maromiso(@maromiso1)さんの人気ツイート(新しい順)

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私の周りにいる、周りからは「成功」と思われる立場にある人は、研究者も芸術家もビジネスでも、ただ真面目に自分の道を歩いており、お金や地位など一般に「成功」の指標となるようなものに主眼を起いたりそれらを求めて行動していない人達ばかりです。これは理想論でも綺麗事でもなくリアルです。
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例えば、私がアメリカにある著名な研究者の元にポスドクとして渡った時、日本では、研究に利用されると思うけどその中で学んで、などと言われ、私も構えていましたが、行ってみると、その研究者は、ただ真面目に私と研究の議論をして、研究費等含め私がいい研究を進めるサポートだけをしてくれました。
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海外に出て驚いた事の一つが、日本にある「成功=うまくやる」の常識が全く常識ではないという点です。例えば私の知る著名な研究者は皆、驚くほどただ真面目に研究活動を続けています。もちろん、「うまくやる」事で成功に繋げている人もいますが、中身がなく第一線に居続けている人を私は知りません。
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幸せな人生を歩みたくて、でも、もしまだ国会中継を見たことがないなら、まず一度見てください。私達が関心を持たないと政治の質どうなるか、すぐ実感できると思います。いま逃れようもなく起きているのは、そんな政治によってコロナ対策を含め私達の生活の大部分が決められているという現実です。
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現在の日本社会は、世界的に見て、多様性への受容は少なく、明らかに差別的です。しかしこれは、日本がそうなったという話ではなく、昔は世界の多くの地域で同じようなレベルだったのに、日本が変化していない結果です。そしてここで言う「昔」とは、ここ10年,20年の話です。
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もちろん世界でも未だにあらゆる差別が横行しています。しかし、それに反対する動きはここ10年,20年で加速しています。性差別にしても人種差別にしても、この面で日本が変化しなくていい理由は私には見当たりませんし、この差別的な面が日本らしさとも日本の守るべき文化とも全く思いません。
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今の日本で、例えば、恵まれた環境で育ち学歴も職もある男性が、みんな違ってみんないい、と言って自分の事だけ考える。これは多様性の肯定ではなく、否定です。私はこういった層の無理解さの蔓延、社会への無関心さが、差別や格差が全くなくならない日本の現状をもたらす主要因の一つだと思います。
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多様性のある社会は、何もしないで実現するものではありえません。例えば女性差別が当たり前の社会で、男性がいつも通りに自分の事だけ考えて生活していて、差別がなくなる訳ありません。どんな差別も格差も同様です。今は、多様性の無い、自分と違う誰かが自分のままで生きていけていない社会です。
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オーストリアではロックダウン、マスク義務、休校、スーパーなど必要最低限の店以外は閉店、外国からの出入りも厳重に管理という状態を3週間続けても、人口900万人に対して新規感染者が1000人を切りません。世界が相手にしているのは、このウィルスです。明らかに日本は、現実を軽視しすぎています。
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研究業界では世界中で女性差別があり、日本はワーストの国の一つです。このままでいいはずがない。背景には様々な要因がありますが、差別撤廃に動く世界の中で日本の動きは驚く程遅い。なぜか。私達男性の差別の軽視が大きいと私は考えます。現状を記事に書きました。@frau_tw gendai.ismedia.jp/articles/-/791…
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私もですが、差別が当たり前のように存在する日本のような社会で育った男性が、自分の中に育ってしまった差別意識を取り除くのは簡単ではなく、如何に多くの男性がここに向き合うかが社会から差別を撤廃できるかの鍵になります。社会的に影響力のある政治家がこの現状では問題外と言わざるをえません。
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差別への無理解や軽視を訴える女性に対し「一生懸命」という言葉を使い「差別の軽視」の上乗せし、さらに自分は差別を考えてると言う。自身が差別の軽視を表明している事実すら気付かず「自分は差別してない」「考えてる」と主張する男性が本当に多い。差別がなくならない日本を象徴する言動です。 twitter.com/hiroyoshimura/…
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コロナの対応で政府や自民党への批判が高まっていますが、コロナ後に急に変化した訳ではなく、遥か以前からずっとこの体質であり、自分の事と捉え易い事案を前に、気づく人が増えたという事だと思います。コロナ対策がおかしいと感じた人は、それ以外も見てください。コロナ関係なくこのレベルです。
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この誤解が日本ではとても強いと感じています。なので、例えば就職率や収入また姓の選択などの偏りを、「平等」にやってるんだから被差別側の問題などと片付けようとしてしまう場合が目立ちます。違います。差別をなくすとは、ルールも何もかも、全ての人を考慮して社会を根本から見直すという事です。
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例えばサッカーが全人口の半分にしか許されていなかった星で、もう半分もプレイする事が許されたとして、ルール等はそのままにただもう半分を受け入れる事は平等ではありません。優位性に不平等があるのは誰にでも分かります。同様に、差別撤廃とは、だた被差別者を受け入れるという話ではありません。
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少子化対策などという言葉を使うなら、まずは国として子供を大事にする姿勢、これを見せる事が最低限の第一歩だと思います。コロナ禍などの緊急事態では特に政府が何を大事にしているのかが露呈しやすい。私には、今の日本政府を見て、子供を大事にしているとは全く思えません。
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感染がどんなに広がっても、オンラインなどで対応する体制を整えてないから休校にできない、やむを得ず休校になったら学校教育は一時ストップ、でも代わりに子供を家で見る保護者への補償も不十分、みたいな子供への教育を軽視した政府が少子化対策なんて言葉を使うのは、全くの矛盾です。
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コロナ禍における日本の教育に対する対応の悪さは、世界的に見て信じがたいレベルであり、本当に早急になんとかしなければいけない大問題です。
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これは、オーストリアがすごいと片付ける話ではなく、教育という国の機能として基本にあるべき部分をなんとしても機能させ、日本に住む全ての子供が教育を受けられるように国が動くのは、先進国と言われる国であれば当たり前です。
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学校を休校にして医療従事者の子供は?とか、オンラインで授業してパソコンない家は?といった意見がありますが、例えばオーストリアの公立校は、ロックダウン中も、検査を徹底した上で、医療従事者や家で対応できない子供の為に部分的に開いていて、全ての子供が教育を受けられる体制が整っています。
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今、当然、各方面への補償、休校に備えたオンライン化を含む学校の対応など高いレベルで準備が進んでいると信じたいですが、もしこんなに時間があって、例えば休校になった場合の対応が前回から大きく変わってないなんて事があるなら、それはもう国が機能しているとは言えないと思います。
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緊急事態宣言、出すなら中身のある対策を伴わなければ意味をなしません。欧州では多くの国が、最初のロックダウンの段階で、ロックダウン前に補償から学校のオンライン対応まであらゆる準備を整えており、さらにそれらの対策は、ロックダウンの度に急速に改善しています。
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私も毎日食事を作り育ててくれた母には限りない敬意と感謝を持っていますが、大事なのは、女性=家事育児の価値観がある社会となくなった社会では「お母さん食堂」の意味合いが全く違ってくるという点です。まずは「お母さん=食事作り」と連想するのが当たり前でない後者の社会を実現。そこからです。
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個人的にお母さんの料理が好きな事や、家庭でご飯作りを担当しているお母さんに敬意に感謝を持つ事、それと、女性差別があり女性=家事育児という偏った古い価値観が払拭できていない社会において「お母さん食堂」というフレーズをビジネスで使う事を肯定する事は全然同じではありません。
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リスクは取ってほしくないと言われ、それではと、自営業のリスク回避の為の準備や下積みになりそうなパートの募集を見つけるも、子供がまだ小さく断念。そんな中、夫の単身赴任が決まりそうで、全てが遠のく、という現実。これが、女性差別でなくてなんなんでしょう。