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「まるで独裁者のようにふるまうことができるのは実際に独裁的な権力を持っているからだ」と国民はこの9年間思い込まされていました。でも、今回統一教会事件わかったのは「まるで独裁者のようにふるまえたのは」水面下で必死に足をバタバタさせていたからだということでした。
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「日本社会では、いまも人々は外国人嫌いのままであり、『日本人』についての非常に狭い定義に当てはまらない人々を受け入れることを拒否している。」と言われてます。 twitter.com/gloomynews/sta…
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平均的な国会議員の方が平均的な市民よりも遵法意識が低いように思えますが、これは「性悪な人間」の方が国会議員になりやすいのではなく、「国会議員になるとふつうの市民なら処罰されることも処罰されない」という信憑が彼らの間で定着しているからではないかと。 twitter.com/mainichi/statu…
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アメリカは憲法で常備軍の保持を否定しています(憲法条文と現実の間に乖離があるのは日本だけじゃないんですよ)。それは常備軍がその本性として政府の暴力装置となって市民を弾圧するリスクが高いと建国の父たちが判断したからです。だから「ミリシア(武装した市民)」を国防の中核部隊にした。
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金儲けのために政府や自治体と結託してこそこそ悪事を働く私企業が日本のデフォルトだとすると、これは「意識低い系資本主義」と呼ぶしかありません。「意識高い系資本主義」は「誰にも文句のつけようのない社会正義を実現しつつ金儲けをする」仕組みなんですから。 twitter.com/jpn_eee/status…
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反共と反ユダヤは構造的に類似しています。なぜか権力側にいる人たちほど「自分たちは巨大な世界的ネットワークによって脅かされている」という物語に偏愛を示す。そういう仮想敵を設定すると自分たちの間の利害の対立を調整するという面倒な仕事がなくなって、status quo が維持されるからでしょう。
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ほんとうにその通りです。政権交代しない限り、人口減少には歯止めがかかりません。今の政官財の指導層は「労働者をできるだけ劣悪な雇用環境に追い込めば、彼らには子どもしか『財』がないので、子どもをどんどん産むようになる」という19世紀資本主義の「常識」にまだしがみついているのです。 twitter.com/kotarotatsumi/…
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昨日の岡山での憲法集会はずいぶん若い人が来てくれました。ふだんは平均年齢70歳くらいですから「護憲派の運動ってそのうち自然消滅しちゃうのかな・・・」と思っていましたので、ほっとしました。
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政治家を評価するときの僕の基準はその人が「味方を増やすこと・人々の猜疑心や警戒心を解除すること」に十分な配慮をしているかどうかです。それができない政治家は必ず妄想的な「敵」を創り出して、恐怖と不安を利用して支持者を惹きつけようとする。
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おはようございます。今日はこれから合気道お稽古2コマ。そのあと三宮で国葬反対デモでスピーチします。国葬を推進する人たち自身が「国葬反対に反対する」ことに夢中で死者の顕彰に言葉を費やす余裕さえないという事実がこのイベントの無意味さを証明しています。
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僕がいま中国共産党の宣撫工作担当だったらこう言いますね。「アジアで一番ちょろいのは日本ですよ。右翼は中国的な強権統治が心底好きだし、左翼は対中国罪悪感があるので、『昔のことはもういいよ。さあ、一緒に駆けて、駆け抜けようじゃないか』と言って肩を叩けば泣いてついてきますよ」。
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町山さんはほんとうに調査能力が高いですね。これが事実であれば大手メディアが流布しようとしている「思い込み」シナリオは成立しなくなります。 twitter.com/TomoMachi/stat…
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こうなると負け幅を減らすためには対中国・対韓国の危機を煽って、排外主義の勢いを借りるしか手がありません。五輪中止発表後の自民党は「中国と韓国が諸悪の根源」キャンペーンに全額張ってくると僕は予測します。
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野党が離合集散を繰り返すのは「政党は綱領的統一性を持つべきで、綱領的に一致できないなら解党して、イデオロギー的に純化すべきだ」ということをメディアも正論家も当然のことのように主張するからです。なぜかこの批判は野党にしか向けられません。
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放送法の解釈改変はすぐれて「政治的な」問題ですが、それを「条文解釈にかかわる訓詁学」に矮小化するのが第一段階、さらに「文書の正確性」や「組織マネジメント」の問題に矮小化するのが第二段階。この20年ほど日本の政治家たちはあらゆる政治問題を矮小化する技術に磨きをかけてきました。
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日本の国力が急激に衰微したのは歴史修正主義者が跋扈し始めてからです。「自画自賛」でしか国の名誉を維持できない国は「倫理的優位性ランキング」で最下位に格付けされます。日本人は80~90年代の「国に体力気力があった時」に十分に「反省」すべきでした。もう手遅れですけれど。
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海外に出て行ける人はどんどん出て行けばよいと思います。その中には海外で功成り名遂げた後に「さて、ちょっと手が空いたから祖国のために一肌脱ぐか」という人がきっといると思います。それは昔「東京で一旗上げる」と誓って故郷を離れた人が「故郷に錦を飾る」のと同じ心持ちだと思います。
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会社に入っても同じです。上意下達的組織では、上司の出す業務命令の適否について下僚には異議を唱える権利はありません。勤務考課についても異議を唱えることはできません。現場で遭遇した想定外の事態についても自己裁量で判断することは禁じられています。
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AERAに「学問の自由」について書きました。税金を使って研究するなら政府の監督に従えというのは「好きな学問をしたければ公的支援を期待するな」というリバタリアン的な言明に接続します。これってちょっと目には「マッチョ」でかっこいいんですよね。好きなことは一人でやれって。
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すでに「質問に対しては誠実に答える。自分が言った言葉は忘れない」という程度に常識的な政治家に国政を委ねたいという思いが国民の間には蓄積していると思います。その不満がこれから噴出して、世論を動かしていくかもしれません。わかりませんけど。」😟
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これがテレビ中継されないんですね。山本太郎さんの国会質問、ほんとうに胸にしみます。 twitter.com/SamejimaH/stat…
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カジノが歴史的失敗になることを推進派も含めてみんな知っている。でも、それが事実として目の前に突き付けられる時には、府・市の役人もカジノを推進した政治家もそこにはいない。懐に入れられるだけのものは入れて逃げ出した後なんです。
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僕もGotchに同意します。競争の勝者は勝者ゆえにルールを作る側に回ります。彼らが作るルールはどうしても「勝者にさらに手厚く、敗者にさらに過酷に」というものになります。より活動的で、より社会的影響力を持つ人間の自由をどうやって抑制するか。これはミルの『自由論』の重要なテーマでした。
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300頁まで読んで、あとちょっとだった『ブルシットジョブ』読了。いや~、面白かったです。どうして人々は「無意味な仕事」を人に課すことにあれほどの熱意を示すのか、少しだけわかりました。僕は日本の学校教育は「無意味耐性」を強化することを目的にしているのではないかと思っていましたが、
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実に学会らしい深い学殖と見識に裏づけられた抗議声明です。これはぜひ読んでください。 twitter.com/studiamo_itali…