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何度もいうけれども、そもそも読んだ本と読んでいない本の区別がつけられると思っているところが間違っている。
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学問をするより、すぐに役立つ会計ソフトの使い方なんかを教える場にしたいといっていたじゃないか。論文なんか書かなくなったことを歓び、私たちがいったとおりの大学になってきたと歓迎するのが彼らの立場ではないないのか。何度も云うけれども。
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日本の改革はみんなの苦労や苦痛、面倒臭さが最大になるように仕組みを改変していこうというのが多いような気がしますね。
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生活に余裕のない人は、今は必要なくてもそれが必要になったときに買えるかどうか判らないからものが捨てられない。どうでもいいものまで捨てられない。今は余裕があるけど嘗てなかった人でもそういう人はいる。今必要なものだけを持って生活するというのは質素なようで実際は金持ちにしかできない。
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あの頃は夏も冬も何時間も書店を渡り歩いて本を探して買っていた。そしてそれを読むことすらあった。それが今のこの態度は何だ。冷房の効いた部屋で画面をぽちぽちクリックして本を買い、そして読まない。
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蔵書は、読んだ本、読んでいない本、読んだか読んでいないか判らない本の三種類に分けることができて、三番目に属する本が圧倒的に多くなれば、もはや読んだか読んでいないかなどどうでもよくなる。
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研究者を目指す若い人は日本で学位を取ったら外国に出ていって研究をするとよいと思っていたが、これからは大学院に入るところから外国に行った方がよくなるのかも知れない。
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古い文庫本がチョコレートのような甘い香りを感じさせてくれることがあって、そのチョコレート臭に関する論文があったなと思って検索したら、その論文ではないのだけど、古い本の香りのチョコレートというのを見つけてしまってどうしたらいいか判らない。 trendhunter.com/trends/nomnom-…
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「選択と集中」で研究者総数を減らして国立大学の運営費交付金を減らし続けてこうなるといわれたとおりになっていてそれでも続けようというのに今ごろ困ったことになっていますよみたいな顔をしなくてもいいのでは。 twitter.com/nikkei/status/…
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「山の裾野は無駄、頂上だけにすれば効率化ができるじゃないか」というのを本気でうまくいくと思ってやってきて、うまくいかないのはそのせいではないかと思わないのが不思議だが。