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鎌倉殿今日もめちゃくちゃ面白ドラマ地獄味!って感じだったんだけど、なんか平六だけが違う時空生きてんだよ…何なんアイツ…同時代の人が日記になんなんアイツ(意訳) って書いたのすげえわかる。何なんアイツ…
#鎌倉殿の13人
2
何度も言いますけど、源氏の子供たちにとって、平六は破滅へ向けての背中を押す存在だなぁと思っていて。大姫には好きに生きれば良いといってこの世を諦めさせ、頼家には華々しく死ぬのもアリじゃない?と思わせ、公暁くんにとってはこんなんもう死神でしょ…
#鎌倉殿の13人
3
エラン君、完全に
「羨ましい」「俺もそうでありたかった」を上手く処理でなくて「お前ばかりズルい、憎い」になってるの、感情処理が下手なんだなぁ。情緒がきちんと育ってないんだなぁと言う感じがして、切なくもある
#水星の魔女
4
思えば頼朝、悪いところも沢山あったけど、猜疑心もめちゃくちゃ強かったけど「人に助けを求める」「人を頼る」のは凄く上手だったよなぁ…情けなく見えるけれど「助けてぇ」が凄く似合う男だったんですよ。これって大切なことだったんですね。
#鎌倉殿の13人
5
完全に兄上と同じ流れで髑髏取りに行った大江殿、これ絶対死ぬ流れだと思ったのに必殺仕事人みたいなBGMで無双してた。あそこだけなんだったのか全然飲み込めないけど大江様が無事でかっこよかったので問題ないです
#鎌倉殿の13人
6
三谷さんに限らず面白い物語は大体そうなんですけど、誰かの美点は反対側から眺めれば誰かの地雷で、ひとつの人間が同じ特質を元に好かれも憎まれもする、というものの描き方が相変わらず上手すぎる。実朝くんの優しさ、純粋さ、無垢さが、今はこんなにも歯痒く憎らしくもある
#鎌倉殿の13人
7
政子義時は今この状態をとんでもねえ地獄だって気づいてて、だからこそ1抜けしようとしたり、私を置いていくつもりか!って会話があるんだけど、その地位を望む人達(時政、りく、実衣) からしたら、裏切り者扱いされるの、あまりにもあまりだし、それだけ視座に差があるんだな…
#鎌倉殿の13人
8
生まれながらにおぼっちゃまで、自分に仕える人間がいた家康からしたら、家臣は自分に従って当然の存在であり、そんな彼ら一人一人に人生や生死が、家康に従う従わない自由があるということを、心底思い知るフェーズがここなのだな…
#どうする家康
9
観客も演者もいなくなってしまった舞台の上で死ぬ頼家、あんまりにも彼の一生過ぎて辛くないか?いっそ美しくすらあるけれど…華やかの板の上からその血筋故に降りることも許されず、さりとて彼を待つ御家人も民衆もいない
#鎌倉殿の13人
10
これ全成さんが権力闘争に巻き込まれてアレになるフラグでもあるし、頼家が父に似ていると信じかけた叔父に呪われていたと知って、芽生えかけた人を信じる心が折れるフラグでもある…って考えたらむちゃくちゃ悲しくなってきた…
#鎌倉殿の13人
11
実衣ちゃんの、野心を口にしたあと思わず口を押さえる演技がすごく怖くて、すごく好きで。比企さんみたいな自覚アリアリの野心ではなく、ふとした瞬間、自分から溢れ出た欲望に、自分で恐慄いているような。蒲殿もある意味そうなのかな。自分の中のソレに気づいてしまった
#鎌倉殿の13人
12
普段私情を口にされない大江様が不憫だ…って言ってたのが凄く印象的。八田殿もそうですけど、実務家からしたら、私情なく「仕事」の事だけを考えてくてる梶原殿は好ましい存在だったし、大江さんは梶原殿が憎まれ役やってるから物事が円滑に回ってるの、よくわかってたんだろうな
#鎌倉殿の13人
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ああそうか、夏目さん自身は、名前間違えられる度に嬉しかったんだな。殿の中に自分の面影が残っているのが分かって…だから最後に思い出すんだ、何度も名前を間違えていた殿を
#どうする家康
14
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これから食べる鹿に名前を付けられる男、和田義盛
動物に名前を付けるような可愛い男であり、名前をつけた鹿を食べられる豪胆な男であり、それを人に言っちゃう無神経な男であり…義盛くんのおもろいとこ全部つまっとる
#鎌倉殿の13人
16
これしんどいのさぁ、エラン君の本当のお母さんがさぁ、ちょっと博士と似てた事なんだよ。エラン君が皮肉めいた言い回し博士にするの、それはそれで感情的で意外だなぁって思ってたんだけど、無意識的な甘えみたいな気持ちもあったのかな…どうなんだいエラン君…ねえ…
#水星の魔女
17
全成、宗教者として頼朝の孤独や不安を受け止めてきた人間で、亡くなる前のあの狂乱ぶりも分かってる人間なので、権力の頂きがどれだけ苦しいものか、ある程度理解してるだろうから、そこから距離をとろうとしてるの、凄く自然。まさか妻がそれに魅入られるとは思ってなかったんだろうな
#鎌倉殿の13人
18
しかしこれで雉野が犬塚にみほちゃんの話をしたとしても、犬塚の方は人形だと思ってて聞き流すし、実際は雉野の所に人間のみほちゃんがいる…というまた1段階ギアが入ったアンジャッシュが完成してしまった…ひぇぇ
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義時、完全に北風と太陽の北風で、実朝くんに対しても泰時に対しても、お前それ政治的に正しくてもついてきてはくれんぞ!って感じなんだけど、そもそもキノコアプローチとかで彼が人心掌握がヘッタクソなことは描かれてきてはいるんですよね…恐怖で人をまとめるにも加減があるんだわ
#鎌倉殿の13人
20
頼家くんは何一つままならぬ鎌倉を前に子供のように泣いた訳ですが、
実朝くんは何一つ思う様にならぬ鎌倉を前に美しい歌を読むんだな…
#鎌倉殿の13人
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三谷さんが政子は悪女ではなかった、と何度も言っていたけど、それは政子が強くて賢くて優しい女だったって単純な話でもなくて、同時に自分の罪業から目をそらす弱さやある種の邪悪さも持ち合わせた普通の人間だったんだよって話なんじゃないかって思えてきた
#鎌倉殿の13人
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金剛が「金剛だけじゃ足りないのか」って言ってたのが、凄く心に残ってて、あれは多分八重さん自身も自覚してなかった「救えなかったあの子を救いたい」的な根源の願いを、金剛が本能的に嗅ぎとってたから出てきた言葉だと思うんですよ。そしてその感情が今回の結末にも繋がっている…
#鎌倉殿の13人
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でも仁田さんと善児は、ある意味反転させただけの相似の存在だったのかもしれない。絶対的な刃として、主の命令を忠実に守り、手を汚してきた人達。だが、彼らも人なので、感情により引き裂かれる。そのタイミングが同時だったのも、印象的かつしんどい。
#鎌倉殿の13人
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梶原殿、自分が優秀という確固たる自信がある故に、自分の真意や切れ味は、主君やわかる人にだけ分かればいい、という優秀な人独特の傲慢さみたいなものがあって、それは頼家様に向かっても発揮されてるんだよな。貴方が名君ならば、俺の価値がわかるでしょうっていう…
#鎌倉殿の13人
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お前を見てると権力のトップなんてろくなもんじゃないって思い知ったから、途中でやめたわ
は本当の本当に本音で
お前が殺されるって知ってたら止めてた
が嘘なの、義時にとってあまりに救いが無さすぎる。
#鎌倉殿の13人