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脳波でADHDとかASDとか診断することは通常ありません。
なぜか、今日はこの質問が複数あったけど、今、ツイッターみて理由がわかった。
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「早期発見、早期支援」があまりに強調されて、支援者側が焦ってしまい、2歳でも3歳でも「障害告知」をして「障害受容」を促して、「療育」のレールにのせることだけが、支援方法だと思ってしまっていることがある。親子のあり方も多様なので、支援のあり方も多様でOKと考えたい。
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ASDの人はネガティブな体験の記憶がなかなか消えない人が多いように思います。中年になっても小学生くらいの嫌な体験、失敗体験や叱責された体験をまるで昨日のことのように辛そうに語る人は非常に多いです。
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時々「子どもの可能性は無限です」みたいなことを言われることがあるけど、まあ、可能性は無限かもしれないけど、目の前の子どものキャパシティは有限なんで無理させないで欲しいと思う。自分の子ども時代の経験からも
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予想外にワクチンを怖がる患者さんが多い。理由をきくと「○○新聞」「週刊XX」とかを読んでということが多いです。その場合、「専門外だけど、○○新聞とかの記者よりは勉強しているつもりだし、あなたのことを大事に思っているのでお勧めします」。「もちろん自分自身も打っています」と伝えます。
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いっぱい「良いね」がついているので驚く。新しいウイルスなんだがら情報が少ない中、専門家はその時点、時点で最善の方法を考えている。情報が明らかになるに連れて方針を変えるのは当然のこと。「死者が多数」ってどこの国と比べているのだろう。「厳しく検証される」のは一部のメディアの態度だろう twitter.com/ISOKO_MOCHIZUK…
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多少無理をしてでも「集団に入れる」ことを主張する支援者や教師は「大人になった時に困らないように」というのだけど、「無理な集団体験」により、かえって集団が嫌いになったり、引きこもってしまった子どもや、「大人になって困っている人」の存在は無視しているか、気づいていないように思います。
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臨床心理士がトレンド、なにかと思えば残念
リツイートはしませんが
「発達障害は母親の脳内の活動によっておこる」
とかいってる人の話はデマです
デマを疑うサイン
資格や経験年数、ケースの数を強調する
原因として母親だけに焦点をあてる
脳科学用語多用
聞きなれないカタカナを既知のように使う
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この大阪大学のサイト、けっこう攻めていて素晴らしい。多数例を追跡し慎重に検討している。
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今回の結果は、「子どものST(スクリーンタイム)を短くする必要があり、そのためには両親が『スマホ育児』をやめるべきである」という論調を見直すに十分なデータです。
resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/20…
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発達障害の幼児の支援で一番大事なのはと聞かれれば、嫌な体験をなるべく減らして、楽しい体験を増やすことだと思う。
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早期支援も様々な形があって良い。支援者がASDを疑った場合、「(子どもが嫌がるなら)無理に抱っこしなくても良い」とか「無理に偏食直さなくてもいい」とアドバイスするのも早期支援。実際には逆のアドバイス(スキンシップ増やせとか、偏食はだめとか、きちんと躾しなさいとか)が多いのだけど
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「合理的配慮」って訳語も良くない。「配慮」じゃなくて「合理的で具体的な調整や改変」って意味だと思う。「愛着」と「合理的配慮」の訳語は、二大問題訳語って気がする
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私がこの仕事を始めた30年前は、ベテランの保育士さんから「障害があってもなくても、叱るときは叱るのが愛情」だみたいに教えて貰って、モヤモヤしてたのだけど、今思えば、「叱らなければならない状況を作らないようにする」ことが必要だったと思う。
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偏食指導をしない方が良いという話をすると、栄養が偏るとか、将来食べられる物が減って大人になった時に困るという反論がくる。そういう可能性がないとは言わないが、偏食指導をすることのデメリットと天秤にかけて判断して欲しい。少なくとも、子どもの苦労とかデメリットも評価すべきです。
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「失敗はどれだけしても良い、失敗から学ぶから」みたいな主張もよく聞きます。こと、発達障害の支援については、私は、なるべく失敗しないような環境設定が必要だと思います。支援されない環境では「失敗」や「過度の負担に苦しむ」ことが多いからです。失敗はなるべく少ない方が良いです。
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定型発達でも発達障害でも、子どもでも大人でも、すべての人の認知能力(というか能力全般)には限界があります。キャパオーバーになると、色々問題が生じます。かんしゃくだったり、イライラだったり、抑うつだったり。キャパの程度や在り方は人それぞれ、多様です。多様ってとこから出発したい
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学校の先生や保護者が子どもの「認知の歪み」をトレーニングして治れば、物事が解決すると思ってしまうのが、とても恐怖。
対象にされそうなのが、自閉症、ADHD、LDの子どもたち。
トレーニングより合理的調整がまず必要。
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前も書いたことあるけど、どうして一部の医療関係者(小児科医や保健師)、教師や保育士は「母が使うスマホ」を敵視するんだろうか?育児中の小児科医や保育士に聞いてみても、スマホは育児の必需品(病院の予約とかも)という声も多いし、授乳中にずっと目と目を合わせるなんて無理って答えも多いし、
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しかし、なぜ、教育や保育の関係者は「児童精神科医の見立てを聞いてきてください」じゃなくて「児童精神科でWISCやって、数値を聞いてきてください」と言うのだろう?「専門性」は「見立て」や「支援」であって、検査結果ではないのだけど。
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製薬会社が保護者に配布してくださいと持ってきた「小学校に入るまでにできてほしいこと」ってパンフ。自分はできてないなあって項目が多い。例えば「自然に親しむ、土にふれる遊びを親子でしましょう」って。遊び方まで口出しされたくないし、余計なお世話だなと思い、結局ゴミ箱にいきました。
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自分は子供時代(50年以上前)に給食を完食させられて
苦労した。大学生にアンケートをとると彼らも小学生時代に給食を無理無理食べさせれて苦労したという回答が意外に多く、状況はそんなに変わっていないみたい。好き嫌いは多様性だと割り切って、食事は楽しく食べたいと思う。
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TBS報道特集で「あれ?」と思ったのは「福島県が過剰診断を認めているなら、なぜ検査を継続するの?」と疑問を感じたスタッフがいなかったのだろうか?ということ。複数のスタッフが関与しているだろうに、視聴者が疑問に思うだろうと思った人はいなかったのかな。内部で議論にもならなかったのかな、
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特定の食物のとり方やダイエットとかサプリとかが自閉症スペクトラムやADHDに効果があったり、発達障害の原因になったりすることはないですよ。
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自分には、ほとんど全く1行も賛成できない。これほど、賛成できない文章も珍しい。 twitter.com/EcoG20/status/…