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普段はNRCという秩序ある箱庭に守られているが、
外の世界にはセベクの人間呼びを不快に感じたり喋る魔獣のグリムを不思議に思う者もいる、角を生やしたマレウスや呪われた一族のイデアや宗教上では悪魔扱いのタコであるアズールに警戒や嫌悪を抱く者はいる
というのがマスカレードの裏テーマなのかな
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ツイチャンでお披露目された7章PVのマレウスの台詞『恐れることはない 1000年など眠っていれば一瞬のことだ』
茨の魔女を彷彿させる台詞であると同時に、「7章はチャージに必要な時間が1000分(約16時間)あるから覚悟しとけ」という先触れでもあったらどうしよう。
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マスカレ3章のロロくん 「弱き者を惑わせる強大な力は悪しきものだから許しがたい」という正義心に見せかけて、「自分より目立つ強い者が気に入らない」という嫉妬と我欲がありありと透けて見えてて、彼の本性と未熟さと愚かさが垣間見えたのがとても良い。
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ロロくんが「宴に招待されない」という因果を背負うマレウスをマスカレードに呼べたのも、招待じゃなく罠だったからなのね。
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セベク きっとマレウスを守る避雷針でもあるんだろな
これまでもマレウスが誰かに悪意や嘲笑を向けられる度にセベクが敏感に受け取って相手に噛み付いていたからマレウスはブチギレずに彼を諌める側になっていたし、心の安寧が保たれていたのかも。
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紅蓮の花、マレフィセント2に登場した妖精を殺せる赤い粉の原材料の花がモデルなんじゃ…
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ロロくんの「一部の強者のせいで弱者は苦しんでいる」という思い込みと苛烈な正義心から暴動を起こして強者を問答無用で排除しようとする狂気的な思想、捻れて歪んだ世界(ツイステ)におけるフランス革命という感じでゾッとする。
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ツイステ、本編のバトルやミニゲームは敗北しても石砕けば突破できるとか授業150回やチャージ時間は石砕けばスキップ可能のような代替案も出して欲しい。
何かこだわりがあってそうしてるのだとしても、それで「誰でも気軽に楽しめる」というソシャゲの利点を無くしているのがもったいないと思う。
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マレウス ロロくんの真意を知って「僕のせいでみんなを巻き込んでしまった」「か弱い友人(監督生)を危険な目に遭わせてしまった」な方向に落ち込まずに「僕を騙したな!!絶対許さん!!!」とブチギレるところ、やっぱヒーローじゃなくてヴィラン側なんだなと思った。
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ツイステ界では魔法が使える人間は10人に1人程度なので、レオナさんやヴィルのような災害級の魔法が使える者の無力化や妖精との戦争だったりと、歴史の中で非魔法士は自分たちより強くて厄介で目障りな少数派を排除するために紅蓮の花を悪用してきたのかなとか色々想像してしまう。
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ロロくん これだけ派手にやらかしたらもう花の街にはいられないだろうし、問題児としてNRC行きかフロローのように紅蓮の花に呑み込まれて(魔力根こそぎ奪われ非魔法士化する)、ツイステというヴィランの魂を秘めた魔法使いたちの物語から退場することになるのかな。
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「招待されない」というマレウスの因果に対して
5章の監督生が招待したのはツノ太郎だから、熱砂イベは招待されたリリアの代理、マスカレのロロくんは招待ではなく罠だったから呼べたってことならば、
長く生きてる彼に今になってNRCの入学案内が届いたのも招待以外に事情があるから呼べた…?
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ディズニーのズートピア、「肉食動物も草食動物も平等に楽しく暮らせる多様性社会を実現した大都会」という楽園が実は肉食と草食が1:9のパワーバランスで成り立っていたところが一番ゾッとした。
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すずめの戸締まり 映画公開日が2011年の11年後で11月で11日の本日なのも、「それ」を物語る作品だからなんだ…と目から鱗。
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ラギブチとジャミル 人間社会的に野放しにしたら厄介な気性とユニーク魔法の使い手なので、手がかかる主人の世話で悪だくみする暇が無いくらい忙しくしてるほうが平穏なのかもしれない。
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柿の食べ過ぎで柿胃石ができるというニュース、
前に上野のミイラ展で、「防腐効果のあるタンニンが含まれた柿を沢山食べれば死体は腐らずミイラ化するのでは?」
という知的好奇心から自分の体で実験した江戸時代の学者のミイラ(体内に大量の柿の種が残ってる)がいたのを思い出した。柿は凄い。
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ロロくんのユニーク魔法 元ネタの悪役的に炎系だとは想像してたけど、
幼い弟が眼の前で炎に呑まれるのを助けられなかった兄が自らが炎となるユニーク魔法を発現するのは悪役の因果もえげつないに程があるな…
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グロマス 天才のイデアは弟を失った悲しみを弟の代用品を製造することで逃れようとしたけれど、
凡才のロロくんは自分では何もできず悲しみに囚われてしまったしオバブロして我を失う程の魔力量も無いから、正気のままずっと絶望と憎しみを募らせていたのかな。
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ロロくん 生徒会長になれるほど優秀でも名門校に呼ばれて寮長になるほどの秘められた邪悪さも魔力も無くて、いかに絶望しようとも彼らのようにオバブロして世界の破壊も呪うことも叶わない
自分の力だけでは世界を革命できない物語のサブキャラに過ぎなかったから紅蓮の花によるテロだったのかも。
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グロマス 「強い力を有する魔法士と魔力がない人間が一緒にいると時として悲劇が起こる」というロロくんの過去の絶望、これからツイステ本編でグリムやマレウスを相手にする監督生も辿る道なのかもしれない。
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グロマス 元ネタ作品は『ノートルダムの鐘』なんだけど、
家族を失った悲しみを乗り越えて友人や家族と共に未来へ進んだ天才(イデア)と、悲しみに呑み込まれ狂気に墜ちてしまい孤独な悪役となった秀才(ロロくん)の対比構図が『ベイマックス』っぽくもあって好き。