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ゴルシ「おっさんの素質を見抜いた私の才能が怖い」
両津「バイクに乗ってるときの本田と比べたらあいつらまだ素直だからな……それよりも例のものはちゃんと持ってきたろうな?」
ゴルシ「捨てる用の蹄鉄なんてどうすんだ?」
両津「ウマ娘の使用済み蹄鉄だぞ!? 高く売れるに決まっとる!」
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両津はありとあらゆる方法でトレセン学園内でのスキマ産業の開拓をしていったが、案の定、じきにバレた。
中川財閥の仲裁で両津の商売は全てトレセン学園の収益に流用されることとなり、理事長の基盤はより強固なものとなった。
「良かったですねえ。先輩」
「良くない! わしには一銭も残らん!」
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むしろ今の今まで情報を漏らさずにアーマードコア新作のアホネタで擦られ続けても耐えてた関係者がすげえよ。
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両津「いいか、マルゼンスキー!! お前はタッちゃんへの愛情が足りてない!!」
マルゼンスキー「ええっ!?」
両津「見ろ、下道で下手に飛ばすから車台がグラつき始めとる! 飛ばすなら首都高かサーキットでやれ! わしが紹介する!!」
理事長「立派! ちゃんと指導してるな!」
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カフェ父「うおおおおお!」
カフェ母「どうしたんですか」
カフェ父「あの子が『お母様のコーヒーの匂いを気にしたことがありますか』ってわざわざ電話で聞いてきたぁあああああ!!」
カフェ母「あ~、確実に好きな人ができましたね」
カフェ父「ちくしょぉおおおおおおおお!!!!」
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「樫本さんは実はあの世界ではめちゃくちゃ珍しいウマ娘とほとんど交雑してない家系の人でそのため同じ人間からも体が弱く見られる」っていう裏妄想設定、好き。
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両津「マルゼン、まず自然にわしのこと『両ちゃん』って呼ぶのやめろ! 麗子に似てて頭がバグる!!」
部長「確かに雰囲気は昔の麗子くんに似てるな……」
両津「でしょ!? ちょっと制服着てみろお前!」
……
マルゼンスキー「わあ、ぴったしかんかん」
両津「麗子のサイズが合う……」
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しかしあまりの発電量とその経路がトレセン学園であることから半年も経たずに事態は露見した。
部長「両津は今頃元気でやっとるかな」
中川「今、中央アフリカを縦断してるとこみたいですね……」
部長「日本人初のアフリカ大陸自転車縦断にチャレンジさせてやったんだ。感謝してもらいたいもんだ」
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部長「ウマ娘の年齢換算って我々と同じでよかったよな?」
両津「部長、考えるのはやめましょう。こいつはウマ娘の中でもなんかこう、考えちゃいけないやつです。わしも素直に交通指導に行ってきますから」
部長「お前と意見が合うのは気持ち悪いが、まあそうしてくれ」
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ヤクザや暴走族なんかの話でよく聞くけど「社会から弾かれると自分達で無茶苦茶なルールを作って世間に噛み付くしかなくなる(のでむやみやたらに人を排除してはいけない)」っていうのは、これは趣味界隈の俺ルールを押し付けてくる迷惑な人とかも経緯としてはそうなんだろなあ。
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Q「ヴァイオレット・エヴァーガーデンは初めてだけど劇場版、しかも完結編から見ていいの?」
A「大丈夫です。このアカウント主はノリだけで休日に劇場に予備知識ゼロで見に行ってボロ泣きして帰ってきてから作品全部見ました」
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また艦これイベントが始まるので諸注意。
・普段から攻撃的なこと運営に対して言っておいてブロックされたとか騒いでる苦情と中傷の境が分からん危険人物はミュートかブロックしておけ(百害あって一利なし)
・不具合報告などは積極的にしよう(できるだけ公式フォームで)
・(SNSでは)みんなで楽しめ
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トレセン学園……
両津「よーし! だいぶ乗れるようになったな!」
モブA「教官〜チェーンがすぐはずれちゃいます〜!」
モブB「私も〜!」
両津「蕎麦屋のおっさんとかも乗ってるチャリ使わせとるのにそんなチェーンがばかばか外れるってどんな力でこいとるんだ……ええい、わしが直してやる」
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「水星の魔女ハズレ部屋三銃士を連れてきたよ」
「ハズレ部屋三銃士!?」
「ノレア・デュノク。冷静な方かと思いきやただのバーサーカーだった方」
「ぶっ殺すわよ」
「面倒なやつらに絡まれ続けるニカ姉」
「勘弁してよ」
「急におもしろ行動が増え始めたエラン5号」
「死にたくないだけだよ」
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両津「やれやれ、これじゃ確かに手間の方がかかっちまってとてもじゃないが乗ってられないよな。走るだけで金になるってならともかく……!? マルゼン、ちょっとわし中川のとこに行くから、あと任せた。コツはわかったろ。じゃ」
マルゼン「あれは金儲けを思いついた目だったわ……」
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数日後……
理事長「注目! 中川財閥から最新バイクマシンが寄付されたぞ!」
中川の秘書「あの、この寄付はどういう経緯で」
中川「それが先輩に頼まれて……別に悪いことじゃないからOKしたんだけど……なんだか不安になってきたな」
中川の心配は的中した。このバイクには発電機能があった。
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両津は秘密裏に発電機能をつけたマシンに配線を済ませ、地下には蓄電装置と送電装置まで作り、売電を始めた。その売却額だけでバカみたいな金が稼げたのである。
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「ななな、なんでもう10年以上経ってるのにいまだにこの動画が出回ってるんですかー!?」
「もちろんあれから新しいプロモ何個も作ったわよ。でも再生回数も知名度も絶対にあんたとエリクトの踊りに勝てないの」
『僕を巻き込むな!!』
「踊ってたでしょうよ!」
『あれはエアリアルだもん!』
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カフェ「近頃、猫カフェで満足できなくなってきたんです」
トレーナー「まあああいう所の猫はムラっけもないからな」
カフェ「贅沢な悩みですけど……わがままでそれでいて可愛げも無くはない猫とかいませんかね」
トレーナー「君と妙に付き合いの長いウマ娘が多分それだが……」
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カフェの結婚披露宴で友人席がひとつだけ空いてて「ご欠席ですか?」とフロアのスタッフが訊ねても同じテーブルのタキオンが「ここはこれでいいんだ」とチップだけ渡してさがらせた回。
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学校紹介とか見学のときも保護者とかに「あー! ガンダム音頭の人だ!!」「スレッタさんですよね!?」「み、ミオリネ社長と決闘で結ばれたって本当ですか!?」とか言われるのなかなか大変。
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AI絵でウマ娘エロを扱ってるものに批判的なのは当然なのでそれはいいんだけど「規約を守ってる方が馬鹿を見る」みたいな文言を見ると「別に馬鹿は見ないだろ……」とは思うよな……。