寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『達成』
病気で寝たきりピアニストの私は思う。 『何もしていない。症状がきつくて耐えていただけの日』と、 『ピアノを弾けた日』があったとする。 客観的に見ると『ピアノを弾いている方』が頑張ってるように見える。 でも実際は『何もできずに耐えている日の方』が頑張っているようだ。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『縁結び🎀』
病気で寝たきりの私、あまりに現状が苦しいから 『今この瞬間を生きる』スタイルで気力振り絞って生きてきた。 たまに現実を感じて絶望するけれど、また夢の世界を創りだすことで前に進める。 夢は無くてもいいけどあるといざというときの心の支えになるから 私は夢をどんな時も心の片隅に置いている。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『飛魚(とびうお)』
知らない=幸せなことってあるよね。 病気で寝たきりになった当初、治ると思ってたから生きてこれた。 その時点で何年経ってもずっと寝たきりの今を知ってたら絶望して死んでたと思う。 知らないことが希望になることもあるんだね、人生は。 知ってることが今を支えて、知らないことが未来を創る。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『ほろ酔い酒🍶』
今まで生きてきて「やらなければよかったのに挑戦した後悔」より 「できるのに挑戦しなかった後悔」の方が断然多い。 そういう人生だったから、今は真逆の人生を生きている。 寝たきりになってから気づいた。少し遅い。 だけど、やりたかったことやり潰していい人生だったなと言える最期にしたい。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『毬栗(いが栗)🌰』
「満ち溢れる生命力」が原動力になる場合と 「死の恐怖」が原動力になる場合がある。 私は後者で 毎日が死ぬほど辛いから 死に打ち勝つだけの「生きてて良かった」と思えるだけの何かをしていないと死ぬ と必死にやってきた結果、 なぜか今生きて作品を創っている。 いろんなタイプの原動力がある。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『華やかな花を挿す』
『生きてるだけでいい。』そんなとても優しい言葉がある。 こんなに優しい言葉なのに、私には少し悲しくて苦しかった。 『生きているだけでは嫌だ。寝たきりの体でも私にはやりたいことだって夢だってたくさんあるのに。』 だから私は『生きたいと思えること』を自分で創っていくことにした。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『かたつむり🐌』
私は病気で寝たきりになってたくさんのものを失ったと同時に、 失ったものたちは形を変えてたくさんのものを作っていった。 砂時計は 上を見ると砂が残っている。そして減ってゆく。 下を見ると砂が少しもない。そして増えてゆく。 一見失っているように見えて、中身は変わっていないことがある。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『招き猫』 #招き猫の日
事故で寝たきりになった私の後悔。『いつかやろう、今じゃなくてもいい』と思えることほど『今』やっておけばよかった。『いつかやろう』と言える時点で『いつでもやろうと思えばできる条件が整っているということ』だったから。 出来なくなって『いつかやろう』が恋しい言葉になった。 『今』やろう。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 『喜寿のお祝い』 喜寿(数え年で77歳) 喜寿の「喜」の字を草書体で書くと「㐂」となり、 「七十七」に見えることが名の由来です。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『全力を尽くす』
病気で寝たきりの私、もし生まれてからずっと寝たきりだったら『こういうものか』と思ってたかもしれない。 元気だった時があったから『あの頃に戻れてからやりたいことをしよう』そんな思いの時期が長かった。 『元に戻ることに注ぐ力』よりも『今やりたいことに注ぐ力』が大切だと気づいて今がある。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『聞き流す』
寝たきりになってから、 『生きること』が生きる目的だった時代はしんどかった。 『遺すこと』が生きる目的になった今、 ほんのちょっとだけ生きやすくなった。 生きることよりずっと大事なものを見つけたから。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『アゲハ蝶🦋』
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 『還暦のお祝い』(60歳) 十二支と十干が一周し、生まれた年と同じになる=「暦が還る」ことが名称の由来。「(暦が還って)赤ちゃんに戻る」ことから、還暦に祝いには赤いちゃんちゃんこを贈ることが慣習となっている。
寝たきりの私、『病気だったら何もせず寝とけば?』ってよく言われる。 何年治療や手術しても治らず、同じように時間が過ぎていくならば、 全力で好きなことや楽しいことだけを見つめて生きていこうと決めた。 苦しみや哀しみが入る余地がない様に。 そして寝たきりのままピアニストになる夢を叶えた。
寝たきり書道家・星野希望です。 作品をベッド上から届けています。 今日の書 『サーフィン🏄‍♀️』