コルレ尾根(@Tori_Corleone)さんの人気ツイート(いいね順)

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オスカー受賞が確実視されるキー・ホイ・クァンだが、彼の仕事の契約を担当するのが弁護士ジェフ・コーエン。コーエンは元子役で『グーニーズ』では小太りのチャンクを演じている。2人は『グーニーズ』共演以来の友人で、今回の契約もコーエンがまとめてくれたという。こういう関係を聞くと嬉しくなる
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『フルメタル・ジャケット』の原作者グスタフ・ハスフォードは相当な変人だったらしく、キューブリックは1度会食しただけで「この男とは仕事はできない」と判断し、撮影現場へも出入り禁止にした。後にハスフォードは世界中の図書館から1万冊の本を借りたまま返却していない事が判り、逮捕されている😅
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『シャイニング』には過去の映画の引用らしきものが幾つかあり、ジャック・ニコルソンがドアを斧で壊すところは1921年の名作『霊魂の不滅』とよく似ている(主人公がアル中という設定も同じ)⇩斧を振るっているのはこの作の監督でもあるヴィクトル・シェストレムで『野いちご』の主演俳優としても有名
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②同インタビューでスコセッシはディカプリオを「生来の映画俳優だ」と称賛。顔のアップを撮る際、ディカプリオは「何も考えていない」顔ができる。これが編集に便利なのだという。しかも眼が微動していて、それが観る側の興味をそそる。監督ならではの褒め方で、ディカプリオの演技を見直したくなる
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フリッツ・ラングは作品や風貌から判るように重厚な人柄だったようだが、1つ奇癖があって、それはピーターという猿のぬいぐるみを実際の生き物のように可愛がっていたところ。夜はベッドに自ら寝かしつけ、旅行にも欠かさず持って行ったらしい。仲睦まじい様子の写真が何枚か残っている。
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#七人の侍の日 よく指摘されるが、各キャラがどういう人物か説明するため、本筋に入る前にアクション込みの完結した小エピソードを描く試みを極めて効果的に行なった。これは活劇構成のお手本になり、最近のマーベル映画に至るまで踏襲され続けている。黒澤は演出も凄いが、脚本における功績も凄い
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元々『シャイニング』は病院場面で終わる予定で、見舞いにやってきたホテルの支配人が廊下でダニーに会い、ホテルで見つかったテニスボールを渡してTHE END、ということになっていた。実際にその通りに撮影されたのだが、キューブリックの判断で最終的にカットされている。⇩の写真がその場面
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ゴダール『はなればなれに』の有名なダンスシーンのメイキング動画⇩すぐ脇に大勢の見物人がいるのが意外
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FarOutがタランティーノの嫌いな映画を10本挙げている⇩。目立つのは一般に名作とされているトリュフォーの2本。タランティーノはトリュフォーがなぜか嫌いで「エド・ウッドのような素人」と辛辣に貶している。『時計じかけのオレンジ』に関しては暴力映画に対するキューブリックの偽善性がイヤらしい
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③リー・アンクリッチが発掘した『シャイニング』の撮影時のスナップ⇩
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②マリックの『天国の日々』ではイナゴの大群が出てくるが、これは合成やCGではない。イナゴに見えるのはヘリで撒かれた大量の落花生の殻。舞い上がる様子に見せるためフィルムを逆回転させている(俳優は動作を逆向きに演じた)。撮影のアルメンドロスによると戦前の名作『大地』で使われた手法だという
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ニューヨーク・ポストが93歳になったジーン・ハックマンの記事を載せている。サンタフェで撮られた写真を見るとひどく痩せていて、さすがに往年の剛健な感じはない。ただ高齢にもかかわらず杖も使っておらず、まだまだお元気そう。
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『シャイニング』のドア破壊場面、「元になっているのはグリフィスの『散り行く花』では?」というご意見が多かったので、そのシーンもアップ⇩IMDbのトリビアによると、『霊魂の不滅』の斧場面は『散り行く花』へのトリビュートとのこと
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'73年版『日本沈没』と『シン・ゴジラ』を続けて観て、重厚な俳優がこの40年でめっきり減ったことを痛感する。前者で丹波哲郎が首相を演じた時は51歳だが、後者の首相は前半の大杉漣が当時65歳、後半の平泉成が72歳。2人とも年上なのに丹波の方が圧倒的に威厳がある。内容が軽く思えるのはそのせいかも
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⇩ヴィム・ヴェンダースが撮った珍しい写真。右手前の足がヴェンダース。その横の髭面の男がコッポラ。そして一番左端でスネたようにうつむいているのが黒澤明…😅
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ジブリとルーカスフィルムのコラボと聞いて、大昔『AKIRA』の初号試写にルーカスフィルムの社員がやってきた話を思い出す。上映後、その社員は『童夢』の映画化権が欲しいと申し入れたが、大友さんは拒否。「キューブリックが監督するんなら売ってもいい」といったとか😅
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『リコリス・ピザ』では見るからに胡散臭い男が主人公にウォーターベッドを売りつける。この役、てっきりプロの俳優が演じていると思っていたら、何とレオナルド・ディカプリオの実のお父さん。今まで映画出演はなく、これが役者としてのデビュー。なぜ急にこの映画に出るつもりになったのか不思議
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ライト監督が『ラストナイト・イン・ソーホー』のヒントになった「60年代の英国映画」(例外あり)25作をリストアップしている↓ こうしてみるとやはりハリウッド映画に比べて地味な作品が多い。僕が観たのは約半数の13本。25本全部観た人はよほどの映画通だろう
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①タランティーノの新作では映画批評家のポーリン・ケイルが題材になるらしい。彼女は辛辣さで有名で、批評家を引退した後も「イーストウッドが高評価なのはカウボーイ役者が演出できることに皆が吃驚しただけだ」などと放言していた。「人に好かれるようになったら警戒した方がいい」とは彼女の名言
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米国のサイトで「大学の映画の授業で最も課題に使われる監督」のリストを挙げている。 トップ10は ①ヒッチコック ②ウェルズ ③キューブリック ④スピルバーグ ⑤黒澤 ⑥ジガ・ヴェルトフ ⑦スパイク・リー ⑧チャップリン ⑨ゴダール ⑩スコセッシ ヴェルトフとリーのランクインが意外
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①Stanley Kubrick's The Shiningを出版したリー・アンクリッチが『シャイニング』の裏話を語っている。彼によると例の237号室で出てくる老婆は、キューブリックが通っていた歯科医の患者だったそうだ。監督は入れ歯を使っている年配の女性を探していて、演技経験のない彼女に役をオファーしたらしい
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映画監督たちのゴダールに関する発言を読んでいると、当たり前の事だが誰もが彼に拝跪しているわけではない。例えば巨匠ベルイマンはゴダールを偽インテリと呼び、その作品も退屈そのものと評している。ヘルツォークも「私にとってゴダールのような人は知的な贋金でしかない」と辛辣に言い切っている
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スコセッシが80歳になった。コッポラは彼を the greatest film teacher in the world と呼んだが、それもよく判る。スコセッシほど納得ゆくように映画の魅力を語ってくれる監督はいない。作家主義に準拠しつつも仏国系批評家が貶すカザンやリーンもきっちり評価している。ずっと映画を語り続けてほしい
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J・ブアマンによれば映画監督は ①ライター ②画家 ③ストーリーテラー の3タイプに分類できるという。①と③が区別されているのがミソで、ライターは発想が文学的で台詞の扱いに長け、ストーリーテラーは話の語り口が上手い、という意味らしい。優れた監督はこの3つを併せ持つ、とブアマンは言う
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『ドライブ・マイ・カー』のオスカー授賞に関してニューヨーク・タイムズに記事が出ている。面白いのは蓮實重彦にメールで取材したようで「濱口監督のメンターである蓮實は「『ドライブ~』は優れた作品ではない」と答えた」とのこと。「理由の説明はない」と書いてあって、何となく笑ってしまった