泰時の「間違えて渡したのでは?」と、実朝の「間違えてしまった」は、非常に素っ気ないやり取りながら、どちらも互いのことを考えた優しさの言葉というのが何とも辛い 泰時がやけ酒してるあたり、意味は分かっているようだし、彼らの会話自体が和歌のような間接的なものになってる #鎌倉殿の13人
「武士の名がない」というセリフ持ってくるの凄いなあ… 中世における「将軍跡継ぎになれない」ことの悲劇性を、現代人にも理解できる形に落とし込んでるのか… #鎌倉殿の13人
謀略だらけの鎌倉の政治闘争をほぼ史実通りで描いた上で、彼らの内心を現代の感覚に寄せて描くことで、行動と内心がどんどん乖離していく悲劇に仕上げてる。 万人受けはしないが、間違いなく神大河ですね… #鎌倉殿の13人
中世をドラマで描くにおいて、バンバン人が殺されていくのを現代人にどうやって理解させるかというのは難問だと思うが、「鎌倉殿」は中世人の心も、現代人の心もどちらも捨てずに描いてるのが凄すぎる #鎌倉殿の13人
比企能員の乱、『吾妻鏡』では比企が頼家に「北条征伐」を持ち掛け、盗み聴きした政子が逆に比企征伐したとしてますが… 大河ドラマの方が実際に近いと思われます。頼家が亡くなっても比企が困ることはなく、むしろ比企の権勢上昇を恐れた北条が仕掛けた陰謀とするほうが自然ですね #鎌倉殿の13人
頼朝が「大将軍」を希望した話、学説をめっちゃ忠実に反映してますね 2004年の新出史料によって、頼朝は「大将軍」を希望しただけで、朝廷側が「征東」「征夷」「惣官」「上将軍」の中から「征夷大将軍」を選んだことが明らかになりました。 #鎌倉殿の13人
ピュア義円に同情の声が集まりそうですが、身内だろうと自分の地位を脅かす者は徹底的に排除する義経の考え方の方が、むしろ源氏的にはスタンダードという悲しみ #鎌倉殿の13人
義輝が明け方に目ざめ、鎧を見に行く謎のシーン あの鎧はおそらく足利家伝来「御小袖」。これは凶事がある時に鳴動すると言われていて、歴代将軍はこの小袖が鳴動したら、御所を移すなど対策をしていた。 しかし、義輝はそれを怠ったために暗殺されたと当時言われていました。 #麒麟がくる
『諍いだらけの室町時代』 の巻末人名一覧で、名だたる室町武士の中に、ゆうきまさみ先生紛れ込んでてわろた
鎌倉殿の義経はバーサーカーのまま頼朝と対立するのかと思いきや、平家を倒し戦が落ち着いたことで、周りの人を信じすぎるという弱みが露わになって孤立していくという… 「判官びいき」とは全く違う悲しさを描いてるのがすごいなぁ #鎌倉殿の13人
私が思うに麒麟がくるは、今までの「戦国随一のかませ犬」的ポジションで、謀反の原因すら黒幕がいると煽られていた明智光秀像を、「自らの意志で、安定した武家の世を模索した」人物に切り替えた大河ドラマではないかと #麒麟がくる
腰越状は義経の書いたものではない不審な文書だと指摘されてますが、まさか平宗盛が書いたというストーリー展開に持ってくるとは… ドラマだからこその展開やな… #鎌倉殿の13人
関智一さん演じる源通親 めちゃくちゃ悪そうな感じでしたが(事実権謀には長けてる)、彼は後鳥羽天皇を和歌の道へと導いた張本人でもあり、自邸で開いた歌合に後鳥羽を呼んだりしています。 大げさに言えば『新古今和歌集』が生まれるきっかけの人物とも言えるかも #鎌倉殿の13人
義経には、鎌倉を滅ぼす策略は思いつくが、頼朝が自分を殺した上で、平泉まで滅ぼそうとしているとこには最後まで気づかなかった 泰衡に、里に、小四郎に裏切られたことに気づいてもなお、兄の事だけは疑い切ることが出来なかった… #鎌倉殿の13人
信長「平蜘蛛、売ってみるかw」 光秀「えっ」 平蜘蛛「えっ」 今井宗久「えっ」 #麒麟がくる
信長様の戦は、公方様の戦 これを言わせただけでも、大河ドラマとしては大進歩な気がするぞ #麒麟がくる
三谷さん、『吾妻鏡』参考にしますと言いながら、胡散臭いところはカットしてるのが凄いなぁ この調子だと、一幡や頼家が死ぬ前に、京都へ「頼家が死んだので千幡を将軍にする」という報せが飛んでいた話も取り上げそう…
「俺は幕府と朝廷のために戦ってる」ってセリフ、史実の信長も間違いなく言ってると思うわ #どうする家康
信長は長政のことを大事にしていると「一方的」に思っているが、上洛命令を出した際には浅井長政を「京極氏の家臣」と見なしている。 ところが、家康には「殿」付けで呼んで、守護同然の扱いをしている。 つまり長政は、家康にツンデレかましてる信長に嫉妬して挙兵した(違う) #どうする家康
ちなみに、「上将軍」は過去に事例がなく却下 「惣官」は平家が任じられたため不吉とされ却下 最終的に坂上田村麻呂に先例がある「征夷大将軍」が選ばれたそうな
2億年ぶりにOOしたwとか 無限にOOできるwとか OOすぎて感情失ったとか オタク構文って言われるけど 500年前の公家も軍勢の数とか数十倍盛るし、すぐ末代至極とか天魔所為とか言語道断とか大げさやし、戦起こったら「応仁ぶりの大乱きたww」とかほざいてるからあんま変わってない
歴史用語わかんないよ~!!!
信長が革新的だと言う話 なぜか信長以前の時代(足利将軍、三好長慶、細川国慶など)と比べず、秀吉や家康といった「後の時代」と比較する場合が多い 信長以前の支配者である室町幕府を知らずして、どうやって革新性を述べるのかといつも思うわ
和田義盛がここで侍所の別当ねだったエピソード 空気読めない発言ではあるけど、割とマジで絶望的な頼朝軍の面々を和ませる事になったのかもね 細川重男さんはこのエピソードについて「(空気が和んだのなら)バカとハサミは使いよう」言ってて草生えたが #鎌倉殿の13人