濵田真里(@hamamariri)さんの人気ツイート(いいね順)

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今回の衆院選では、465名中女性議員が45名。たった9.7%で1割にすら満たないという結果に。前回より下がりました。いつになったら状況が変わるのだろう。政府は2025年までに国政選挙の候補者に占める女性割合を35%にすると目標設定してますが、今回の状況からして実現はかなり厳しいのでは…。。
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議員に対する街頭演説時、特に初立候補時のハラスメントが本当に深刻です。「憲法についてどう思っているんだ!」と地方議会に関係のない話題を出して詰め寄られ、それをあしらうと怒号を浴びせながら追いかけられる。マイクを奪おうとしてくる。ぶつかってくる。すれ違いざまに暴言を吐かれる。
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私の論文を元に、こちらの記事を執筆いただきました。女性議員に対するオンラインハラスメント調査をしていますが、本当に酷い状況です。インターネット空間の外で起きている、支持者による女性へのハラスメントが、テクノロジーを介することによって増幅、強化されています。 toyokeizai.net/articles/-/416…
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今日電車で扉が閉まったとたんに、同じ車両の遠くの席に座っていた年配女性が、彼女の前の席にいる人に向かって怒鳴りだした。「日本では電車は順番に並んで入るの!外国人かもしれないけど、日本ではそうなの!わかった!?はいって言いなさい!」という趣旨のことを繰り返し大声で怒鳴りつけていた。
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私が今回動けたのは、第三者介入(バイスタンダー)の勉強と練習をしてたことが大きい。目の前で当然起きたことに、迅速に対応できずに後悔することが多かったけど、練習のおかげで状況判断しながら行動できた。引き続きバイスタンダーとして、自分の安全を守りつつできる範囲で行動していこうと思った。
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男性と一緒に立つと被害が減ると言われていますが、男子学生に手伝ってもらった方は、学生ということで舐められて、結局2人で大声で怒鳴られて説教されました。一方、警備会社に勤めていた屈強な友人に手伝ってもらった方は、一気に被害が減ったそう。当たり前ですが、加害者は相手を選んでいます。
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日本人研究者によるオンライン・ハラスメントの論文はあまりないのですが、筑波大学の教授らが書かれた論文が最近出ました! 加害ユーザー層の分析などがされています。 「日本におけるオンライン・ハラスメントの現状と対策:Twitterでの女性記者のツイート「炎上」を例に」 f1000research.com/articles/10-11…
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ブックトークのレポート書きました。 ▶︎『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ note.mu/hamamari/n/nbb…
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選挙期間中のハラスメントは本当に多いです。有権者だけでなく選挙応援をする男性議員からのものもあり、応援に来てもらっていたり、自分より立場が上なので権力関係があったりすると、ハラスメントをされても本人はなかなか断れないという状況が生まれがちです。 businessinsider.jp/post-255533
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「応援する」と言いながら近づいてきた人から、大きな声で数十分間〜1時間以上説教をされて演説ができなくなる。「話し方に気をつけろ」「今ここで◯◯問題について演説しろ」といった指示をされるなど…インタビュー調査を進めている約20人の女性議員全員から、様々な事例を聞いています。
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特に被害が大きいのが、「無所属×新人×女性×30代以下」というケース。未婚の場合は性的対象と見られる発言を数多くされますが、既婚であっても「旦那さんいるんだよね?」と何度も確認されるなど、同様の視点で見られることが多々あります。
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今朝の読売新聞の朝刊に「オンラインの暴力 女性議員守れ」というタイトルで記事が掲載されました。 こうやってメディアによって周知されて問題が可視化されることで、これまで「政治家として活動するためのコスト」とみなされていたことが、「解決するべき問題」になってほしいなと思います。
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以前の調査では、SNSを広報目的で利用しているにも関わらず、7人の女性議員のうち6人はストーカーや何らかの被害に遭うことを恐れて街頭演説の告知をしなくなったという結果になりましたが(残り1人は男性と一緒に立つため告知している)、そうなるだけの理由があります。
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日本のインターネット上の空間では、「誹謗中傷はネット右翼によるものだ」という言説が根強いですが、本研究のインタビュー調査では、野党の女性議員が個別に受け取っているオンライン・ハラスメントの加害者には、党や議員の「支援者」や「選挙区の有権者」も非常に多いことが明らかになりました。
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皆さん、大変なストレスを抱えながら街頭演説をされていました。人手が足りず、毎回誰かと一緒に立つのは難しいという方が多いです。警察に街頭演説時の見張りをお願いし、危険があると判断されて警察が動いてくれた方も。万が一の時のために、自分にカメラを付けることを考えたという人もいました。
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彼らは今後も、今回のように見た目によって理不尽な目に遭うことがあるかもしれない。こういう時に、周りに動いてくれる大人がたくさんいてほしい。今日の車両の席は人で埋まっていたけど、誰も動く気配がなかった。こういう時に自分1人じゃなく、一緒に動いてくれる人がいるほど心強い。
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その子たちは「外国人」と言われていたけれど、日本で生まれ育ってる可能性も大いにある。見た目だけじゃその人の背景なんてわからないし、行動を指摘する時に「外国人だからわからないだろうけど、日本のルールを守れ!」と見た目で一方的に決めつけて言うのはおかしい。
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席にいたのは小学生の男の子3人で、こんな小さな子たちにあんな言い方してたの?と驚いた。子どもたちに小さく声をかけると最初は黙っていたけれど、「怖かったよね、別の車両に行く?」と言ったら頷いて、みんなで移動。女性は私の後ろの席にいたけど、絡んだらだめだと思って一度も見なかった。
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今年の総選挙に向けての、各政党における女性候補の擁立目標などに関するアンケート。女性候補の擁立目標を設定しているのは、立憲(30%)、国民(30%)、共産(50%)、社民(50%)の4党。huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
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私の席からは怒鳴られている人は見えないけれど、「はいって言いなさい!」と何度か言われた後、「はい…」という声が小さく聞こえた。このやり取りはあまりにも酷かった。ここで誰かが声をかけなければ、言われた人は本当に傷つくと思い、怒鳴り声がおさまった後に、言われてた人のところまで行った。
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女性議員・立候補者の活動サポートを行う@stand_by_women という超党派団体を立ち上げました。女性議員や立候補者に「寄り添う」「一緒に立つ」という意味を込めてこの名前にしました。女性たちによるサポート活動を通じて「立候補者や現職議員の方たちが政治活動をしやすい環境」作りを目指します。
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日本の女性議員数は世界でも最下位レベルにも関わらず、インターネット上には女性議員を排除する構造が蔓延しています。女性議員に対する暴力が「政治を行うための代償」として正当化・透明化される状況が続く限り、女性が政治の道に進むことは、何らかの犠牲を彼女たちに払わることになりかねません。
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調査対象の女性議員全員がこの経験を持っており、特に1期目の議員は加害者の半分以上、もしくはほとんどが支援者でした。この場合、票を持っていることを振りかざし、「俺に気に入られる行動をとらないと支援止めるぞ、ネットに誹謗中傷書くぞ」「票を入れてやるから言うことを聞け」と迫ってきます。
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差別をされたり抑圧されている当事者が、声を上げたり説明をすることは、二次被害や発言の客観性を疑われる等の障壁があるため、大きな負担になります。ハラスメントに関する調査インタビューをしていて強く実感しています。だからこそ、第三者がバイスタンダーとして声をあげることが必要です。
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女性議員に一方的に恋愛感情を抱き、票を理由に関係性を迫ったりしており、まるで「会いに行けるアイドル」のように議員たちを認識していました。これは、彼女たちを「議員」として見ているのではなく、自分の手が届きそうな範囲の「女の子」として見ているが故に起こる現象だと考えられます。