M. Morise (忍者系研究者)(@m_morise)さんの人気ツイート(リツイート順)

これって,巷でよく聞く「男性が多数派だから男性の意向が通る」という説に対し,PTAという女性中心の組織で「会長だけは男性にやらせる」が女性の意向って反例になるわけです.男性が立候補しても,女性が反対すれば余裕で過半数取れて女性を選べますから.
研究室配属で,研究室の研究ポリシーがあるわけですけど「卒業研究は,試行錯誤して全部失敗しても卒業できるという運用なので全力で失敗してください」と伝えています.成功するか否かを考えて悩み,止まってしまう方が問題です.
VOICEVOX No.7のテストで作ってみた紹介動画wほとんど調整なし(本文での『デフォルト』をややいじった程度)で,これくらい喋ってくれました.#AIセブン #VOICEVOX
これは,F0が低いほど声帯振動周期が長いという物理のお話.周期が長い=推定すべき振幅値の数が多いということなので,推定パラメータが多い分相対的に難しいわけです.
国が大学に「稼げる大学」を求めた以上,教育的視点からの滅私奉公をする理由は無くなったので,利益にならない要請は積極的に拒否すべきって大義ができちゃったんだけどね.「稼ぐ」ってそういうことですから.
実際に大学が潰れることで「Fラン大学を潰して国立支援を」って声を見かけた.恵泉女学園大の私学助成は1億弱(令和4年)で,単科大を除く地方国立の最低が滋賀大学の32億(令和元年データ).仮に下位私学を100校程度潰して国立全体を支援したところで焼け石に水程度です.
博士課程の待遇については色々あるけど,明治大学は学振DC1採用で学費3年無料になるのは,もっと広まって欲しい情報である.
そして最後の告知ですが,VOICEVOX等で利用するとなるとやはり立ち絵が欲しいので,猫屋敷ぷしお様に依頼し立ち絵を描いて頂きました!表情差分ありで,通常版とデフォルメ版があります.#AIセブン #VOICEVOX
ちなみに,話を聞く限りPTA会長をやりたがる人ってかなり少数派だと思いますが,「にも関わらず」女性比率が圧倒的に多い組織で男性が担当することになる理由が重要なわけですね.端的に言えば,世間の大半は「女性を組織のトップに」と思ってないってことです.
せっかくオンライン講義が一般的になったので,「台風が来くことが予想された時点でオンライン講義へ切り替えても良い」を制度化してほしいなぁ.文科省がGOサインだしたら,喜んで導入する大学は多いと思うんだけど.
ゼミ配属で女性優遇する際の教授の弁明って,かつて女性限定公募推進の某男性シニア教授が「合法的に若いねーちゃん雇って逃げ切れるからいい時代になったわ.HAHAHA(要約」って笑っていたのを聞いていただけに,根っこの思想は近いんだろうな,と思っていたりする.
「研究時間の確保」の話題で1つ言えるのは,8時間の連続した研究時間で得られる成果は,1時間の研究時間×8日の成果では全く及ばないということです.ここは月単位等で合わせるのではなく「まとまった時間」をどうやって確保するかで議論しないとダメなのです.
仮に男性が立候補しても「男性は相応しくない」の声が過半数なら会長にはできない以上,男性がなりたい/なりたくないに関わらず,女性の過半数は男性をトップに置くことを肯定的に評価している,と解釈すべきなわけです.その理由までは分からないけど,データからはそういう解釈ができる.
割と面白いのは,博士課程に対する学生の支援は私学の方が比較的充実していて,同じ大学からの進学のみ優遇する制度が結構ある.すると「学部で卒業」だと私立の方が経済的負担が大きいけど,「博士まで進学」だとこの負担がひっくり返る可能性もある.
残念ながら,日本の論文数の低下のニュースに憤るのが「普通」と思うのは狭い世界でのエコーチェンバーで,世間の平均は「そんなことより俺の給料を上げてくれ」です.国民の目線は,科学技術の発展より今日の飯なのですよ.
mext.go.jp/mail/index.html もし大学でおかしいと思うところがあるなら,SNSで愚痴ってないで文科省の窓口から意見送ったら良いと思いますよ(解決はしなかったけど返事は頂けて,大学担当者と折衝までした経験がある)
結構な地方国立は修士から定員割れだし,博士に至っては学年毎に一桁前半も珍しくないですからね.加えて,研究者になれる人なんて極一部なので,地方からみて「研究者を目指す人が大学院に」なんて幻想なんですよ.
毎年学生に言っているんだけど,やはり「徹夜禁止」「忙しくても土日の片方は休むこと」「研究以外に趣味を持つこと」の3つは言い続けたほうが良いな.心を折らず持続的に頑張るためには,やはりこの3つが必要.
定期的に出る「アカデミアの給料が安い」問題.根本的に「優秀な人が集まる場所は高給であるべき」という思い込みがありそう.業界の給料は必ずしも能力では決まらない,という前提を共有できない人とは議論が成立しないんだよね.
議論で厄介なのは「知ったかぶりする人」より「知らないふりが上手な人」ということを思い出した.無知を装って,自分の言葉で後々自分を縛るよう絶妙に操作した情報を伝え,相手の思考をコントロールしてくるタイプ.
某女性枠のお話で,ことある毎に「女性比率を」という某女性PIとお話する機会が先日あって,ラボの女性比率が1割切ってるから「何でラボ内の女性比率増やさないんですか?」と何気なく聞いたらめっちゃ地雷ワードだったらしく,文句言われまくった...
これって,「選択と集中」で選択された側の論理なんだよね.選択された側は成果を出せる一方,選択されない側は淘汰され声が届かなくなる.結果,生存バイアスで「選択と集中は良い」という声のみが国に届き,その誤解に基づく「研究力低下の理由」を考えるようになる. twitter.com/Alc_Rimbaud/st…
共著者の皆様のご協力でここまで辿り着きました.一番の功労者は文句なく小岩井様 @koiwai_kotori ですw(エントロピー的にバランスが良く,ある程度歌いやすさも維持した作詞・作曲・歌唱を50曲担当) twitter.com/kenfujimoto/st…
なお,Twitterの推進派(の一部と思いたい)は「実力を適性に評価すれば女性優遇はいらない」という主張をした「女性」研究者に対し,仲間を集め袋叩きにして謝罪に追い込み「弁えさせる」ということをやっています.そういう価値観の人達が考える「男女平等」って怖いんですよ.
教育って「限られた時間で何を学ばせるか」というパズルなんだけど,不思議とこの時間を無限大と見なして教育を語る人はぼちぼちいるんだよな.そりゃ,時間が無限にあれば「なんでも学びましょう」になるけど,そんなん無理ですって...