小田嶋隆(@tako_ashi)さんの人気ツイート(新しい順)

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アマゾン・プライムがテレビCM用のキャラクターとして「地上波テレビの最も醜悪な部分を代表する二人の人物」を起用してきたのは、実のところ大当たりだったのではあるまいか。じっさい 「アンテナ経由で垂れ流されてくるテレビなんかもうたくさんだ」  と思わせてくれる二人ではあるわけだし。
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現在の平和と繁栄が過去の犠牲の上に築かれているとするなら、未来の平和と繁栄のためには、現在の人間が犠牲になるべきだという話になります。安倍さんが展開しているのは、国民に犠牲を要求する理屈ですね。 個人的には、犠牲を尊ぶ首相の立論より、失われた命を悲しむ陛下の言葉に共感します。 twitter.com/montagekijyo/s…
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「自分の非を認めつつ後輩にエールを送」っているようでいて、カタチの上ではモロに「武勇伝」の文脈ですね。「オレらのやらかしに比べれば全然マシだぜ」って、ヤンキー連中が自分の行状の破天荒さをアピールする時の言い方そのまんまじゃないか。 news.yahoo.co.jp/articles/c0f83…
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若い人たちの立場に立ってみれば、知名度に見合う才能を持っていないこの人たちこそが、逆にロールモデルとして目指しやすいのだろうね。 圧倒的な才能なり血のにじむような努力なりを感じさせる成功者には、逆立ちしたって手が届きっこないわけだから。 twitter.com/Ono_89_imohori…
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この数年来の行きがかりから見ても、首相はむしろ確信犯として「コピペ原稿」を用意させた考えるべきだ。首相とその周辺にいるコアな支持層からすると、過去の戦争にまつわる追悼だの謝罪だのといった「後ろ向き」のスピーチはお座なりで済ませたいわけで、で、その旨をアピールしているわけだよ。
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「首相が自分でスピーチ原稿を書いているはずもないのだし、長崎のスピーチがコピペだった責任はスピーチライターにあるw」という見方は浅薄だと思う。スピーチライターたるもの、首相から直々に「そんなもの焼き直しで十分だ」と言われていたのでもなければ、とてもコピペ原稿は提出できない。
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吉村大阪府知事のイソジン墓穴会見について「きわどいタマを捕りに行ったがゆえのエラー」みたいな言い方で擁護してる人たちがいるけど、まるで違うよ。あれは、ボールも飛んできていないのに守備位置でいきなり排尿したみたいな言語道断の失策です。野球のルール以前というのか、永久追放モノだよ。
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小池百合子さんは、前向きな仕事は何もしてないのに、国のトップと西の都市のリーダーがあまりにもバカすぎるおかげでずいぶん得をしている。毎日テレビカメラにうつって、歯切れの良いしゃべり方で無意味な言葉を発しているだけでなんだかやたらと有能に見える。天才なのかもしれない。
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「国会は法律を作る場所だから法案の審議以外の話題を持ち出す議員は追放すべきだ」とか「首相を吊し上げる目的で国会の開会を要求している野党は間違っている」だとかみたいなことを主張している民放の解説委員と、そのバカを解説委員に任命した局の幹部連中は、学校で何を勉強してきたのだろうか。
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維新に言及すると「批判しかできないコラムニストw」という感じのリプが多数寄せられる。まあ、そうかもしれない。少なくとも維新については批判ばかりだろう。ただ、批判のtwが多いことそのものは、必ずしも恥辱ではない。最悪なのは追従と同調しかできない腰抜けアカウントの生き方だよ
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ぼくが感じたことをしゃべり、「それは間違いだ」と言われたら、ぼく自身言いたいことが言えなくなる…って、君は JPOP のアーティストなのか?
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体温を測る前にあらかじめ脇の下をアイスノンで冷やしておくと発熱が観測されないそうですよ。
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カメラを買うとやたらと写真を撮りたくなる。新しい万年筆をもらうと無闇に文字を書きたくなる。かように、私たちの行動は、手に持っている道具に促されがちなものだ。その意味で、近未来の人々が安楽死を手に入れることには反対したい。必ず使ってみたくなる若い人たちが現れるはずだと思うから。
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一度でも死を考えたことがあって、それを踏まえた上で「あの時に死んでなくて良かった」と考えている人はそんなに少なくない。「自死を願っている人間に安楽な死を提供する」ことは、その人間から「あの時に死ななくてよかった」と振り返る機会を奪ってしまう。それは取り返しのつかないことだ。
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1.非常時になると、「死ぬ」は「殺す」に反転される。 つまり、「死ぬ権利」は、いつでも「殺す権利」として運用され得る。 なので日本維新の党による不穏な扇動を許してはならない。 jiji.com/jc/article?k=2…
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アベノマスクがまるで無意味だと言っているのではない。たとえば国民全員に200個ずつせんたくばさみを送りつける施策だって、何かの役には立つのだろうし、喜ぶ国民もいるはずだ。ただ、ポイントはそこじゃない。「も う す こ し し マ シ な こ と を し ろ よ」ってことだよ。
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ALSであろうがなかろうが、死を願う人間は一定数存在します。その思いは、他人から見た評価とは別なものです。周囲には何一つ欠けるところが無いように見えていた若い俳優さんであっても同じことです。とはいえ、誰であれ自分とは別の人間の生命の価値や意味を判定するのは間違いだと思います。
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「ワーケーション」と聞いて、どこかで聞いたことがあるぞと思って、15分考えてようやくたどり着いた答えが「飲みニケーション」だった。 「飲みニケーション」を持ち出すおっさんとは絶対に飲みたくないと思ったものだけど、「ワーケーション」とか言ってるバカとは一緒に働きたくないです。
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現政権まわりの人間たちの言語能力の低さは、個人の資質の問題ではない気がする。官邸の中枢にいる誰か(あるいは何人か)が、閣僚やお役人に、奇妙な言葉づかいを強要しているのではなかろうか。そうでないと「スピード感」「しっかりと」「高い緊張感を持って」等の異様な使用頻度は説明できない。
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大臣や官僚がやたらと「スピード感を持って」という表現をするのも気になる。亀田兄弟が、速くもないジャブを繰り出すときに、口で「シュッ」とか言ってたのを思い出す。 「スピード」ではなく「スピード感」を強調するのは、「処理や対応の早さ」ではなく、「早さの演出」を心がけるということだぞ。
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説明が丁寧であるのかどうかの評価は、それを聴かされる側の国民が判断するべきポイントだ。説明をする側が「丁寧に」だのとほざくのは、「やあ、オレの美しい声が聞こえるかい?」だとか「先生、僕の画期的なレポートは読みましたか?」と言うのと同じで、図々しい態度と申し上げねばならない。 twitter.com/takedasatetsu/…
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この世界に「きれいごと」がなかったら生きていられないはずの人間が、なぜなのか「きれいごと」を敵視していることには、毎度のことながら驚かされることです。
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「二股に分かれた線路の先にいる人間たちのうちのいずれかを必ず殺さなければならない」という、トロッコ問題が踏まえている前提の残酷さは、あるタイプの人間を興奮させるのだね。なんとも不愉快なことに。
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あるタイプの新自由主義者にとってこの世界は「トロッコ問題」そのものなのだね。彼らは人間を2つの集合(AとB)に分断して、「コストとベネフィットを勘案して、生き残るべきなのは、AとBのうちのいずれなのか」という問いを立てるところから話をはじめる。維新とかモロにそうだよ。
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たとえば自動車修理工が「新品を買っても100万円しない軽自動車を、200万円かけて修理するのは無駄だよね?」と言うのは、まだ許せるのだとして、仮にも医療に携わる人間が「ほうっておいても5年で死ぬ人間の命を何百万円もかけて延命する意味がありますか?」と言うのを許してはいけないと思うよ。