濵田真里(@hamamariri)さんの人気ツイート(古い順)

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ブックトークのレポート書きました。 ▶︎『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ note.mu/hamamari/n/nbb…
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作家であり、大学時代からの友人である@Miyki_Onoさんが、「バイスタンダー」について書いて下さいました。私はこの言葉を約2年前に本で読んで知ったのですが、その時は目から鱗が落ちる思いでした。「これ、絶対必要だ!!」と強く思ったのを覚えています。 note.mu/onomiyuki/n/na…
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私の論文を元に、こちらの記事を執筆いただきました。女性議員に対するオンラインハラスメント調査をしていますが、本当に酷い状況です。インターネット空間の外で起きている、支持者による女性へのハラスメントが、テクノロジーを介することによって増幅、強化されています。 toyokeizai.net/articles/-/416…
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近年@mlkrookなどが女性議員に対する暴力の研究に取り組み始めましたが、日本では女性の政治的過少代表すらあまり問題視されてこず、2000年代に入ってようやく少しずつ女性議員を対象とする研究が出てきました。なお、日本における議員に対するオンラインハラスメント研究は現在ほとんど存在しません。
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そこで調査を始めたのですが、被害を受けている議員の特徴としては、1期目の被害が最も深刻でした。その中でも、特に未婚議員が性的対象や恋愛対象として扱われやすく、「付き合ってほしい」「彼氏はいるのか」というメッセージを大量に送られていました。実名でも、匿名でもそれが送られてきます。
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女性議員に一方的に恋愛感情を抱き、票を理由に関係性を迫ったりしており、まるで「会いに行けるアイドル」のように議員たちを認識していました。これは、彼女たちを「議員」として見ているのではなく、自分の手が届きそうな範囲の「女の子」として見ているが故に起こる現象だと考えられます。
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被害内容には様々なものがありますが、議員7人中6人に共通して確認できたのが、1期目の時に有権者から「相談したいから会いたい」というメールをもらい、実際に会うと相談ではなかったというケースでした。
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性的な内容や性的な画像、説教、発言の揚げ足取り、年齢や容姿、身体についての言及、彼氏の有無を聞く、自らのプロフィールを送る等のメッセージが同一人物から毎日送られる、登録していないメールマガジンが毎日勝手に届くという被害ケースも多く確認できました。
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こういったSNS等のダイレクトメッセージ被害の他に、議員7人中3人がソーシャルメディアの電話被害を頻繁に受けていることも確認できました。議員に直接電話をかけてくる場合と、議員がFacebookで友人になっている人に対して電話をかけてくるパターンがあり、それらの電話は夜中に集中していました。
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日本のインターネット上の空間では、「誹謗中傷はネット右翼によるものだ」という言説が根強いですが、本研究のインタビュー調査では、野党の女性議員が個別に受け取っているオンライン・ハラスメントの加害者には、党や議員の「支援者」や「選挙区の有権者」も非常に多いことが明らかになりました。
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調査対象の女性議員全員がこの経験を持っており、特に1期目の議員は加害者の半分以上、もしくはほとんどが支援者でした。この場合、票を持っていることを振りかざし、「俺に気に入られる行動をとらないと支援止めるぞ、ネットに誹謗中傷書くぞ」「票を入れてやるから言うことを聞け」と迫ってきます。
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SNS等によって、議員が直接発信することによって、議員に対する「身近さ」を感じやすくなっていますが、その副産物として、女性議員の「票が必要な立場」という脆弱性を利用したハラスメントが発生しています。
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これは、主に「支援者」や「選挙区の有権者」からの票ハラスメントという形で被害を受けることが多く、「1期目」、「野党」、「若い」、「女性」という要素を持つ候補者はこういった脆弱性を特に持つため、オンライン・ハラスメントが行われる傾向が強く確認されました。
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日本の女性議員数は世界でも最下位レベルにも関わらず、インターネット上には女性議員を排除する構造が蔓延しています。女性議員に対する暴力が「政治を行うための代償」として正当化・透明化される状況が続く限り、女性が政治の道に進むことは、何らかの犠牲を彼女たちに払わることになりかねません。
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この状況を変えるためには@mlkrookが試みたように 、まずは“Problem with no name”(名のなき問題)として無視されている、政治における女性に対する暴力を可視化させる必要があります。
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プラン・インターナショナルの調査によると、日本における「オンライン・ハラスメント」という概念の認知度は、各国平均58%に対して25%という低さです。かなり低い。概念を知らなければ、被害を認識できません。
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ここに書いた以外にも、調査では様々な状況がわかってきました。オンライン・ハラスメントの概念や現状を広く知っていただくためにも、私の論文や研究を元に本を出版できたらと考えています。現在興味を持ってくださる出版社さんを探し中です!
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議員に対する街頭演説時、特に初立候補時のハラスメントが本当に深刻です。「憲法についてどう思っているんだ!」と地方議会に関係のない話題を出して詰め寄られ、それをあしらうと怒号を浴びせながら追いかけられる。マイクを奪おうとしてくる。ぶつかってくる。すれ違いざまに暴言を吐かれる。
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「応援する」と言いながら近づいてきた人から、大きな声で数十分間〜1時間以上説教をされて演説ができなくなる。「話し方に気をつけろ」「今ここで◯◯問題について演説しろ」といった指示をされるなど…インタビュー調査を進めている約20人の女性議員全員から、様々な事例を聞いています。
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男性と一緒に立つと被害が減ると言われていますが、男子学生に手伝ってもらった方は、学生ということで舐められて、結局2人で大声で怒鳴られて説教されました。一方、警備会社に勤めていた屈強な友人に手伝ってもらった方は、一気に被害が減ったそう。当たり前ですが、加害者は相手を選んでいます。
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特に被害が大きいのが、「無所属×新人×女性×30代以下」というケース。未婚の場合は性的対象と見られる発言を数多くされますが、既婚であっても「旦那さんいるんだよね?」と何度も確認されるなど、同様の視点で見られることが多々あります。
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皆さん、大変なストレスを抱えながら街頭演説をされていました。人手が足りず、毎回誰かと一緒に立つのは難しいという方が多いです。警察に街頭演説時の見張りをお願いし、危険があると判断されて警察が動いてくれた方も。万が一の時のために、自分にカメラを付けることを考えたという人もいました。
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以前の調査では、SNSを広報目的で利用しているにも関わらず、7人の女性議員のうち6人はストーカーや何らかの被害に遭うことを恐れて街頭演説の告知をしなくなったという結果になりましたが(残り1人は男性と一緒に立つため告知している)、そうなるだけの理由があります。
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今年の総選挙に向けての、各政党における女性候補の擁立目標などに関するアンケート。女性候補の擁立目標を設定しているのは、立憲(30%)、国民(30%)、共産(50%)、社民(50%)の4党。huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
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女性議員・立候補者の活動サポートを行う@stand_by_women という超党派団体を立ち上げました。女性議員や立候補者に「寄り添う」「一緒に立つ」という意味を込めてこの名前にしました。女性たちによるサポート活動を通じて「立候補者や現職議員の方たちが政治活動をしやすい環境」作りを目指します。