物語の悪役、又は宿敵の"最期"を上手く描くというのはとても重要な事だ。 何事も「終わり良ければ全て良し」という言葉があるが、終わりが悪ければ如何に過程が良くても台無しになってしまう。 今回は良くも悪くも印象に残った様々な悪役達の最期を、サラッとした感想と共に並べて語って行きたいと思う
『ヘンダーランド』は何気に、クレしん映画史上最も笑いの取り方が上手い作品だと思う。 貴重な魔法のトランプを使って、何度もビキニ姿の雛形あきこを召還する天丼ボケが最高。 話の進行の邪魔をせず、今観ても古びなく思えるゲスト芸能人の使い方は、ヘンダーランドの雛形あきこが一番だった。
庵野秀明によるガンダムファンのクリエイター達を集めて対談した同人誌『逆襲のシャア 友の会』 中でも庵野監督と幾原監督の会話が最も印象深くて面白い。 ガンダムについて幾原監督は「ストーリーやメカには興味がなく、僕が興味あるのは"人間"だけです」と言い始めるのが対談の冒頭文となっている。
しかし、和製ジョーカーコスプレで明石家さんまを超える者はなかなかいないんじゃないだろうか。
オラフの声が…ピエール瀧、まだ許されてなかったのか… 捕まった当時、雪だるまはコカインの隠語を意味するっていう偶然の符合を聞いた時は流石に笑ってしまった。
「ルッキズム」がトレンドに上がっていたけれど、こういう生理的観念はかつてからフィクション作品にも表れる、根深い問題で興味深い 1950年の『シンデレラ』でも意地悪な姉2人は、美人ではない外見で描かれる 心が醜悪ならば見た目もソレに比例するという思い込みは、近代まで割りと普遍的だったのだ
ゴールデンカムイ実写化の件、長瀬はどんな表情してても杉元に見えてしまうのがやはりスゴい。
デジタル切腹と聞いたら、大体5万人ぐらいがキャプテン・サワダを連想すると思います。
庵野監督の格闘リアル志向って、ダークナイト三部作やってた頃のノーラン監督の傾向にも通じるもんがありそう。 拘り過ぎると「殺陣」そのものが嘘臭く見えちゃうんだろうか。 という事でこの流れに乗って、3年前にダークナイトライジングの格闘アクションの不満を書き殴ったツリーをまた再掲するよ!
#記憶に残る殺陣選手権 『鞍馬天狗 前後篇』(1928) 主演の嵐寛寿郎は、戦前の時代劇スターの中でも最も身体能力が高いと謳われた殺陣の名手。 手数の多い太刀の連撃など、今の時代に観ても見応え充分だと強く思う。 全盛期アラカンの立ち回りが拝める本作は、歴史的価値の高い逸品だ。