山梨県南アルプス市の宝石研磨士の山本武氏の取材に来ています。御年84歳、研磨歴66年で毎月100個ほど作品を作られています。 『研磨は知的労働で絶えずイノベーションが必要』『石には磨く人の知性が現れる』とおっしゃる言葉の重みを感じながら、作業を見学させていただきました。
10月の誕生石オパールは、遊色効果が魅力の宝石ですが、この遊色の出方にも幾つか名称があります。写真は「ピンファイア」と呼ばれる遊色パターンです。細かい斑が、ピンを突いたように細かく密集しており、星空のように見えることから「スターダストパターン」とも呼ばれます🌌
【クイズ】 虹色が特徴のこちらの宝石、正体分かりますか?🤔
透明感のあるハックマナイト。蓄光も楽しめます😊 ハックマナイトは地質学者ハックマンが名付け親。紫外線で色が濃くなり、変色した状態が暫く続く蓄光という性質を持ちます。硫黄の分子が光によって異性化することが原因。硫黄が多いほど蓄光後の色も濃くなります。 ※右が紫外線を15秒当てた後
深い海のようなミステリアスさも感じられる宝石です。 宝石名:ユークレース(Euclase)
正解は…Bです❗ 正解率33%と難易度と高めでしたね。 今回のガラスは、意図的にヒビを入れ着色したタイプで、国内でも流通しています。天然ルビーは一般的に内包物が多い宝石なので、ヒビを入れ似せています。 見分け方は、表面がザラザラしているところから見分けることが出来ます。(→続く) twitter.com/keiichiro_oyam…
海外出張は想定外なことが起こりますが、それが楽しみでもあります。前回のツーソン出張では乗り換えのロサンゼルス空港で12時間遅延しましたが、お陰でロサンゼルス博物館を訪れたり、宝石買付なども出来、大変充実した時間でした。海外出張の醍醐味です😊 写真はロサンゼルス博物館展示の宝石達💎
エメラルドは希少性の高さゆえ一時期供給不足に陥り人気が落ちましたが、ザンビア産(シェア約30%)の発見で安定供給が可能となり人気が再燃しました。この5655ctのザンビア産のエメラルド原石は2018年に発見された博物館級の逸品。
お客様からのオーダー品、ブルースピネルのベンゼン環ピアスです。 ベンゼン環ご存知ですか?化学好きには堪らない6個の炭素原子からなる環です。 一般的にジュエリーは石を目立たせるため、爪は小さいほど良いとされる中で、あえて爪にデザイン性を持たせたお客様の秀逸なアイデアです(続く)
【宝石クイズ:初級編】 どちらが天然ルビーか分かりますか? 片方はガラスです。 「めざましどようび」で実際に使用した宝石です。
ブラジル産アレキサンドライト。原石のままorルースに加工か悩みますね🤔
10月誕生石オパールは、ラテン語の貴重な石=オパルスに由来し、古代ローマでは愛と希望の象徴とされていました。日本でも人気のある宝石の一つで、イギリスのヴィクトリア女王が最も愛した宝石としても世界中によく知られていますね☺️
【宝石クイズ】 こちらの6つ、何の宝石の拡大写真か分かりますか? 宝石内部にはめくるめくインクルージョンの世界が広がっており、まるで小宇宙のようですね。
10月誕生石オパールの中でも、是非実物をルーペで見て欲しい宝石が「カンテラオパール」です。鍾乳洞や地底湖のような模様が見えて、ルーペ越しに冒険に行ったような気分になれます。
【宝石クイズ】 こちらの宝石の正体、分かりますか? ヒント:トップカラーです💎
幽玄な桜🌸と、ミステリアスな三日月🌙それぞれオパールと、ハイアライトオパールで、どちらも甲州貴石切子カットです。現実離れした美しさは、見る人を幻想的な世界へといざないます。
8月に向けて、切望頂いていたコバルトガーナイトとレッドスピネル(ラズベリーカラー)を海外から本日入荷しました。 ルースにするか、原石にするか悩みますね🤔 原石とルースどちらが欲しいですか?(⇒アンケート)
伝統工芸士・大寄智彦さん@kisekichoukoku の取材のため甲府に来ています。写真は新作のHAKU〜。金銀銅の箔がまるで水晶の中で浮いているように見える和を感じさせるペンダントです。貼り合わせとカットによりこのように見せているそうですが、素晴らしい技術に感服です。
金平糖? or 宝石?🤔
甲府駅北口に、山梨県の伝統産業・特産品である水晶を使用したモニュメントがあるのをご存知ですか?ぶどうをモチーフに、ワイヤーで球体の水晶とアメシストが吊るしてあります。実はこの中に4個だけ、ぶどうの模様が彫られています!是非皆様甲府駅をご利用の際は隠れぶどうを探してみてください🍇💎
@fdlove8 フェイドさん こんにちは。 ガラスであれば、このような特徴がありますので確認してみて下さい。 ・触っても冷たくない ・ファセット稜線(画像3枚目)が鋭くない
新作の金平糖です🍬今回のシーブルーカルセドニー、カーネリアンの金平糖です。出来上がるまでには長い道のりがあります🥺(⇒続く) twitter.com/keiichiro_oyam…
真っ赤に熟した果実のようなスタールビー🍇
合成ダイヤモンドはHPHT法(高温高圧法)とCVD法の製造方法がありますが、こちらはHPHT法のもの。この手法は、地球深部のような高温高圧を再現した装置を使って合成ダイヤを製造します。製造過程で、鉄(Fe)を触媒として混入させるため、写真のように強力磁石につく場合があるため磁石で見分けます。