ったときに即潰しておく。
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ある会合で「赤ちゃんのママはね、赤ちゃんがなんで泣いてるか分かるんだよ」と若者たちに話す女性と同席したので、「いや私は3人とも全然分かんなかったですよ。もうサッパリw」と口を挟んでおいた。
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毎日の料理に疲れている人は土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んだ方がいい。「日常の料理に手をかける必要はない」「おいしくなくてもいい」「一緒に食べることばかりが大切じゃない」という助言が、温かくて、説得力があり、結果的になぜか料理が好きになる。
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今後もこの国で生きていくだろう私にできることは、「日本はますます悪くなる」と萎縮したり周囲の不安を煽ることではなく、自分の半径5メートルをちょびっとでもマシにしていくことだと思うので、今日も自分の持ち場でぎゃんばるぜい。
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こういう誤った情報に7万いいねも付くってどうなってんの。学費無料なのは国費留学生だけでしょ。文科省のデータ見る限り97%は私費留学生。普通に学費払ってるよ。怖いのは、デマを鵜呑みにした人がその矛先を外国人留学生に向けること。 twitter.com/reimu_marisa_y…
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「小説なんて生産性が低い。"成功者の習慣"みたいな成長を促す本を読め」と夫に言われたという女性が村上春樹氏に「どう思うか」と質問してて、対する村上氏は「生産性の高いものばかり追い求めていると人間がだんだん薄くなる、確実に薄くなる」と書いてて、これは怖いくらい当たってると思う。
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末っ子の息子が高校を終えて、これで親の役目も一区切り。果てしなく続くと思われた子育ても振り返るとあっという間で、もし20代に戻って人生の選択をやり直せるとしても、お金と時間をメンタルをやりくりしながら3人育てる方を迷いなく選ぶ。怒って泣いて笑って、全部楽しかった。子育ては最高だ。
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「女は共感されたい」じゃなくて「私は共感されたい」でしょ。「男は浮気をする」じゃなくて「俺は浮気をする」だよね。「国民が望んでる」じゃなくて「私が望んでる」だ。「みんなそう思ってる」。みんなって誰よ。
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結局のところ、楽しそうに生きてる大人が近くにいることが、子どもにとって一番の情操教育なのかもしれない。
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本を読もうと呼びかけるツイートのほとんどが自己啓発本やビジネス書ばかりすすめてて、その目的も「年収が上がる」とか「モテる」とか自己利益ばかりで、もちろんそれは大事なことだけど、同じくらいいろいろな小説や随筆を読んで、他者の状況に共感したり想像したりする時間も大切だと思う。
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日本に根強く残ってる「身内を謙遜して下げる」文化って何だろう。褒めているのに「いや、あれもできないこれもできない」と本人の前で。自分を下げるのは勝手だけど、身内とはいえ他者を下げるのは、家族を自分の所有物と考えてる稚拙さゆえじゃないかな。一番近い人に卑下されるなんて悲しいよ。
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何らかの成功で影響力を持ったと勘違いしかけた人がいたら、太宰治のきりぎりすを薦めたい。成功して調子に乗りだした夫に「別れます。最近のあなたは勘違いしまくりで下品でキモいです」と離縁状を叩きつける妻の話。辛辣すぎて笑う。太宰は自戒として書いたらしくそういうところが好き。Kindleで無料
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起業した理由は、3児の母を雇ってくれる企業などなかったから。主婦ってだけで育児とスーパーしか興味のない人間だと思われる。データ入力の仕事も落とされた。新卒時は氷河期で、再就職時は無能扱い。起業するしかないやろ。とりたてて才能もないけれど案外なんとかなるもんです。やったもん勝ちです
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「少数精鋭のグループは絶対ダメ」と河合隼雄先生が書いてる。精鋭でない人が混じっているからうまくいくらしい。特にクリエイティブな集団には、そういう人がいないと研ぎ過ぎた刃ばかり当たることになるそうで、そういう人が求められる場がもっとあっていいのかなとふと思う。