スギ花粉症の方はそろそろ症状がなくなってきたと思いますが、来年度に向けて「舌下免疫療法」を考えてみてはどうでしょうか。 毎日舌の下にスギのエキスを置くことでスギ花粉症の体質そのものを改善させる治療です。 いま始めることで次シーズンには効果が出ていることが期待されます😊
耳鼻咽喉科医としては「口に何か(特に棒状のもの)をくわえて歩かない」ということがとにかく広がってほしい。 不幸な事故の報告は実際にあるので。。 twitter.com/abkatugogo/sta…
ときどき、「自分を花粉症だと認めない」という人がいますが、むしろちゃんと認めて治療した方が生活が楽になります たとえば、花粉症によって仕事や学校を休むという人はほとんどいませんが、仕事や勉強の効率が落ちるということが知られています 認めないメリットなんて全然ないのでぜひ相談を👨‍⚕️
医学は進歩していて、昔受診して諦めていても一度受診して相談するといい場合もあります 例えば好酸球性副鼻腔炎という病気は、僕が医者になった15年ぐらい前は手術してもすぐに再発する人が多く手術を繰り返すしかないと言われていましたが、今となってはうまくコントロールできる人も多くなりました
先日の散髪時に理容師さんと話してたときに、「子宮頸がんワクチンもまだまだ接種率上がってほしいですけどね」という話をしたら、 「え!?子宮のがんを予防できるワクチンがあるんですか?全然知りませんでした!」と言われました。 まずは存在を知ってもらいたいですね😊 news.ntv.co.jp/category/socie…
花粉症の薬、症状が軽いからと飛ばさないようにしましょう。 1日2回の薬なら1日2回使いましょう。飲み薬でも目薬でも鼻のスプレーでも。 症状が軽い時間帯でも使っておくことで、薬が安定して効果を発揮します。 結果的に症状を軽く、短くできます😌
ほむほむ先生の新記事。血管収縮剤入りの点鼻薬は連用により、「薬剤性鼻炎」といわれる状態になり、逆に鼻づまりの原因となります。 「すぐに鼻が通る市販点鼻薬」は使用を気をつけてください。 治療としては「鼻噴霧ステロイドを併用しながら血管収縮剤入りの点鼻薬を中止する」が多いと思います↓ twitter.com/ped_allergy/st…
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が先日発表した、新型コロナ感染症による「上気道狭窄」について記事にしました。 新型コロナで窒息の危険?日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が警告する「上気道狭窄(きょうさく)」とは?(前田陽平) #Yahooニュース approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=h…
先日紹介した「上気道狭窄」も新型コロナウイルス感染症の重症度分類だと軽症になることが多いと思われます。(上気道狭窄は閉塞に至る直前まで酸素飽和度が下がらないためです。) 重症度分類が実際の重症度を必ずしも反映させていないという例ですね。 twitter.com/SakamotoFumie/…
これすごく大事。皆様の理解を。まず[特に若い]難聴者は見た目で分かりにくい。補聴器があれば難聴者だとはわかるが、補聴器があれば十分聞こえるとは限らない。コロナ禍ではマスクのために口元が見えず、難聴者はさらに会話がわかりにくい。(普段は口元の動きを見て聞こえの悪さをカバーしている) twitter.com/toudou1/status…
新型コロナ、特にオミクロン株の流行とともに、のどに強い炎症を起こし、空気の通り道が狭くなってしまう「上気道狭窄」が複数報告されています。 上気道狭窄が進むと窒息のリスクもありますが、直前まで酸素飽和度が下がらないため注意が必要で、学会が注意喚起をしました。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
あと、今日見たツイートのどこかにありましたけど、「その人が本当の専門家なのか」を判断するのはなかなか難しいですね。。
新型コロナについて、専門家をゲストに呼んでるのに、非専門家の感想を述べさせるワイドショーが不思議で、「非専門家はこれを求めているのかな」と思ったんですが ウクライナについて、専門家を呼んでいるのに非専門家に感想を述べさせるのを見て「少なくとも自分は全く求めていない」と感じました。
世の中の人は本当にこれを求めてるのでしょうか。 専門知をもっと尊重するべきだし、非専門家に何か感想を求めるのならば、せめてそれを専門家に解説してもらうようにした方がいいと思いました。
耳鼻科医として皆さんに知っておいていただきたいのは、「うかつに鼻を触らない」ことです。 ウイルスのついた手で鼻の中を触ると、鼻の中は粘膜なので感染のきっかけになります。(接触感染) 目や口も同じです。 鼻や目の症状があると触りやすいですから、花粉症の治療もお早めに。
他人と接するときに①偉そうにしない②卑屈にならない③礼儀正しくする、この3つを心がけてるんですが、この3つだけを守ることがいかに難しいかと思う今日この頃です。
忽那先生の記事! 『吉村知事は設置の意義として、 ・自宅で亡くなる人をなくす ・家庭内感染を減らす の2点を挙げられています。 使用されないに越したことはありませんが、災害級の事態が発生してしまった場合に、この施設が大阪府の皆さんに貢献できるよう願っています。』 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
花粉症の治療で「一発でシーズンを乗り切れる注射」として、ステロイドを注射するという治療がありますが、ガイドラインにも記載されず、元来お勧めしていません コロナ禍では長期にステロイドの効果が残るこの治療はさらにお勧めできません お困りの場合は耳鼻咽喉科・アレルギー科などでご相談を↓
コロナの怖さの一つとして「医療従事者が感染したのに無症状で、気づかずに患者さんに感染させてしまうことが大いにありうる。そこから入院患者間で感染クラスターが起こりうる。しかも重症化や死亡しうる」という点があります。 この性質は他の感染症と比べてもかなり特殊で、すごく怖いんですよね🥲
頑固な鼻づまりの方の中には鼻の構造自体が狭い方も。この場合は、手術による改善が効果的です。ほとんどの場合は内視鏡で鼻の穴から行うことができます。 鼻づまりが改善すると「なぜ今まで我慢していたのだろう」と言われることも。 お困りなら是非耳鼻咽喉科で相談を。 news.yahoo.co.jp/articles/2efcd…
マスクの種類もそうですね。 国立成育医療センターのホームページにも書いてありますが、不織布マスクを使う方がいいです。ウレタンマスクはコロナの予防効果としてはかなり弱いです。 ncchd.go.jp/news/2021/2109…
コロナ禍で医療関係者と非医療関係者の感覚の違いの一つとして。 飲食店で手袋付きの接客を見たときに、医療関係者は不潔だなあ…と感じるけれども非医療関係者だと逆に清潔だと感じる方も結構いるようです。 つけっぱなしの手袋はむしろ不潔です。素手でこまめに手指消毒を行うのが清潔な行動です。
✔️検査が陰性でも感染していることがある ✔️ワクチンを接種しても感染していることがある ✔️くすりを使っても治らないこともある 検査も、ワクチンも、くすりも、完璧ではありません 完璧ではないものをうまく使って病気を乗り越えるためには、専門的な教育を受けて、さらに研鑽を積む必要があります
大事なことが学会公式でツイートされています。 花粉症の治療はコロナ禍ではいつも以上に大切になるかと思います。 コロナと症状が似ていることと、花粉症の方がコロナになると広げてしまう可能性があること、接触感染(手から鼻など)のリスクが上がること、などです。 twitter.com/jibi_u/status/…
【飛散開始日より前から花粉は飛んでいて、敏感な人は症状が出る】ということがもっと知られてほしいです👨‍⚕️ 実は花粉の飛散開始日は「1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日以上連続して観測した最初の日」です 早く治療開始する方がいいので、気になる方は早めの治療開始を!