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我らの国の主要産業が、税金を元手にした公共事業から中抜きすることだとすると、自分の体を食べながら生きながらえてるみたいな感じだから、そりゃ衰退するし、税金は重くなるばかりだね。
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「老害にならないようにしよう。」という決意表明をあちこちで見るが、老害には必ずなるもので、自分がならない、なっていないと思ってる段階で老害なんだろうと思う。
老害になるのだから、迷惑をかけない最善の策は、隠居である。世界は若者のものと諦めること。
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本当はね、大学ってそこで生活できるくらいインフラが充実してないといけないと思うんだ。昔は敷地内の生協なんかがあるところに、床屋から寿司屋から写真屋からなにやら一通りあって、大学は365日24時間開いてて出入り自由で、住んでいるといわれている大学院生が数人いた。サークル棟も自由。
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「役に立たない研究が!」という声が大きいようなので、「役に立つ研究ってなんですか?」と問うたが、「蚊に刺されない研究」一つしか紹介がなかった。役にたつ研究について示せないのに、なぜ役に立たない研究がわかるんだろう?
要するに内容はともかく「研究がいらない!」と言いたいんだろう。
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真剣な目で「先生。私は世界を滅ぼして無に帰したいのです」と言ってくる学生がいたら、むしろそのタイプの学生を歓迎するよ。なぜそう思うのか、何が問題なのか、ほかの解決法がないのか、滅ぼしてどうなるのか、無とは何なのか。そんなことを考えるのが大学だと中学二年生のころに思ってた。
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とくにいまどきの学生は「先生を気持ちよくさせる」という渡世術を芸術的なセンスで無意識レベルでもできるくらい調教されているので、レポートの採点でも私は気味が悪くなる。
君たちは本当に何がしたいのか、何を求めているのか。それをはっきり示してもらえれば、どうにか道筋はつけられる。
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読書感想文に限らず作文教育で、
1. 先生を持ち上げて気持ち良くする
2. なにか教訓を引っ張り出す
3. 自分を反省し「がんばる」感を出す
を文章を書くときの必須条件だと思ってる学生がかなりいるのが全くぐったりさせられる。
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基本的に「誹謗中傷は悪!俺はそんなことはしない」「正義のために悪を撃つ!俺の言葉は正当な論評」がすべての人にとって当てはまるので、自分が正義の側にいる!と思ってるのが動力。
すると「おまえらみんな罪人なので、大人しく祈ってろ」という教えが普及した理由がなんとなくわかる。