わがままコブラ(@wagamamacobra)さんの人気ツイート(いいね順)

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一介の暴力映画好きとして思うのは、殺伐とした画を目指すなら、基本的にはあまり「アクション」を目指さず「暴力(殺し)」の面を明確に押し出すべきで、例えば近年の韓国映画はこの「アクション」と「暴力」の配分を常に模索しているように思う。
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中学生の頃、一人でレンタルビデオの『レザボア・ドッグス』見てたら、7歳上の兄も暇だったのか一緒に見始めて、ちゃんと最後まで見たにも関わらず「結局何だったの?」みたいに言ってて、要は善人が悪人を倒す(刑事が犯罪者を捕まえる)以外のパターンが来ると全く脳内処理出来ないんだろうな、と。
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あんなに当時は何とも思わなかったというか、「俺は60年代70年代を生きたかった。生まれる時代を間違えた」と思って何もない退屈な時代だと思ってた90年代、あの頃に当たり前のようにたくさんあった本屋もレコ屋も街中からほとんど消滅してしまった今となっては、90年代が懐かしくてしょうがない。
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常々思うが、「好き」の半分かそれ以上は「慣れ」が根底にあるのだろう、と。例えば時代劇や西部劇って、あのフォーマットやお決まりのパターンに慣れないとやっぱり好きになるのは難しい。でも一旦そのフォーマットやパターンに慣れてしまうと、途端に同ジャンルの作品をあれもこれも見たくなる。
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俺が全くルールを知らんスポーツを見ても楽しめないように、映画には様々なジャンルがあって、ハッピーエンドや正義が勝つだけのパターンばかりではない(そうじゃない文脈で楽しむジャンルや作品もある)、ということを把握するところまでは最低限行かないと、色んな映画を楽しむのは無理なんだよな。