401
おっさんたちは何かのために群れているのではない。むしろ、群れるために何かをしている。だから、彼らは◯◯連盟だの◯◯部だの◯◯研究会だのをこしらえて、定期的に集まりたがる。で、参集して、顔を合わせて、豪傑笑いをして、そういう自分たちを誇らしく思っている。心の底からバカだよね。
402
バカな人間たちは、他人とツルんでないと生きていられない。なぜなら、バカな精神にとっては、誰かと似ていることだけが安心の材料だから。なんというのか、あわれな人たちだよね。
403
「群れないとメシひとつ食えないおっさん」は、珍しくない。彼らの中では「メシを食う」という日常動作と「他人と会う」「情報収集をする」「誰かに威張り散らす」「同席している人間のお世辞に耳を傾ける」ことが、同じひとつの習慣になっている。サル山のサルと一緒だね。是正は不可能だと思う。
404
はじめから イトイのイトは 絡むだけ
405
ひととおり笑った後、背中にいやな汗をかいていることに気づかされますね。出版業界は死滅しつつあります。それも、自分の手で自分の首を締めるカタチで。 twitter.com/MatsumotohaJim…
406
独力でバカな見解にたどり着く人間もいれば、周囲に流されてバカなことを言っているだけの人もいる。面倒くさいのは、逆張りをしているうちに引っ込みがつかなくなってバカな言説を振りかざしている亜インテリかな。なんというのか「みんな違ってみんなバカ」だよね。
407
つまるところ「笑っていればとりあえず勝っているように見えるはずだ」という確信が、21世紀の時代思潮なのだと思う。この考えに取り憑かれて、とにかく闇雲に笑ってばかりいる人間が大量発生している。私は、笑っている人間のうちの8割はバカだと決めつけている。
408
ツイッター上のやりとりで、(笑)、笑、w……をやたらと多用する人がいる。
1.議論している相手への嘲笑
2.マジメに議論していない旨の示威
3.観客に自分の余裕っぷりをアピール
……と、以上3点のどの解釈を採用しても、みっともないことおびただしい。やめた方が良いと思う。
409
「吹いた」「ワロタ」「草不可避」てな調子の「笑えるポイントへの敏感さ」を強調しにかかるtweetは、バラエティにぎやかし半端芸人の「両手拍手の大笑い仕草」の模倣で、つまり「笑い」は、もはや「芸人の芸」よりは、笑う側の「センス誇示」に支えられている一種の権力媒介装置になのだね。
410
以上、病院暮らしで身についてしまった早起きの習慣をなだめるために書いてみなした。論破ではありません。個人の感想です。
411
→続く) 「メンタリスト」なる肩書は、「心理」「感情」「情動」を「対人操作のツール」と見なす信念を示唆している。古市憲寿、堀江貴文、ひろゆき、等の「冷静・論破系」も同様。「差別」に対して有効なのは、個人的な論破ではない。社会全体よる「憤り」「怒り」「反発感情」の表明だと思う。
412
DaiGo氏による差別発言が物語っているのは、誰かを「冷静」に「論破」してみせる仕草が、表現上の「技巧」ないしはSNS、Youtube上の「演出」に過ぎないということだ。ところが、これに既存メディアが軒並みひっかかって、彼の「炎上」から「謝罪」に至る一連の「ショー」を記事化している。 (→続く
413
入院中の3週間で、当方が浮世離れしてしまったのか、それとも浮世の方が劣化したのか、言いたいことがなくなってしまった。より正確に言えば「コメントに値しない」バカげたことが続いている。半月目を閉じていると、次に目をあけた時、世界は、バカの巣窟になっている。
414
7月27日に救急車で搬送されてあれこれ検査と治療をして、1週間後に転院して、それから約10日間の入院になりました。ともかく無事退院できてほっとしています。
詳しい事情は説明しません。
説明しない理由は、当然のことながらtwitterの中の人たちを信用していないからです。 twitter.com/tako_ashi/stat…
415
退院したよ。
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この見出し、素直に読むと、尾身会長が何かやらかしたみたいに思える。オリンピック期間を通じて、こんな見出しを平気で打ってしまえるほど、 NHK の体力は落ちているわけだね。しかも、臆面もなくネットで拡散している。恥ずかしくないのだろうか。 twitter.com/nhk_shutoken/s…
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「テレ朝は転落の状況など詳細を明らかにしていないが…」とあるけど、「明らかにしない理由」は、明らかにしているのだろうか。もしかして「下世話な好奇心で事情を知りたがってるだけのパパラッチなおまえたちの知ったことじゃねえだろ?」ということなのかな?
mainichi.jp/articles/20210…
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テレビ局の社員に限らず、メディア企業で働く人間は、会社の伝播力に過ぎない作用(人々に情報をもたらすこと、社会的な注目を浴びること)を、いつしか自分の「能力」であると勘違いするようになる。いけ好かないことおびただしい。そういう連中が発注主なんだぜ、オレらの仕事は。うんざりする。
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テレビの電波流してる連中って、どこまで思い上がれば気が済むのだろうかね。
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テレビ経由で映像を配信している選ばれし人間たるわれわれと、それを下賜される哀れな存在たる視聴者は、階級においてまるで違うのだと、そうとでも考えないと、このご時世、視聴者に忍耐を呼びかけていた同じ口で、渋谷区のカラオケパブの酒を未明まで飲み続けることはできないと思うのだよね。
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オレ自身「疑義を呈した」程度のツイッターの書き込みを、スポーツ紙(報知&東スポその他)の社会面で「ブチ切れ」「激怒」式の記事にされたことが何度かある。この種の「冷笑的」な風潮は、はじまりそのものはネットであるにしても、助長してるのは既存メディアなのだよ。
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議論が発生するたびに「冷静合戦」「オレは感情的になってないよ勝負」に持ち込んみたがる人々が増えたのは、文字を介した時間差&観客アリの論争を、ショーとして見物する文化が広まったネット巨大掲示板&SNS普及以降の話なんだろうね。で、そのチャンピオンが、ひろゆき、と。
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理屈の通らないことに遭遇したら、多少とも腹を立てるのは当然のことだ。なにも道の真ん中で仰向けに寝転びながら手足をバタバタさせているわけじゃあるまいし、「これはおかしいのでは?」「こんなことがあっては困る」と指摘することそのものは、きわめてマトモなことだよ。
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「噴き上がる」って、感じの悪い言い回しだよね。誰かが感情的になっていることをあざわらう気味がある。あるいは「自分が常に冷静で、論理的で、感情に曇らされない判断ができている」ことをアピールしているようでもある。とてもいやらしいと思う。
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関西の人が語尾に付け加える「知らんけど」は、「なにかを言い切ってしまったあとの居心地の悪さを解消するための常套句」ないしは「セルフボケツッコミ」で、聴き手よりはもっぱら語り手の心の安定のために使用される。関東ではより穏便に「自戒をこめて」「でもまあ…」てな言い方が採用される。