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それでも、やはり「痴漢をなくしたいという共通目的のためなら」と違和感を抑え、企業発案のハッシュタグを使い、拡散に協力した。
試験当日は、体調が優れなかったが、「痴漢をなくしたい」一心で電車に乗り、雪の降る中、都心で企業が主催するスタンディングにも参加した。
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「痴漢から受験生を守る#withyellow運動を企画しました。ぜひ一緒に◯◯さんにも広げて頂けたら幸いです！」という言葉で拡散を呼びかけた。
この文章はコピペで、当時、痴漢を捕まえてバズった私にも届いた。
市井の女性の発案で始まったことが、企業の先導にすり替わるようで、違和感を覚えた。
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その年の秋、かねてより市井の女性達が声を上げていた「センター試験で受験生を狙う痴漢がいる」問題について、警察や鉄道会社に対応してもらえず、状況が改善しないことを受けて、一般女性が「当日は受験生を守るためパトロールする」と発信し、多くの人が共感した。すると前述の企業がそれを引用し、
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発案者の方が感知しないことだったので違和感を覚えた。
後に企業と話し合い、協力し合うことになったと報告されていたので、違和感は残りつつ、「痴漢が『ほとんどない』『冤罪の方が問題』とされる中で、問題を可視化するという目的が同じなら力を合わせたい」と思って、一時期使っていた。
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2019年春、まだ痴漢について話せば「冤罪」と言われ中傷も多い中、「痴漢がいることを可視化したい」と一般女性が声を上げ、それを受けてまた別の女性が「痴漢ビッグデータ化」を発案。
有志がボランティアでアプリ製作していたところ、いつの間にか、企業が似たアプリをリリースしていた。
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たとえ報道されなくても、名は残らなくても、市井の一人一人の成果だと思います。
一人一人の声に意味があり、力があり、その結晶だと思っています。
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私はTwitterを始めて4年ほどですが、たった4年でも、痴漢などの性暴力に対する空気が変わったと感じます。
以前は、今よりももっと、痴漢といえば「冤罪」の声が多く、嘲笑や誹謗中傷も多かったです。
空気が変わってきたのは、中傷されても決して諦めなかった一般の人達がいるからだと思っています。
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何万人も集まってデモをしても報道されなかったり、国民の声を無視した政治が行われ、「声を上げても無駄なのか」と思わされることも多い中、「一般女性の勇気とそれに共感する人達の行動が痴漢撲滅へと世論を動かして行った」なんて、すごく希望を持てるニュースになると思う。報道されたらいいのに。
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一人一人の市民が、見返りを求めず、ただ善意で、時間や労力を割いて、実際に電車に乗って受験生を痴漢から守ろうと行動していたことは、とても大切なことだと私は思います。
それが著名人やメディアからではなく、同じ市民から発信され広まったということに、「市民の力」を感じて勇気付けられます。
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「Twitterできる元気はあるんだ」というコメントが時々ある。
その人にとっては、元気なときに余暇でやるものなのかもしれない。
私は大体動けなくて横になりながら打っていて、むしろ他のことができなくて、やり場のない苦しみや悔しさを吐き出している。
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災害時の性暴力について、案の定「デマ」と揶揄する人が複数いる。
絶対現れると思ったので、しつこいくらいにスレッドに記事や国の指針を添付したというのに、記事どころかスレッドの一番上しか読まないんだなと思った。
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ネットには、言いにくいことを、身を削って発信している一般の方が多くいます。
お金や名声を得るためではなく、社会が改善することを願ってやっています。
どうかネタ集めに利用しないでほしいと思います。
参考にしたり、その言葉を使うのであれば、せめて声をかけて了承を得てほしいと思います。
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自分の苦しみを他人の仕事の成果にされるのは、大変苦痛です。
ネタを提供するためにやってあるわけではありません。一般人はフリー素材ではありません。
市井の人の声を商用利用したり、何かのネタ元にするのであれば、一声かけて了承を得てほしいですし、敬意を持って接してほしいと思います。
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ある時、「性被害後に自傷的に性産業に就いてしまう」という話について、その方からいいねが来たのを偶然見ました。
関心を持ってもらってありがたいはずですが、強い抵抗を感じました。
単に共感ならいいのですが、自分にとって非常に深い傷なので、ネタになり、記事にされるのはいやだ思いました。
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「痴漢から受験生を守ろう」の呼び掛け人の方をブロックされた作家さんについて。
昔、まだ自分の生き辛さを言語化できなかった頃は、面白い文章でわかりやすく、大いに共感していました。
しかし、次第に「誰かがツイッターで言っていたことの切り貼りのよう」と感じてモヤモヤするようになりました。
216
「受験生を痴漢から守る」動きが年々広まっていますが、始まりは2019年の一般女性のツイートでした。
それに賛同した多くの一般の人達が、何の見返りもなく行動して今に至ります。
いつの間にか作家や議員の方が始めた運動のようになっていて、一般の人達がいないことになっているのを悲しく思います。 twitter.com/shisoyama/stat…
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平常時でも同じだと思った。声を上げる人達に対して、「嘘だ」「日本は性犯罪が少ない」とバッシングして、問題をないことにしようとして、性暴力が延々と繰り返される。
言った人達は、性暴力対策や法整備の遅れに加担しておきながら、何の責任を取るわけでもない。
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災害時に性暴力を受けて「なかったこと」にされた方々や、警察や行政に訴えたにも関わらず無碍にされ、あまつさえマスコミから「デマを流している」と報じられ、社会から猛バッシングを受けて黙らされた支援者の方々の悔しさや絶望感は、どれほどだったろうと思う。
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黙らせようとする人達の言うことは、28年前も今も同じだと思った。
「デマ」「でっち上げ」。そうやって都合の悪いことから目を逸らして、なかったことにして、後の災害でも同じことが繰り返された。
言った人達は、災害時の性暴力対策の遅れに加担しておいて、何の責任を取るわけでもない。
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性暴力の話をすると、すぐに「嘘だ」という人が現れるので、被災地での性暴力についてツイートするときには、しつこいくらいにリンクを貼った。
阪神淡路大震災でそうやって黙らされて、それでも活動し続けてくれた人達がいて、災害時の行動指針に盛り込まれるようになった。それを無駄にしたくない。
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性暴力の話をすると、嘘だと言われたり、「つらいから聞きたくない」と言われることもある。
悲しくなるけど、そうして目を逸らせることをうらやましいとさえ思う。
誰かが聞くだけでつらくなること、当事者は経験している。そういう人がたくさんいる。
嘘だと言えるほど遠くにいてよかったなと思う。
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性暴力を、「仕方ない」で済ませないでほしいと思います。
自然災害なら仕方のないことですが、性暴力は自然災害ではなく、人間が起こしていることです。
「仕方ないこと」で終わらせず、加害を防ぐ策を講じたり、できることを一緒に考えてほしいと思います。
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被災地で起こる性暴力の話に対して、「犯人の国籍は？」と揶揄するコメントがありました。
性暴力の話をすると、外国人に責任転嫁しようとしたり、「根拠のない噂話」「日本は性犯罪が少ない」と言う人が現れますが、そんなことはありません。
問題解決のために、まずは現実を知ってもらいたいです。
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「被害者の年齢は、5才未満から60才以上と広範囲にわたる」
「被害者と加害者の両方において、『60才以上』とされた人の中には、70才代の人も含まれている」
「男性・男児への被害も」
「東日本大震災『災害・復興時における女性と子どもへの暴力』に関する調査報告書」より
japanplatform.org/PSEAH/lib/data…
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女性への侮辱に、「誰がお前みたいなババアなんか狙うか」というものがあるけど、災害時のレイプで一番狙われるのは35〜50歳だそう。
理由は「レイプされても周りに言わないから」。
上記の女性の例はまさにこれだと思う。加害者は卑劣。
twitter.com/222Minette/sta…
複数の男性からの性暴力で心身を壊して闘病中 / 性暴力の軽視がなくなることを願って #性被害者のその後 作成 / ✉️222minette@gmail.com / 手帳2級 / 体調が悪いため休み休み / あまりお返事ができません / 海馬の萎縮で健忘があります / 複雑性PTSD、鬱、解離ほか