【「99.99%除菌」の誤解】 ・99.99%除菌するのは黄色ブドウ球菌と大腸菌のみ ・それ以外の菌等は不明 ・ノロウイルス等はアルコール抵抗性が強い ・「100%」除菌と書かないのは業界ルール ・除菌は数を減らすのみで「殺菌」と違い感染は防げない ・手を消毒する時に「除菌」表示の製品を選んではダメ twitter.com/ZanEngineer/st…
当たり前ですがニキビは病気です。なので、治療法を知っているのは医師であり、インフルエンサーではありません。 ニキビ治療については、質の高い臨床試験が世界中で数多く行われてきました。多くの人手や予算をかけて「これが効く!」と証明された治療法が「標準療法」として病院で処方されます。
ニキビの有効な治療法はすでに科学的に検証済です。白いポツポツニキビはディフェリンなど保険適用の薬で改善しますよ! ①有名人の推薦 ②インフルエンサーの体験談 ③臨床試験の結果 のうち役立つ健康情報は③だけです。①②は効果の根拠にはなりませんし、単にアフィリエイト目的の例も多いです💦 twitter.com/picopucopaco/s…
レジーナクリニックの事は存じませんが、大手の美容クリニックでは、 ・院長は「名義貸し」をしているだけでほぼ勤務していない ・実際は素人のバイト医師で回しており、副作用が出ても全く対応できない という違法行為が多数横行しています。医師の経歴がよく分からない病院の受診は避けましょう😌 twitter.com/regina_destroy…
【秋に出やすいアレルギー】 くしゃみ/鼻水/目のかゆみなら、アレルギー性の鼻炎&結膜炎が疑われます。 秋に症状が強いアレルゲンとしては秋花粉(イネ科/ブタクサ等)だけではなく、ダニがあります! ダニ自体の繁殖は夏に多いですが、アレルゲンとなる『ダニの死骸』は秋に増加するので要注意です。 twitter.com/H_KANNA_0203/s…
【爪の保護に有用な製品】 万バズ情報⇒LUSHの爪クリーム 米国皮膚科学会推奨⇒ワセリン 「コスパ」でも「低刺激で爪や皮膚に優しい点」でもワセリンが圧勝。香料や食物由来成分が多いLUSH等の製品はかぶれるリスクが高めです。シンプルな製品の方が安全度は高く、ワセリンは肘膝踵にも使えます😌 twitter.com/piyopiyobiyou/…
【補足】今回は珍しくダイスケ氏の発信が途中までは正しかったのですが、やはり途中からおかしな方向へ行ってしまいました。今回程度の誤報ならばまだマシですが、「塩でアトピー改善」等に騙されると健康被害のリスクが増します。根拠のない情報は信じないようにしましょう。 mobile.twitter.com/S96405539/stat…
ちなみに、これまでの研究で「アトピーがスマホの電磁波で悪化する!」等の仮説が立証されたことはありません。 まだまだ今後の研究も必要な分野ですが、ダイスケ氏が主張する「スマホの電磁波や静電氣が危ないから使用時間を減らせ!」という話には良質な根拠がありませんから、無視してOKですよ。
なお、ニッケルなど金属アレルギーについては、以前にコチラ ↓ の記事で解説しました。欧州や中国では装飾品等へのニッケル使用に制限がありますが、日本にはありません。ピアスなどのアクセサリーは「ニッケルフリー」の製品を選ぶと安心かもしれませんね。 lumedia.jp/dermatology/15…
実はiPhone5の外装からニッケルが検出されたこともあります。ニッケルは身近な電化製品にも意外と含まれる上、日本人の4人に1人はニッケルアレルギーなので対策が難しいです。スマホを買い替えるのはもったいないので、現実的にはニッケルフリーのスマホカバーなどで対策することになるでしょう。
ダイスケ氏のおっしゃる通りで、スマホが手湿疹の原因になることが増えています。ただ、「電磁波や静電氣」のせいとは言い難いです😣 実際は、スマホを長時間使用することで、スマホやスマホカバーに含まれるニッケル/コバルト/クロム等の金属にアレルギーを起こす方がいるのです。
これは割とマジな話。手湿疹が治らないのはスマホが原因かもしれない。湿疹ができる場所を観察してみると、スマホが当たってる箇所が荒れてることがある。ただ電磁波や静電氣とは関係ない。実際はスマホやスマホカバーに含まれるニッケルへのアレルギーが多い。スマホカバーの種類を変えれば治るかも。
メディアが健康情報を扱うなら「根拠となる出典」を明記しないとスタートラインにすら立てません。正直に申し上げれば、「ファクトチェックを受ける資格のあるレベル」にすら達していないのです。根拠が明示されない健康情報は無意味どころか有害であることを、メディア関係者は自覚すべきと思います。
「ステロイドバッシング」はニュースステーション等が繰り返し誤報を流しました。また、ネットなら「出典の有無」を確認できますが、TVや新聞では出典が明記されないので「正しい情報に辿り着きようがない」です。「出典がない医学情報は怪文書」なので、報道から適切な健康情報を得るのは高度すぎます twitter.com/tondeke/status…
【補足】現状ではメディア自身でのファクトチェックは全く不十分で、仕方がないので有志の医療関係者が細々と危険な医療デマを検証している状況です。例えば私の携わるLumediaでは「検証系記事」というタグを作っているので、誤情報に惑わされたくない方は是非ご覧ください↓ lumedia.jp/tag/unreliable/
健康被害の規模を考えると、繰り返し誤報を流すメディアへのファクトチェックはとても重要です。 「報道での健康情報をむやみに信じない」「良質な臨床試験などの適切な根拠が明示されない健康情報は無視する」というヘルスリテラシーを身につけることが大事ですね。
また、皮膚科領域で多くの健康被害を生んだデマとしては『ステロイドバッシング』があります。 メディアが嘘を流したせいで多くのアトピー患者さんの健康が損なわれましたが十分な訂正報道がされてはいません。 しかも令和になってもメディア発のデマは止まっていません。 mobile.twitter.com/S96405539/stat…
最近でも誤報が目立つエセ医学としては、『遅延型食物アレルギー検査』が挙げられます。 日本アレルギー学会などが「健康被害を招く恐れがあり推奨できない」と警告済ですが、それを無視して日テレ/TBS/テレ東などが危険なデマを流し続けています↓ lumedia.jp/allergy/2180/
「報道ではただしい情報が流れている」というのは大きな間違いです。むしろ健康情報に関しては、まともなレベルの報道がなされているケースは稀でしょう。 例えばエセ医学に関連するワードでニュース一覧を確認すると、大半が事実と反する危険なものだと分かります↓ twitter.com/S96405539/stat…
実際は 健康被害が出る危険なエセ医学を、 各学会が何度も警告済な事を無視して、 メディア各社が何度も誤報で好意的に紹介を続け、 一切訂正報道がなされない。 という悪質な例が目立ちます。例えば『遅延型食物アレルギー検査』に騙される方が多いのは報道の責任も大きく、丁寧に検証すべきです。 twitter.com/kyoneshige/sta…
Googleは医療系ファクトチェックにも注力頂きたいです。特にスキンケア系は、 ・検索で適切な情報を見つけるのはほぼ不可能 ・広告を踏むと違法サイトへ飛ばされる 「ググるのは情弱」と言わざるを得ません。例えば『白玉点滴』というエセ医学を検索すると上位100サイトは全て事実に反しています😣 twitter.com/masurakusuo/st…
【ペットと肉アレルギー】 今月の日本皮膚科学会雑誌で、 ハムスターの飼い主 ⇒ハムスターの毛を吸い込む ⇒似た成分の豚肉/牛肉へアレルギー発症 猫の飼い主 ⇒猫の毛を吸い込む ⇒似た成分の豚肉へアレルギー発症 という例が紹介されています。ペット飼育が禁じられたそうで厳しい措置ですね…
申し訳ないです。ニキビ治療法は進歩していて、正しく提供されれば多くの患者さんを救えます。しかし「現代医学に基づくニキビ治療」を知っている皮膚科を実際に見つけるのは大変です。 恐縮ですが、現状では「皮膚を丁寧に診て薬の塗り方を丁寧に解説する医師」をご自身で探して頂くしかないのです… twitter.com/parfaitthestud…
【自然派スキンケア製品は危険?】 米国での調査ですが、「ナチュラル」が売り文句のスキンケア製品のうち「94%」にかぶれやすい成分が含まれました… 自然派を謳う製品は、実際は香料、ビタミンE、植物エキスなど、肌荒れを招きやすい成分を多く含みます💦「自然派なら安心」と信じないで下さいね。 twitter.com/JAMADerm/statu…
典型的な広告案件ですね。「本当にマッサージ1回で体脂肪率が2%も落ちるなら、なぜ病院で肥満患者さんにエステをしないのかな?」と冷静に考えましょう。 そもそも「毎月脚痩せエステ」「エステ1回で体脂肪率がマイナス2%」がいずれも事実なら、1年程度で体脂肪率が0を下回るはずですが…。 twitter.com/puniko___01/st…