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日本の街の景観って本当に汚い。ゴミゴミしていて、不規則で、成金趣味で、そのうえ使い勝手が悪い。これが欧州なんかだと、西も東も街がそれぞれの社会の流儀において統一されていて、整然としていて、しかも美しい。それぞれの国、それぞれの街に、それぞれの美しさがある。大きな街だけでなく
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いまからめちゃめちゃ表現が難しいこというわ。読む人は慎重に読んでくれ。日本社会の『社会的合意の形成』とか『社会的規範の形成』についてなんだけど、結論からいうとすげー未熟だよな。どういうことかというと、たとえば街の景観。海外経験多い人は気がつくよね?(続)
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なんでオタクが「フェミ」を敵視すんのがさっぱりわからん。ぼくが理解するところでは「フェミ」はフェミニストの略だろ?つまりオタクはフェミニズムを敵視してるわけだよ。じゃあフェミニズムとは何かといえば、ウーマンリブはじめとした平等な市民権を獲得しようという運動だろ?何が問題なんだ?
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この世の中に完璧な善意などない。完璧な社会福祉もない。そこにあるのは中途半端な善意の寄せ集めにすぎない。それを機能させるのが人間の知恵だ。かつて熊沢誠が指摘したように、社会福祉は『嫌なやつら』のためにある。中途半端な善意は素晴らしい。その善意をみんなが発揮してくれたなら。
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だから人は、たとえ気が向いた時だけであっても、ごくわずかな支援であっても、自分より恵まれない人たちへの配慮というのをためらうべきではない。気が向いた時でいい。わずかでいい。そのほんのちょっとの善意と行動こそ、社会の希望だ。ほんのちょっとの善意をかき集めるのが社会福祉だ。
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個人が力を合わせて困っている人たちに手を差し伸べなくてはならない。個人の困窮をなくす社会を目指していかなければならない。困窮者が好ましい人物なのかムカつくクソ野郎なのかは関係ない。一切関係ない。だが人はみんな弱い。自分が大切だ。自分の生活だけで精一杯だ。出来ることには限界がある。
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この社会の中では個人こそが最も大切であり、尊重される存在だという信念を持っているからだ。その『個人』とは自分自身を含めたこの社会すべての個人だ。自分と他人の間に区別はない。みんな同じ個人だ。だから困窮した個人が社会のどこかにいる以上、同じ社会の中にいる、より恵まれた境遇にある
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困窮との間には、傾向として明確なつながりがあることは否めない。違う言い方をするなら、困窮する人たちの中には「嫌なやつ」がけっこうな割合でいる。ぼくもムカついたことが数えきれないほどある。でも手を差し伸べたいという気持ちが萎えたことはない。なぜならぼくは個人主義者であり、
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困窮層のボランティアやるとわかるんだけど、彼らはやはり社会から孤立していて、身の周りに手を差し伸べてくれる人がいないんだよな。その理由をはっきりといえば、社会性に問題がある人たちがかなりの割合でいる、ということだ。もちろんみんながそうって訳じゃない。ただやはり、社会性の欠如と
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昔はそれなりに、いまでもたまに困窮者支援のボランティアをするぼくが言わせてもらうわ。
『中途半端な救済はだれも幸せにしないんだな』
↑この薄っぺらい感情こそ人と社会を不幸にしていくのよ。ぼくがたびたび指摘する日本人のゼロサム思考なわけだけど。 twitter.com/philosopium/st…
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いまから『なぜ日本人の労働生産性が低いのか』『なぜ欧州は労働時間が短いのに賃金が高いのか』を説明するよ。結論からいうと日本に労働組合とか労働運動が存在しないことが原因だよ。引用のツイートと合わせて読むと理解がより深まるよ👇(続) twitter.com/bikeandriding/…
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他者を批判するには、自分自身に正しい知識と論理がなければならない。だから欧州の労働運動を学び、理解することが批判に先立って必要となる。そのうえで日本の腐敗しきった労働組合を批判し、産業別労働運動が日本に広まるようにしよう。道のりは遠いが、道はこれ一本しかない。
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じゃあ日本の労働者は何をすればいいのか?やることは一つ。本当の労働運動(←欧州でやってるやつ)とは何かを理解し、日本の労働組合を猛烈に批判することだ。労働組合や労働運動が不用だというのではなく、日本の労働組合が労働運動を行っていないことを批判することが死活的に重要。
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変えたいと思うか?普通は思わないだろう。そういうわけで、日本の労働組合は欧州みたいな産業別労働運動なんぞ興味もへったくれもない。と、いうことだ。しかし日本の労働組合が労働運動を行わないということは、日本の労働者の労働時間が減らない、賃金が上がらない、という結果につながる。
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たとえばNTT労組は闘争資金『だけ』で550億円くらいの無駄金を積み立てている。原資はもちろん労働者の賃金だ。だいたいの労働組合は闘争資金を運用するので、その益だけでも毎年数億は組合に入ってくる。うまい!うますぎる!こんな素晴らしい制度でメシを食っていて、これを産業別労働組合なんかに
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除名することができる。除名された労働者はユシ協約によって企業から解雇される。労働組合でメシを食う連中にとって、これ以上オイシイ制度があるだろうか?まだある。大企業労働組合の多くが打ちもしないストライキ資金を蓄える目的で『闘争資金』の積み立てを行なっている。その資金力は絶大で、
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チェックオフとは何かというと、労働組合が労働者の賃金から組合費その他を直接徴収できる制度だ。チェックオフ労働組合は労働者に支払われるべき賃金を企業から直接、組合費として受けとることができる。もし労働者が組合費の支払いを拒んだり、労働組合の動員に応じない場合、労働組合は労働者を
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日本のユシ協約は独特で、その企業に入社した労働者は、強制的にその会社の労働組合に加入する義務をおう。もし労働者が会社の労働組合に加入しない場合、あるいは脱退した場合は、会社はその労働者を解雇しなければならない。そしてユシ協約の場合はほぼ確実にチェックオフが導入されている。
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動員することが可能だ。そのカラクリを説明しよう。日本の労働組合はその規模の都合上、ほとんどが大企業労働組合だ。大企業は基本的に企業内労働組合をもっており、労働組合が排他的かつ強制的に労働者を組織することを認めている。これをユニオンショップ協約(ユシ協約)という。
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あるからではなく、労働組合自身が欧州のような産業別労働運動をやりたくないと思っているからだ。なぜか?それは日本で労働組合が労働者を組織することが非常に楽だからだ。労働組合はほとんど何の努力をすることなく、自動的に組合員が加入してきて、組合費も自動的にピンハネし、しかも労力として
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とならない理由は何だろうか?ここで読むのをちょっとやめて、その理由を考えてみてほしい。
答えをいうと、日本の労働組合は産業別労働運動など考えていないし、やりたくもない。つまり日本が絶対に成果を上げられない企業内労働運動に固執し、産業別労働運動に移行しないのは、政府や資本家の妨害が
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よく「他の企業が賃上げすれば、それが他の企業にも波及してみんな豊かになる」といわれるが、それが可能なのは労働組合が産業別に組織されている場合であって、日本では賃上げの波及などしないばかりか、むしろ格差を広げる結果にしかならない。では「日本でも労働組合を産業別に組織したら?」
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『中小企業の待遇改善が大企業の仕入れや加工コストの増加につながり、大企業労働者の待遇改善の原資が減る』こととなる。わかるだろうか?ようするに日本では、労働者が労働運動をやればやるほど、労働者同士が企業ごとに分断され、いがみあい、団結できないことになるわけだ。
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中小企業が多く、大企業の値下げ要求に逆らうことなんかできないので、飲まざるを得ない。そうすると中小企業労働者の待遇はどうなるか?もちろん悪化する。そして次の構図が成立する。『中小企業労働者にとって、大企業労働者の時短や賃上げが待遇悪化の圧力になる』と同時に、大企業労働者にとっても