276
となりの若い子へ。いま好きでやっている事を 周りに「地味」「無意味」「悪趣味」と言われても気にすんな。その〝味〟が『人間味』になるし 突き通せば周りが興味を持ち始める。面白くなるよ。
277
この一か月「芸人さん大丈夫?」と毎日聞かれてきた。誰かにコントロールされる毎日ほどつまらないものはないから どんなにネット社会になっても『本人が言葉で伝えてきたこと以外は事実としない』ことにしている。もし逆の立場になったとき自分の言葉だけを事実としてくれる友人がほしいし。
279
280
冬が来るな。人と接する時は温かい春のココロ。仕事をする時は燃える夏のココロ。アイデアを捻る時は澄んだ秋のココロ。自分と向き合う時は厳しい冬のココロ。なるほどな。
281
282
住む家を手にする為に生きるのもいいけど、自分の体に〝家を住まわせる感覚〟もいいもので。努力家、倹約家、読書家、愛犬家…死ぬまでいくつ別荘を持てるだろ。その街に、食通、音楽通、漫画通…いくつ道を通し、見せどころ、勝負どころ、よりどころ…いくつ名所をつくれるか勝手にワクワクしてみる。
283
以前、ムッとする言葉にすぐカッとなっていた頃「言葉で借金つくるなよ」って助言にハッとした。売り言葉も買い言葉もあるので言葉は心の借金をつくる。売られても買わない、ムダな言葉を生産しても買ってもらえないから売りもしない。やっと気付いて現在地。
284
285
286
となりの若い男女から流行りの「そだねー」が聞こえる。男女円満のコツは『そ』で相づちを打つことらしいね。「そうだね」「その通り」「そうそう」「それで」などなど。気持ちを合わせるには言葉を合わせればいいと言うが、この〝そ〟の相づちは 魔法の〝愛づち〟かもしれないな。
287
288
289
人は〝なんなく片づいたモノ〟については 深く考えなくなる生き物で。今、必死こいて考えている〝なかなか片づけられない仕事や恋〟は、片づかないからこそ深く考え続け 一生向き合うモノになっていく。大切なモノは『片付けられない人』でいいよ。
290
さっき山手線で「11月11日11時11分!」とハシャいでた ご婦人へ。可愛かったです。ずっと童心でいてください。明日は「もういくつ寝るとお正月?」とか言ってみて。ちなみに あと50日寝るとお正月。平成最後の。楽しみですね。
291
タレントさんを見ていると『そ』と『な』の相づちが上手い。「そっか」「それで?」「そういう事か!」「なになに?」「なんで?」「なるほど!」。この『そ』と『な』 いわば『S』と『N』を上手く使える人は SNS社会でも きっと一目置かれる。
293
たまに「わ」の中から外に出てみるのもいいね。 居心地よい「輪の中」から「和の中」から「話の中」から。出てみたら世界がチョット変わる。んで 本当の友達なら またいつ加わっても輪も和も話も変わらないのが経験則。
294
ピーンと張った糸ほど切れやすいもので。恋人とか親とか友達とか『かたい絆』だと思っていればいるほど 切れやすいし キレやすくなっちゃう。「絆の糸はゆるむし ゆるめるもの」と考えているほうがラクだし強かったりしますね。
296
297
298
299
同じ独身男が「独りはみじめだろ?」と同調を求めてきた。悪いけど こっちは独りの時間も楽しいし、帰り道にパイプユニッシュとかマイペットとか買うのも好きなのよ。忘れちゃいけないのは「独り=みじめ」って思い込みと、自分で みじめなキャラを演じることが一番みじめってこと。
300
広島の友人の母が急病になり、先ほど自転車で駆けつけた町医者のおじいちゃんの賢明な処置で難を逃れたと聞き、頭ん中でミスチルのHANABIが流れた。ドクターヘリほどの派手さはないが田舎のお医者さんのドクターチャリもカッコいいな。