このたび、谷口ジロー先生の名作『犬を飼う』シリーズを、カラー原稿完全収録・新編集の決定版として6/29に刊行いたします! 書名は『犬を飼う そして…猫を飼う』です! このアカウントでは、谷口先生の超絶すごい画稿や、書店員さんからの熱い声を紹介し、盛り上げて参ります。
『孤独のグルメ』の谷口ジロー先生が、すばらしい猫まんがを描かれている…! この事実と、谷口先生の描く猫たちの愛くるしさは、もっと広めて行きたいと思っています。
『犬を飼う そして…猫を飼う』、ついに完成!! 見本が届きました! カラーページも非常に美しく印刷されており、ずっと手元に置いていただきたい、正に「決定版」の名にふさわしい本になりました! いよいよ明日から順次店頭に並び始めます…!
『犬を飼う そして…猫を飼う』いよいよ明日発売! 谷口ジロー先生と同じ鳥取県出身の青山剛昌先生が、とても素敵な推薦イラストを描いてくださいました! コナンと猫、そして犬…この1枚の中にそれぞれの性格が滲んでいて、今にも新しい物語が始まりそうです…! 感動!
終戦記念日の今日、ぜひ多くの方に読んでいただきたいのが本書収録の、軍用犬と家族をめぐる物語『百年の系譜』です。 戦時下、多くの犬が軍用犬として徴用され、そのまま戻らなかった…その事実を『孤独のグルメ』の谷口ジロー先生が、戦争への思いを節々に滲ませながら描いた、知られざる傑作です。
不躾な書き方になりますが、『犬を飼う』と『百年の系譜』を続けて読むと、犬を最期まで看取れたとしてもこれほどに悲しいのに、元気な犬が家族から引き剥がされ、もう帰ってこないのはどれほどに理不尽で悔しいか…作品に込められた戦争への思いがより際立って感じられる気がします。
こちらの作品ですが、2009年に雑誌「ビッグコミック1(ワン)』に発表されたもので、単行本『犬を飼う そして…猫を飼う』の最後に完全収録されています。 shogakukan.co.jp/books/09179256
【急告!】谷口ジロー先生国内初の研究本の発売が決定しました。 タイトルは『谷口ジロー 描くよろこび』、10/26ごろ平凡社さんより発売です。松本大洋氏のロングインタビューをはじめ、関川夏央氏、久住昌之氏、萩尾望都氏ほか多数の著名人による寄稿を掲載、と超充実…! heibonsha.co.jp/book/b373028.h…
実は先月、香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんが出演されるAbemaTVの番組「ななにー」で本書が紹介される予定でした。三省堂書店神保町本店さんの「ゴールデンスポット」に置かれた『犬を飼う そして…猫を飼う』を、稲垣さんが、よっこらしょ!と西加奈子さんの本に置き換えるという衝撃が… twitter.com/nerolia98/stat…
なお、このあと本は稲垣さんによって元の場所にきちんと戻されていまして、番組では稲垣さんの本に対する豊富な知識と情熱に感動しました。『犬を飼う そして…猫を飼う』が紹介されなかったのは、単純に時間の関係だったようです! 稲垣さんにも知っていただきたかったのですが、残念…!
予想外にバズってしまいましたが、この番組で「新しい地図」のお三方に店内と本を面白く紹介し、草彅さんに本書をプレゼンしようとしてくださった新井見枝香さん(@honya_arai )の新刊『本屋の新井』が講談社さんから発売となりました! 読むとこの番組をもう一度面白く観られます!
2月11日で谷口ジロー先生が亡くなられて丸2年となります。先生がいらっしゃらないことは今もただただ寂しく、残念でなりませんが、亡くなられる数ヶ月前に、先生が手帳に書かれた言葉を改めて全文ご紹介したいと思います。
たったひとりでもいい 何度も、何度でも本がボロボロになるまで 読まれるマンガを描きたい。 あきることなく 何度も開いて絵を 見たくなるマンガを描きたい。 それが私のたったひとつの小さな望み。
そんなマンガが私に描けたかどうか疑問は あるが、今、頭の中で妄想している物語 その世界と絵はなんとなく見えているのだが これをひとつの形にするのは難しく 骨の折れる 作業となる。それでも苦痛を乗り超えた 楽しさがあるのもまちがいのないことだ。 (ここまで)
今日は谷口ジロー先生の命日ということもあり、こちらのアカウントで何作か谷口先生の作品をご紹介するほか、谷口ジロー先生に関する素敵な記事もリリースされる予定です。 ぜひ皆さまもご自身のお好きな谷口ジロー先生の作品について、思い出や感想をお書きください #谷口ジロー
谷口ジロー先生が亡くなる直前まで描かれていた絶筆『いざなうもの 花火』は、内田百閒の『冥途』が原作で、人があの世へと吸い込まれていく様子が描かれています。全編通して鬼気迫る緊張感があり、何度読んでも背筋が凍ります。「生と死の狭間」を描いたこんな表現、他に見たことがありません…
2月22日は猫の日です。『孤独のグルメ』で知られる谷口ジロー先生は、行き場が無くなった保護猫をもらってくれないかという相談を受け、最終的には飼うことになった実体験を漫画で描かれています。世界の巨匠が猫との暮らしを実に丹念に描いた、隠れた傑作です…!
老いた愛犬の死を経て、二度と動物を飼うのはやめようと言っていた谷口先生ですが、最終的には猫だらけの素敵な暮らしを送ることに…
これらの作品はすべて単行本『犬を飼う そして…猫を飼う』に収録されています。これまであまり知られていなかった谷口先生の犬と猫との生活を丁寧に綴ったエッセイ『サスケとジロー』も掲載した決定版です。大好評3刷、ぜひお読みください。 shogakukan.co.jp/books/09179256
昨年の終戦記念日にもご紹介し、大きな反響をいただきましたが、谷口ジロー先生には軍用犬として戦争に徴用されていった犬と家族を描いた『百年の系譜』という作品があります。静かに状況が悪化する中で、動物がいかに理不尽に家族と引き裂かれたか…先生の戦争への思いが随所に滲んだ隠れた傑作です。
今日2月11日で谷口ジロー先生が亡くなられて丸3年となります。この一年は先生の軌跡をまとめた『描くひと』(双葉社)が刊行され、『孤独のグルメ』8度目のドラマ化で、原作が更に多くの方に読まれた一年でした。そして、今年は様々な大型企画の発表が控えています。続報にご期待ください。
『孤独のグルメ』に先立って描かれた『歩くひと』は、谷口ジロー先生が街を歩き回って、何かを発見したり体験したりすることの面白さを、強い意志を持って描こうとした初めての作品だと思います。描き込みやスクリーントーンの手法が段違いにパワーアップした作品でもあり、この雨の凄まじさたるや…
いよいよ『歩くひと 完全版』発売です!改めて本の仕様をご紹介します! 今回の「完全版」は、NHKでのドラマ化を機に、雑誌掲載時と同じB5サイズの大判で、原稿を全てスキャンし直し、カラーページ再現で刊行します。全世界単行本初収録作品掲載、是枝裕和さんの寄稿文収録、別冊小冊子付きです。
『孤独のグルメ』以前に谷口ジロー先生が描いた、今日みたいな暑い日によしずを買って、担いで帰るだけの話①
今日みたいな暑い日によしずを買って、担いで帰るだけの話②