VOICEVOX No.7のテストで作ってみた紹介動画wほとんど調整なし(本文での『デフォルト』をややいじった程度)で,これくらい喋ってくれました.#AIセブン #VOICEVOX
自腹で研究をやる話題,かつて出張で(ローカルルールにより)研究費執行ができないから自腹でと言われ「申請書にある〇〇に必要なのです」と反論したら「そんなに自腹切るのが嫌なんですか?」と言われたことを思い出すな.研究費があるのに自腹とか,嫌に決まってるじゃないですかw
「研究時間の確保」の話題で1つ言えるのは,8時間の連続した研究時間で得られる成果は,1時間の研究時間×8日の成果では全く及ばないということです.ここは月単位等で合わせるのではなく「まとまった時間」をどうやって確保するかで議論しないとダメなのです.
残念ながら,日本の論文数の低下のニュースに憤るのが「普通」と思うのは狭い世界でのエコーチェンバーで,世間の平均は「そんなことより俺の給料を上げてくれ」です.国民の目線は,科学技術の発展より今日の飯なのですよ.
これは統計データとしても出ていて,大学で学びながら「将来どうしようか」を考える学生がかなり多い.色々学び挑戦することで自分の適性が少しずつ見えてくるので,高校の頃に自分の適性を理解できる方が珍しい.
オープンキャンパス等で高校生の声を聴くと「キャンパスが綺麗であるか」や「サークルの充実度」はかなり重要であることが見えてくる.一部の旧帝大を除き入学時に大学院を意識していることは稀で,高校時点から「研究」どころか,将来何になりたいかも分からないって学生が多い.
学生に覚えておいてほしいのは「講義を全て出席しレポートを全部出しても,レポートの質が低ければ単位は落ちる」という事実です.数回欠席しレポート未提出があった学生の単位が出たことは,無欠席で全レポートを提出した学生の単位が出ることを保証しません.
「研究者に体力が重要」というのは,国際会議等での社交術から納得感があるんだよね.国際会議に行くと,懇親会という名の飲み会を夜通しでやって,翌朝のセッションに出てくるような人達がゴロゴロいるし,そのプロセスで人脈を作っているから,「酒が飲めない,体力がない」は明らかに不利.
日本と海外との比較をやる人って「海外の最高レベルと日本の平均レベル」で対比して「日本は酷い」って結論にもっていく事例が本当に多いんだよなぁ.せめて平均くらいは調べましょうよ...
日本語で論文を書いていて思ったけど,日本語版Grammarlyが切実に欲しい.論文以外でも報告書等で使えるし,割と需要があると思うんだけどなぁ.
「国はどんな研究に投資すべきか」の答えは明白で「現時点で役に立たない研究」です.すぐ役に立つことが分かっている研究なら民間企業から資金を募れますし,国が民間と競合するメリットはありません.民間じゃやれないハイリスク研究に先行投資して総取りを狙うのは,国にしかできないんですよ.
そして最後の告知ですが,VOICEVOX等で利用するとなるとやはり立ち絵が欲しいので,猫屋敷ぷしお様に依頼し立ち絵を描いて頂きました!表情差分ありで,通常版とデフォルメ版があります.#AIセブン #VOICEVOX
2つ目の告知は,今回収録した音声をVOICEVOXに組み込んで頂くことになりました!No.7はNEUTRINOとVOICEVOXにより,音声・歌声合成のどちらも可能になります!#AIセブン #VOICEVOX
これって,「選択と集中」で選択された側の論理なんだよね.選択された側は成果を出せる一方,選択されない側は淘汰され声が届かなくなる.結果,生存バイアスで「選択と集中は良い」という声のみが国に届き,その誤解に基づく「研究力低下の理由」を考えるようになる. twitter.com/Alc_Rimbaud/st…
割と本気で「ジャニーズ主演で大学入学から大学院卒業までを描く青春ドラマを地上波で放送する」のほうが,理系進学者を増やす効果が高いと思ってます.
これは判断が難しいところだけど,若手研究者の将来を考えると,我々世代(30後半から40中盤)は,たとえ煙たがられても,仕事に対し適度な報酬を請求する文化を作った方が良いと思っている.そうすれば,10年後の若手は,交渉せずとも報酬を前提に依頼を受けられるようになるから.
「15年前から講師以下で博士課程の女性比率と採用時の女性比率が等しい」が何を意味するかと言えば「女性だから採用されない」という所謂「ガラスの天井」は,若手ポストにはないってことです.「女性は男性よりも大学ポストを望む比率が高い」というデータがあれば面白いけど,今のところ知らない.
かつて女性を冷遇し自身は安定したポストを得て,そういうポストにいながら女性優遇策を遂行という形で若手男性を犠牲にすることで,自分達は何も傷つかず罪をチャラにしようとしているわけですからね.何重にもあくどいというかなんというか...
反応は「私の代わりになる優秀な女性はいないから」「まぁ若手の男性は気の毒だけど仕方がないよね」くらいだったので,まぁ何というか,真の邪悪はシニア世代で推進派の男性だろうな,とは思うわけです.
女性限定公募については現実でも話題になることがあって,推進派のシニア男性に対して「まずご自身が転職するなりしてポストを開け,それを歴史的に不遇に追いやられたシニア女性に明け渡してはいかがか?」と言ったことはあるんだよね.
仮に男性が立候補しても「男性は相応しくない」の声が過半数なら会長にはできない以上,男性がなりたい/なりたくないに関わらず,女性の過半数は男性をトップに置くことを肯定的に評価している,と解釈すべきなわけです.その理由までは分からないけど,データからはそういう解釈ができる.
ちなみに,話を聞く限りPTA会長をやりたがる人ってかなり少数派だと思いますが,「にも関わらず」女性比率が圧倒的に多い組織で男性が担当することになる理由が重要なわけですね.端的に言えば,世間の大半は「女性を組織のトップに」と思ってないってことです.
これって,巷でよく聞く「男性が多数派だから男性の意向が通る」という説に対し,PTAという女性中心の組織で「会長だけは男性にやらせる」が女性の意向って反例になるわけです.男性が立候補しても,女性が反対すれば余裕で過半数取れて女性を選べますから.
日本の女性管理職が少ない問題で「女性は管理職になりたがらない」論には若干懐疑的だったんだけど,最近PTAの男女比とPTA会長に男性がなる比率というデータを見て,「女性は管理職になりたがらない」論は正しそうと考えを改めるに至った.
この書き方が禁止ならどう書けば良いの?って疑問が出てくるわけですけど,一番簡単なのは「関連するところで〇〇の研究があるが,本論文とは△△の点でコンセプトが異なる」という形で関連研究を引用しつつ,土俵が違うってことを説明するやり方ですね.