一方、学校活動は、3月から政府の一律の要請により休業していましたが、教育の機会をどう確保するかも非常に大切なテーマです。以上のように、県内にいれば感染の確率は非常に小さいと考えられる状況でこれ以上学校休業を継続することは合理的では無いと考えます。
TX沿線や常磐線沿線、神栖市で今週週末と平日夜間の外出自粛を要請したのは、あくまで首都圏との人の行き来を可能な限り抑えて、首都圏からこれ以上感染が飛び火することを防ぐ目的です。
茨城県では、他県と異なり、当初から医師が必要と認めたケースについては、全件PCR検査を実施してきておりますので、県内在住の方の間で感染が広がっている状況には無いと考えられます。
まず、東京都とは異なり、茨城県の感染者は全ておおよその感染経路を把握しており、 濃厚接触者も含めてきちんと把握してPCR検査を実施しています。これまでのところ、 感染者は、海外または首都圏で感染してきた方とその濃厚接触者に限られています。
学校休業を延長すべきというたくさんのメッセージが届いていますが、次に述べる状況から、茨城県は東京都などと状況は大きく異なり、学校を再開しても感染リスクは非常に小さいと考え、明日から県立学校の授業を再開する決定をいたしました。
県内で1例目となる新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。 感染拡大を防止するため、濃厚接触者の把握を含めた調査をしっかりと行っているところです。 県としては、皆様に冷静に対応していただけますよう、正しい情報の発信に努めてまいります。