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一年生の最初のレポートを添削しているが、日本語ネイティブのはずなのに、かなりまずい状況だ。文系学部なのに、ものすごく日本語が不自然で不安定。まともに本や雑誌を読んできたと思えない。昔は、雑誌風文体を修正していたが、あの頃は良かったのだ。
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外交でこれくらい首尾よくできるのを見ると、国内のことがダメな理由は、政府の能力不足なんじゃなくて、意図的にやってるか、やる気がないかのどちらかであることがますます強く推察できる。
ないはずの予算が湧いてきて、なかったはずの時間が現れ、足りないはずの手が動員できる。
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家族に冷たくお客さんにいい顔をする精神の現れだろうと思う。そういう父親って、家族に対して甘えてるんだよな。
国民が、政府に大切にしてもらうためには、そうした家庭で家族が取る対処と同様なことをするしかないだろう。
どうしてるんだろう。
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CnatGPTに回答を生成させて、それを人力で訂正させる課題の採点をしてる。わかったこと。
とにかく文献を見たくないので、適当なkwで生成させ、その中の適当なところのkwでさらに検索して、それをコピペして終わり。みたいな答案続出。
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この様子からすると、彼らを雇うとプログラムとしても何かの企画や報告にしても、どこかから拾ってきたそれらしいモノを繋いで出来たものを提出しても「バレなきゃオッケー」という感じだろう。
一人でもこの手の社員がいると会社が滅びる。まともな会社なら注意深く排除しないと怖い。
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ゲームと動画とSNSで睡眠不足で、頭がぼーっとしてる社員が、抱えきれない仕事をなんとか期日に間に合わせる時に、検索とAIは、魅力的な悪魔。テキトーに生成させて繋いで一丁上がり。の仕事が増えるだろう。その結果は、たぶん、致命的な何かの崩壊に至る。
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採用担当者は、確かな根拠に基づいて考えて、論理的に筋の通った回答ができる人を採用するようお勧めする。コミュ力とかで採用してるとインチキ人材を掴んで、会社が瓦解して行くよ。
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大学1年生にビブリオバトルをやってもらった。尋ねるとみな本を読むのが嫌い。持ってきて紹介してくれた本も、ほとんどこれまでの人生で一冊きり読み終えました!みたいな珠玉の作品ばかりだ。紙での出版の滅亡は避けられないと思った。
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彼ら、けっこうロマンチストでいわゆるエモい作品をちゃんと見つけて、慣れた様子で語ってくれる。んだけど、語彙が少なすぎるので、すごい。感動する。共感する。の連続で、自分の感情を言語化できないので「なんか」という言葉が繰り返される。
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この様子をみてると、彼らには詩とか俳句とか短歌とかやってもらいたいと思う。言葉で描くことのできる世界の広さを経験してもらいたいと思う。
先日、人工知能の時代にこそ哲学をやってほしい。と書いた。
詩を中心とした文学と古典的な初等の哲学。これこそがいま必要なように思う私は老害。
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言葉の巧みさと語彙は、世界を見るときの解像度だ。これを緻密にしていくと、たぶん世界は少し美しく楽しくなるような気がする。そうあってほしい。