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化政期頃の花魁。髷は島田(結綿かな?)櫛や挿物も斑入り鼈甲でゴージャス。当時流行していた笹色紅も色気たっぷり。着物は下着の赤色が透けて見えるので絽でしょうか。赤蜻蛉の柄が涼しげで、カッコイイのです。歌川国貞『当世美人合おゐらん』太田記念美術館にて現在開催中 #花魁ファッション 展ヨリ
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【お染】明治時代の髪型ですが(可愛くて描きたくなったもので)。若い娘の代表的髷「桃割れ」に橋を掛けたような髷です。歌舞伎のお染久松から呼び名がつきました。うしろの丈長の見送りがとってもキュート。 #江戸御髪
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女のようですが男子です…陰間ちゃん。陰間は、遊女と違い足袋を履きます。紐で結んだ足首が色っぽい。ばい髷に結って、前髪のリボンと蝶の簪が可愛い。肩上げした振袖を簡易的な紐で雑に着付けてるのが、退廃的でエロいな〜と感じます。
歌川国貞『星や霜当世風俗 かげま』ヨリ #お江戸スタイルブック
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浮世絵で見つけた美男美女のおしゃれファッションを趣味で描いている #お江戸スタイルブック 50体突破しました。当初の目標は100体なので、ようやく折り返しです。いつも見てくださっている皆様どうもありがとうございます。
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夏真っ盛りのお嬢さん。高島田に大きなリボンがキュート。絣の薄物を肩上げしています。おそらく12〜13歳くらい。袖がかりにして通気性バツグン。手にしている団扇は市川団十郎の工藤祐経。団扇で推しをアピールする文化はこの頃からある。
歌川国貞『江戸八景 両国ノ夕照』ヨリ #お江戸スタイルブック
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十三代目市村羽左衛門(五代目尾上菊五郎)の弁天小僧菊之助。南郷力丸と強請り取った金の分け前を相談する場面。崩れた島田髷、露わになった白い肌と彫物、たくし上げた紅い長襦袢に縞の羽織を引っ掛ける…と、これが似合うのは超イケメンだけ…!歌川国綱『青砥稿花紅彩画』ヨリ #お江戸スタイルブック
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化政期〜天保頃に大活躍した名優・五代目松本幸四郎の冬の装い。手拭いを頰かぶりにして頭をガード。上衣には合羽(かっぱ)を羽織り、首には襟巻き。着物の小紋と合羽の裏地が同じなのがオシャレ。高麗屋格子柄の中着がチラリと見えます。
歌川国貞『役者雪月花 雪』ヨリ #お江戸スタイルブック
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裕福な大名の姫君。百花繚乱の煌びやかな打掛に無地朱の振袖、奴島田に組紐の元結、銀製の花簪の豪華さ。広口の袖を飾り紐で留めていますが、これは豇豆(ささげ)というもので、広袖の口が開かないようにする役目があります。
歌川国貞『江戸名所百人美女 霞ヶ関』ヨリ #お江戸スタイルブック
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浮世絵で見つけた美男美女を趣味で書いている #お江戸スタイルブック 当初の目標だった100体突破しました!いつも見てくださっている皆々様、どうもありがとうございます✨🙏並べてみると壮観だー😂
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2/18発売【初の著書出版!】
『大人の教養ぬり絵&なぞり描き 歌舞伎』
本文とイラストを執筆しております。なんと松竹株式会社様監修!出版社エムディエヌコーポレーション
眺めて・塗って楽しい、歌舞伎の豆知識も知れて嬉しい一冊です。どうぞよろしくお願いいたします!
amzn.to/39ci3es
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江戸時代初期頃の歌舞伎役者、采女(うねめ)。京・四条河原で人気を博した女性芸能者です。男装して茶屋の女達と戯れる場面。額には鉢巻で男髷を結い、着物は異国風の上衣を重ね着し、首にはロザリオ。鎖国前にしか見ることのできない和洋折衷スタイル、好き。『歌舞伎図巻』ヨリ #お江戸スタイルブック