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小学校入るまでに「〇〇ができてなきゃいけない」みたいなを列挙して親に示す支援者がいるけど、子どもの状態も多様だし、親の状態も多様なんで、そんなこと一律に要求するのは無理だと思います。
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まあ、自分自身も幼児期・児童期は集団適応が苦手でアンハッピーに感じてました。でも、今思えば、「集団適応が苦手」なのがアンハッピーではなくて、「集団適応しない自分がダメな自分」だと思い込まされていたのがアンハッピーの理由だったと思うのlです。
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テスト信仰は発達障害領域でも強いです。学校関係者のみなさん、WISCやK-ABCなどの知能テストは「集団に参加できるかどうか」をみるテストではありません。「就学etc相談に間に合わせるために至急、医療機関でとってきてください」みたいな指示はやめて欲しいです。
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某支援学校を訪問したとき、給食を食べて
いない子どもがいた。
先生は「偏食があるので」と説明され、「別のメニューは準備できないのですか?」ときいたら、「準備の都合で無理」との返事。
別のクラスにいくと一人違うメニューの子どもがいた。「この子はアレルギーがあるんで」と。モヤモヤした。
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「知能指数をあげる」ことをPRに使っている自発や放デイは、とりあえず「やめといた方が良いと思います」と保護者には伝えています。
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「手をつなぐ」の知的障害の原稿を書いているときに、昔々の医学史の講義で「大宝律令」に知的障害の支援が記載されていると聞いた?ことを思い出したので、調べてみたら養老律令(718年)だった。養老律令には身体障害やてんかんなどと並んで「病気」に分類され、税の減免などの対象になっていた。
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発達障害の特性をデコボコで表現するのは、そろそろやめたほうが良いように思う。優劣でないことはもちろんだけど、デコボコが本質ではなくて、多数派と少数派の「違い」なんだろうと思う。
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「認知の歪み」ってもともとはうつ病などの認知行動療法の文脈で使われていた用語(最近は使われない傾向)。それで、別に「トレーニング」の対象ではなかった。いつのまにか「ケーキが三等分できない」みたいな「スキル」の問題になり、「トレーニング」の対象になっているのは、不思議。
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STとかPTを自発や放課後デイに配置すると「子どもを訓練づけ」にするので良くないみたいな意見があることにも驚いた。ST、PT,OTなどの専門職は、その視点から障害特性を評価して、子どもに適した環境設定を行うことなど「訓練」以外のこともするので、「専門職=訓練づけ」みたいな見方は違うと思う
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「失敗から学ぶ」ことって、私は好きになれないんですよ。
ASDの子どもにとって、幼稚園や学校などの多数派に向けて設定された環境で、適切な合理的配慮がなされないと「失敗」が非常に多く、日常は失敗の連続になりがちです。(続く)
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当然だけど、親のキャパも有限だし、障害のある子どもを育てていれば、それだけでもかなりのキャパシティを使っているということは支援者は意識すべきだよね。
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WISC, WAISなどについてはIQだけでなく、プロフィール(凸凹)を重視しすぎるのも問題です。例えば、言語理解指数が高いからと言って、日常会話や学校の授業で先生が話すことの理解が高いとは限りません。知能テストではあくまで、1対1の場面での、定型的な質問に応える能力を測っているのですから。
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幼児の療育機関で「集団生活への適応」を目標の第一においている所が結構あるんだけど、「そこからじゃないだろう」と思う。
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とくに、「子どもの多動」→ADHDと短絡的に判断するのはやめてほしい。ADHD→薬と短絡的につなげるのもやめてほしい。
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担任先生とか指導主事に「A君への合理的配慮について意見ください」ってことが増えた。保護者同伴で面接するのですが、「〇〇などをお願いします」というと、半分くらいのケースで「他の子どもから文句がでたときの対応も教えて」と言われるのだけど、それはA君の主治医に聞くことなのかなって、疑問。
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カームダウン(クールダウン)エリアってのは、自閉症などの子ども・成人が感覚過敏が辛いとき、不安などがたかまったときなどに、基本的には自分の意志で(支援者が促すことはある)刺激の少ない場所を求めて落ち着くためにいく場所です。当然鍵は不要です。ベランダに出して鍵をかけるのはカームダウ… twitter.com/i/web/status/1…
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ASDのこどもの感覚過敏のあり方も多様。けっこう状況・文脈依存のことも多い。学校では音過敏だが家ではそうでもないとか。「学校では我儘がでる」とか「気まぐれ」とかそういう問題じゃない。疲労度とかキャパオーバーとかが関係してそう。
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その時、校長は「アレルギーは医学的問題なんで対応しないといけないんです」とおっしゃった。「発達障害も医学的問題(脳機能の特性が少数派)なんです」と説明した。「お医者さんてそう考えんるですね」と言われたけど、特にその後も対応は変わらなかったようです。教育者もそう考えてほしいな。
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発達障害の支援についての会議などで、最近は「診断はどうでもいい、特性を知って、特性に合わせて支援することが大切」みたいな意見を言う人が増えてきて、「一同うなづく」みたいな感じになるのだけど、診断によって得られる大事な情報は色々あるので、意見を言うことが多い。
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自発が発達障害の子どもにとって「楽しい場」であるためには、専門的な工夫や経験が必要なんだけど、「楽しい場」にするなら専門知識も工夫もいらないと思っている「支援者」もけっこういて、それは障害をなめていることで、腹立たしい今日この頃。
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「集団適応」の前に「子ども個人」としての
QOLとかウエルビーイングとか、まあ、表現はなんでも良いんですが、個人としてハッピーに過ごせることが第一だと思うわけです。
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私のTEACCHの師匠のジャック・ウオール先生の言葉に"use structure to teach flexibility"があって、つまり「柔軟さを教えるために構造を使う」ってことなんです。大人(あるいは多数派)の型に嵌め込むために構造化するのではありません。
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発達障害についての臨床経験がない一般の人が、「○○は発達障害にみえない」と判断する根拠ってなんだろうって、マジで考えている。LDは見ただけじゃわからないし、ASDやADHD、知的障害も「見ただけ」ではわからないことが多いのに。
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この記事にビックリした。そもそも、クレームという理解からして違うと思う。教育者向けの媒体みたいで、更に驚いた。
昭和に戻った感じ。
【クレーム対応Q&A】発達障害なので宿題を減らして reseed.resemom.jp/article/2021/1… @ed_reseより
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時々「体力ないから授業中寝てしまうんです。体力つけてください」って親子に指導する先生がいるんだけど、「寝てしまう」理由は色々ありそうだし、「体力つける」って具体的に何をさせたいんだろう?って思うことがあります。