宮永忠将(@hypaspist)さんの人気ツイート(古い順)

26
中部太平洋や沖縄戦で軍用犬を役立てたアメリカ軍は、ベトナム戦争でも大規模に追跡犬を動員。敵を発見するや襲撃する従来の方法から、発見したベトコンを追跡、敵の拠点をマーキングして、兵士を誘導する訓練に変えて戦果を上げた。けど、米軍はそんな軍用犬に非情な仕打ちを(続く)。
27
5000頭の軍用犬をすべて不要装備としてベトナムに残置。一部は南ベトナム軍に残されたが、大半は安楽死処分であった。この仕打ちに怒ったハンドラーの抗議も実らず。米軍がようやく重い腰を上げたのは1992年、クリントン政権が軍用犬を退役軍人に準じる扱いをする法律に署名したのであった。
28
イヌは人類が家畜化した唯一の肉食獣ですが、兵器化の歴史も古く、紀元前13世紀、古代メソポタミアのアッシリア帝国の遺跡には、軍用犬のレリーフが多数残っています。当時の軍用犬の運用方法は詳しく残っていませんが、純然たる戦闘能力を期待しての戦闘犬部隊であったらしく。(続く)
29
奴隷狩りの犬利用:19世紀の中米、カリブでは、逃亡奴隷の追跡にモロッソス犬が導入された。ただしこれは、逃亡奴隷の捕獲ではなく最初から殺害が目的。死に物狂いで抵抗する奴隷は危険であり、逃亡は「精神疾患」の為せる業なので処分しかないとの判断。この目的での犬の訓練がかなりひどい(続く)
30
キューバでは奴隷狩り犬としてマスティフと猟犬を掛け合わせたキューバン・マスティフが生み出される。だけど奴隷制度が廃止されると、手に負えない乱暴者の奴隷狩り犬も片端から処分され、絶滅した。「人類の性、悪なり」のどうしようもない例。
31
第一次大戦ではマスコット動物も活躍、陸軍で8500名を派遣したニュージーランド軍のうちNZライフル旅団のマスコット犬、ブルドックの「シーザー」は、戦場での勇気が認められて、2019年に同国軍用動物として初めてブルー・クロスを授与されている。このシーザー、知られざる勇士でして(続く)
32
「パイロットは5万ドルで育成できるが、5万ドルで買えるわけではない。ボーイたちは一人一人が艦長なんだ。彼らが自信を持ち、攻撃せねばと責任を感じることが、我々の力となる。そんなパイロットを金で換算はできないんだ」(マーク・ミッチャー) まぁ、勝てるはずがないですな。
33
【重大告知】 ミリタリー動画配信 〈宮永忠将のミリタリー・アーカイブ〉が、この7月から始まります。ネタの数と幅は無限大ですが、皆さんに楽しんでいただけるコンテンツ作りをモットーに努めます。 チャンネル登録、動画コメント、そしてなにより拡散にご協力下さい。 youtu.be/qKn--q3FUG4