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男の子は小学4年生くらいで恥ずかしそうながらもハキハキした子でした。
パートの主婦の方が「お母さんには脂っこい物じゃないほうがいいね」と夕御飯を選んであげていました。
「唐揚げ好き?」
「はい!」
「じゃあこれおばちゃんからのサービス」と主婦の方が自腹で唐揚げを渡していました。
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中学生のとき
万引き犯と間違われて
店主にビンタされた。
#フォロワーの8割が体験したことなさそうなこと
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#怖い話書くからリツイートして
同級生の一言。
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男の子は
「ありがとうございます!」としっかりお礼を言っていました。
主婦の方は同い年くらいの子供さんがいるそうで「他人事にするのは無理だわ〜」と笑顔で言ってました。
お惣菜屋のバイトはもう15年前のことなので、今ではこの男の子は成人して立派な青年になっていると思います。
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家族がリビングで鬼滅の刃の話をしていて僕が来たらピタッと止めたので「なんで?」と聞いたら「...ほら、あんたも漫画描いてるから」と申し訳なさそうに言われたので、僕が爆笑しながら「いやいや全然違うから!鬼滅の刃が天井だとしたら僕ここ!」と床をパンパン叩いたら両親が悲しそうな顔をした。
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少年サンデーの編集者から
嬉しいことを言われたので、
そのドーパミンを利用して漫画を描いてみた。
#おたみのお頼み
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「小さい頃は平気だったんですけどね」
その父親は力のない笑顔を見せた。
場所は自宅近くの公園。
過ぎ去る夏を惜しむかのように蝉時雨が鳴り響いていた。
「父親らしさを演出してくれた蝉に感謝です」
そう言う彼は、自らの言葉とは裏腹に
蝉を触った指を手持ちのアルコールで消毒していた。
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デイサービスでずっと編み物してる90歳のおばあちゃんに92歳のおじいちゃんが「一緒に折り紙しようや」と声をかけ施設スタッフみんなで「ケンカにならないかな」とハラハラしてたらおばあちゃんが「はい、寒くなったから」とそのおじいちゃんに編んでたマフラーをプレゼントして92歳を泣かせたらしい。