2376
菅首相との電話会談でバイデン氏が尖閣は日米安保の適用内であると言ったという。日本政府関係者は安堵したという事であろうが、他国の大統領などの発言に一喜一憂しなければならないような状態は異常である。国際情勢はいつ劇的に変化するか分からない。日本は早期の国家自立に向けて手を打つべきだ。
2377
我が国の武器輸出がようやく始まる。12日には国産のC2輸送機の非舗装滑走路に着陸する試験が成功した。我が国では武器を売ることは悪いことだと思っている人が多い。しかし武器を売れば相手国に対し外交上は有利になるのだ。諸外国は国力増進のために武器を売る。我が国もその力を捨てるべきではない。
2378
韓国が日本海の呼称に東海の併記を求めているが国際水路機関(IHO)の総会は17日未明、日本海と単独表記する指針の継続を暫定承認した。総会は出席国による全会一致が原則で韓国を含め加盟国から明確な反対は出なかった。IHOが総会の報告書を月内にまとめ、正式に承認される。よかった。
2379
今朝のNHKのニュース、世論調査で夫婦別姓に賛成が7割だとか。信じられないがこれも日本ぶち壊しの一つか。田中さんの奥さんが鈴木さんで鈴木さんの奥さんが田中さんだとか言ったら混乱を招くだけだ。女性は愛する男性の姓を名乗ることに喜びを感じる人が多いのではないかと私は思う。
2380
コロナによる死者は11か月で1900人だという。インフルエンザなどに比べてその数はむしろ少ない。しかし国を挙げて大騒ぎだ。感染者数が毎日発表されるが他の病気では感染者数がこれほど問題にされることはないと思う。感染しても重症でなければ騒がなくてもいいのではないかという気がする。
2381
テレビのニュースを見ていたら、海外から成田空港に到着した人たちが国内各地に移動する際に電車やバスなど公共交通機関を利用しないようにと呼びかけられているそうだ。都内までの移動でもタクシーを使えば何万円もかかる。そんなことを実行できる人はほんの一部だ。無理な注文だ。
2382
日本政府は中国の尖閣周辺における行動を念頭に、日米同盟の強化によって抑止力を強化しようとしている。それは応急的な対応としては大事であるが、長期的には自衛隊の軍事力強化によって抑止力を高めなければならない。いつまでもアメリカ頼みではなく自分で守る態勢が大事だ。
2383
茂木外相が20日の記者会見で中国の王毅外相が24~25日の日程で来日すると発表した。香港の約束違反、尖閣の反復領海侵入など無法を働く中国に融和的過ぎる。中国は、日本は一応抗議はするが、結局中国のやることは後追いですべて承認すると受け取るだろう。これでは中国との外交戦争に勝てない。
2384
中国の王毅外相は香港や尖閣などの問題で菅新政権が強硬な態度をとるのか安倍政権と変わらぬ態度をとるのか判断しに来るのだ。変わらないと判断すれば中国の無法は今後より一層エスカレートするだろう。日本政府は是非とも強い不快の念を示すことが必要だ。歓待するようなことはことは最低だ。
2385
コロナ感染者増で毎日大騒ぎだ。しかし11か月で2千人しか死なない病気でどうしてこんなに騒ぐのか分からない。それもコロナが直接の原因ではなく合併症で死んでいる人も多い。騒ぐと利益がある人たちが騒ぎを大きくしているのではないか。自粛と委縮で経済が回らずこの先どうなるのだろう。
2386
茂木外相が公式サイトで日本を多様性のある多民族国家にしたいと言っています。また英語を第二公用語に、定住する外国人に地方参政権を与えるだとか。脳内がかなりグローバルスタンダードに侵されているようです。考え直してもらいたいと思います。
2387
中国の王毅外相は尖閣に関し、我が国が事態を複雑化させる行動を回避するよう求めたという。彼の暴言には驚くがどうして茂木外相は彼に対し笑顔を見せているのか。中国に対し強く自制を求めているようには思えない。今回の訪日で中国は今後とも無法を働くことに自信を持ってしまったのではないか。
2388
我が国の安全保障については何とかなる、米国が守ってくれるという楽観論が今も根強い。しかし台頭する中国に備えておかないと日本もやがて香港のようになってしまう可能性が大である。自衛隊の格段の戦力強化を図るべきだ。デフレの今ならそれが景気対策にもなり一石二鳥だ。
2389
本日の産経新聞1面、5面。自衛隊基地周辺の土地が中国資本に買収されている。政府がようやくこれに対処する法令を整備するために動き出したようだ。これからは正に情報戦争の時代だ。自衛隊の動きが中国などに筒抜けになるのはまずい。国民は国家の安全保障が盤石であってこそ安心して生活が出来る。
2390
冷戦終結後米国は日本経済弱体化へ舵を切った。それが日米構造協議、年次改革要望書の交換だった。しかし我が国は米国の要求を呑み続け今日の経済低迷を招いた。今米国は中国経済弱体化を狙っているが中国は日本のようには米国の要求を受け入れないだろう。中国弱体化の行方は未だ予断を許さない。
2391
米国の中国弱体化に過度の期待をするのは禁物だ。また日米安全保障条約にも過度の期待はできない。日米安保は自動発動ではないのだ。日本を守るかどうかが米国の自由意思に任されている。中国の国力増大に伴い我が国は中国の軍拡に対処できるよう自衛隊の格段の戦力強化に踏み切るべきだ。
2392
日米安保条約は抑止のためのものだ。中国が尖閣侵略行動に出た場合米国は日本を守るかどうかは分からない。まず米国大統領が日本を守ると決断し米軍に命令を与えなければ米軍は動けない。その後2か月以内に米国議会が決議しなければ米軍は行動を止めなければならない。日米安保は自動発動ではない。
2393
香港では昨年6月犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正に反対する平和的なデモを呼び掛けただけの周庭氏、黄之鋒氏が禁固10月以上の実刑、また中国共産党批判の香港紙創業者黎智英氏も収監されたままだという。我が国も迫りくる中国の脅威に備え国を守る態勢強化が必要だ。
2394
2日夜中国でNHK海外放送が香港の民主活動家への実刑判決について伝えた際、画面に電波異常の表示が出て放映が4分間中断されたとか。私は同じことを16年前の北京訪問で実体験をした。中国に不利な報道はさせないのだ。香港の暴動のビデオなども捏造されている可能性が高いと思う。
2395
12月5日産経新聞2面、竹中平蔵氏が「所得税減税で国際金融人材の呼び込みを」と提案している。外国人に頼らないと日本は発展しないのだろうか。彼は小泉内閣の頃から各種改革を提案、実行してきたはずだが良くなったと感じられるものはない。また外国人ですかと言いたくなる。
2396
コロナ感染者が拡大していると連日マスコミが大騒ぎだ。医療崩壊寸前だという。しかし少なくとも日本の10倍以上もの感染者や死亡者がいる欧米諸国で医療崩壊が起きているという話は聞かない。我が国とは何かが違っているのか。我が国の対応は何か間違っていることはないのか。
2397
戦後の日本は米国から押し付けられた現憲法に当初こそ口惜しがっていたが現在では平和憲法だとか言って礼讃するようになった。憲法改正が出来ず米国に守ってもらっていることは自分の国を自分で守るより遥かにに高いものにつく。日本人が働いた金が合法的に奪われる。
2398
日本の国公立大学45校が人民解放軍の軍事技術を支える中国の7つの大学と学術交流協定を結んでおり、日本の先端技術の流失が中国軍の戦力強化に利用されている恐れがあるという。ODAや日本学術会議など我が国は国を挙げて中国軍の戦力強化に協力してきたようなものだ。そして尖閣で脅かされている。
2399
防衛省がF2戦闘機の後継機を三菱重工を主体として開発するが、技術的な支援を受ける外国企業として米国ロッキード・マーチンを選ぶ方向だという。しかしもし米国がブラックボックスを要求するようなら支援を受けることはやめるべきだ。国産戦闘機が米国にコントロールされては国産ではなくなる。
2400
防衛費が9年連続で増額されこれまでの最高額になるという。しかし同時に国内防衛産業に直接支払われる額が増えているのかという視点も必要だ。これまでは防衛費が増えてもそれ以上に米国に支払われる兵器購入費が増えていることが多かった。それでは国内産業は弱体化しやがて自衛隊も弱体化する。