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人はなぜ依存症になるのか📝
依存症の本質は、快感(正の強化)ではなく、苦痛の緩和(負の強化)にある。
快感は飽きる。人間はとても天の邪鬼で飽きっぽい生き物。どんな気持ち良いもの、美味しいもの、楽しいことも、毎日提供されて当たり前になると飽きてしまう。でも苦痛の緩和は飽きない。
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中井久夫先生曰く、いじめかどうかを見分ける最も簡単な基準は、「立場の入れ替え」があるかどうか。当人同士がいくら冗談やふざけ、遊びと主張しても、そこに立場の入れ替えが不可能な支配関係や、周りの子たちに「自分じゃなくてよかった」という安心感が存在する限り、それは間違いなくいじめだ。
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以前、園の発表会の前に園長が「たとえ可愛いと応援の気持ちだったとしても笑われることは羞恥や傷つきに繋がるから、発表の間は黙って子どもたちを見守って欲しい」と保護者に向けて注意していたのが印象的だった。これは他の場面でも同じ。観客に悪意はなくても、その歓声や拍手は時に刃となる。
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今週から脚本家が変わったのか...。桑原亮子さんのまま最後まで観たかったな。作品の雰囲気が明らかに変わったし同じ登場人物なのに別人のよう。冒頭舞ちゃんがバイト先でバランスを崩して料理を落としそうになるの、ちむどんどんを思い出して「あ、そういうのは観たくない」となった。
#舞いあがれ
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ホームレスの人たちを「異文化」「クリエイティビティ」と表現する人たちは、以前「コロナ禍でスポーツ観戦が出来ない代わりに医療従事者の人たちに密着してのっぺりした僕らの日常に刺激が欲しい」と言っていた糸井重里氏の感性に通じるものがある。これを本当に「無邪気」で済ませていいのかな。
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先日の本田秀夫先生の研修メモ✏️
ASDとADHDが重複すると、互いの特性を打ち消し合って薄く見えることがある。すると、本人の中では強くこだわりたいんだけど、集中できないという二重の苦しみが生じる。周囲からは特性が薄く見えるので、本人が感じるしんどさに気づきにくい。これ、わかり過ぎて辛い。
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【中井久夫先生の精神健康の基準】
(抜粋)
・たくさんの自分がいて当たり前と思える
・世の中の矛盾(両義性)を当たり前と思える
・即座に解決を求めない、未解決のままでいられる
・嫌なことは嫌と感じられる、後回しにできる
・1人でいられる、2人以上でも自分らしくいられる
・疲れを感じられる
8
一太くん「雪合戦したかろ?」
貴司くん「寂しくて、綺麗や」
刈谷先輩「それを奇跡って言うんやなかとか」
由良先輩「岩倉、自分最高やで!」
大河内教官「右を見ろ」
柏木学生「俺、お前が好きだ」
やっぱり柏木学生の台詞だけ中身がないというか、全然ときめかない...
#舞いあがれ
9
あさイチの朝ドラ受けはとても勉強になる。どんなにめちゃくちゃな設定でも決して直接的な批判はせず、でも視聴者が感じているであろうモヤモヤをユーモアを交えながら的確に言語化してサッと終わらせる。(でも目だけは3人共確実にスナギツネの目。)
#ちむどんどん
#ちむどんどん反省会
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←夏休み前
→夏休み明け
#鎌倉殿の登校日
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"不登校になれる子は家に居場所がある子。自分の危機に際して不登校を選択できる子どもは、「挫折した自分を親は見捨てない」という確信を持っている子どもである。"
大河原美以『子どもの感情コントロールと心理臨床』より。不登校が起こる理由は色々だけど、これだけは保護者に伝え続けたい。
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NHKでムーミンのニンニの話をやっている。心の傷(虐待)によって姿が見えなくなった女の子。
・まずは気持ちを落ち着かせる。
・居場所を知らせたくない時は、鈴をつけなくて良いと尊重する。
・相手の気持ちに耳を澄ませることで「声」を取り戻す。
ムーミンママたちの関わりがとても治療的。
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和彦「ドキッとした」
暢子「もう終わりでしょ!?何もかも...」
智「今度嫁さんもらうんです」
この3人、一度も告白してないし付き合ってすらいないのに突然恋愛が始まるホラー展開。愛さんが気の毒過ぎるけれど、笑顔でパリに旅立つ展開まで見えてしまう。
#ちむどんどん反省会
#ちむどんどん
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いじめは、他人を支配し、言いなりにすることで、「孤立化」「無力化」「透明化」へと進んでいく。被害者は「自分は被害者だ」という自分の最後の拠り所さえ奪われる。周りの「見えているのに見えない」透明化が一番怖い。被害者を絶望させずにSOSをキャッチする心ある大人たちが増えますように。
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ずっとコンプレックスに感じてきたこと、悩んできたこと、痛みや苦しみ、つらい感情を遠ざけて、自分が自分であり続けるために、苦痛の緩和は必要不可欠で手放せないものになってしまう。薬物を使用するのは、その依存症の快感が忘れられないからではなく、何とかやめたいと思っているんだけど、
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「一人っ子はきょうだいで言い合う経験がないから、キツいことを言われることに慣れてない」という話を聞いて。たとえ家族であっても言っていいことといけないことがある。家庭の中で、そんな風に他人に心理的境界を踏み越えられることに慣れて欲しくないし、それは決して"社会性"ではない。
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やめている状況が辛く、苦痛を緩和したくて使っている。依存症が成立する背景にある、つらい感情、自信のなさ、孤独・孤立、つらい関係(DVなど)などに何とか耐えるために、つらい気持ちだけを遠ざけて何とか維持している。(松本俊彦先生)
この自己治療仮説は、日々の臨床にも役立つ重要な考え。
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お酒や薬物だけでなく「行動」の依存症も同じ。ギャンブル、過食、買い物依存。多くの人にとって意味のないもの、でも一部の人にとっては意味を持ち、振り回されてしまうのはなぜなのか。それらに対しても、快感(正の強化で)はなく苦痛の緩和(負の強化)という視点から理解することが大切。
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子どもの自殺について考える時、「一番助けを必要としている子どもほど大人を信頼しておらず、人に助けを求めない」という松本俊彦先生の言葉を思い出す。傷つきを抱えた子どもの援助希求能力を高めるためには、子どもにとって「信頼できる大人」になるにはどうしたら良いのか?
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以前、坂元裕二がNHKのプロフェッショナルで「少数派のために書きたい。こんな風に思う人は少ししかいないっていう人のために書きたい。『ああ、私だけが思っていたんじゃなかったんだ』って...」と話していたのを思い出す。坂元作品に出てくる台詞はどれも文字起こししたくなる。
#初恋の悪魔 twitter.com/utatane1943/st…
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【中井久夫先生の精神健康の基準】
(抜粋②)
・秘密を話さないでいられる、嘘をつける
・「ま、いいか」と思える
・しなければならないという気持ちに対抗できる
・いろいろな角度からものを見る
・あの手この手を考えられる
・妄想(空想)できる、独り言できる
時々見返して、自分の健康を守ろう。
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自分の誕生日に父親から再婚話を聞かされるのも辛いけど、再婚相手がまさかの母親が闘病生活をしていた時の看護師だなんて。さらに母親との思い出の料理を出してきて、普通はなかなか酷い展開なのだけれど、このドラマの中では感動するところらしい。
#ちむどんどん反省会
#ちむどんどん
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子どもの混浴問題。女児に限らず男児にとってもプライベートゾーンを「見る・見られる」等、性的刺激に晒される環境は避けるべきで、文化や価値観の違いはあれど、公的に7歳を区切りにするのは合理的な判断だと思う。これは「女性のお気持ち」の話ではなく、子どもの人権を守るための話。
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人は、存在を否定され続けると「透明化」する。ニンニは薬ではなくムーミンたちからのあたたかいケアによって身体を取り戻し、「私はここにいるのよ!」と叫ぶことで声を取り戻す。そして安全な場所で、安心して怒り(悲しみ)を表現することで顔を取り戻す。その回復過程の描き方が秀逸。 twitter.com/utatane1943/st…
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「自分の機嫌は自分で取る」は本当に大切で、不機嫌で周りをコントロールしないようにしたい。一方で、しんどい時はしんどいと言えることも大切で、困っている時は誰かに安心して助けを求めることができる社会であって欲しい。自分の機嫌を自分で取るのも、辛い時に辛いと言うことも、どちらも大切。