岩波新書編集部(@Iwanami_Shinsho)さんの人気ツイート(リツイート順)

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今日8月23日は、ユネスコが制定した「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」。 1791年の今日、カリブ海の植民地サン・ドマングで奴隷たちが蜂起し、苦難の末に奴隷解放と独立を達成(ハイチ革命)。 大西洋奴隷貿易の実態とその廃止運動については、布留川正博『奴隷船の世界史』をぜひ。
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岩波新書、質は高く、ハードルは低く、というのを目指したいと思います。
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歴史は現在と過去のあいだの対話である――。 E. H. カー(近藤和彦訳)『歴史とは何か[新版]』iwanami.co.jp/book/b605144.h…、本日発売です。 そして、清水幾太郎の名訳で長らく親しまれてきた岩波新書iwanami.co.jp/book/b267200.h…はこれからも現役です! ぜひ読み比べてみてください。
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『朝日新聞』7月30日号に『人種主義の歴史』の書評。評者は藤野裕子さん。「本来、人種なるものは実在しない。…… 人種はどのように生み出されたのか。本書はコロンブスの大陸発見にまでさかのぼり、欧米における展開を追う」「実証研究に裏打ちされた著者の識見は、本質を理解するガイドとなる」。
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あの話題作『中動態の世界』に続く、國分功一郎さんの5年ぶりとなる単著『スピノザーー読む人の肖像』(iwnm.jp/431944)が、10月20日に発売となります。難解で荘厳なスピノザという哲学プログラムの全体像を読み解くことで、哲学のもつ人間を揺さぶる力を体感させられる一冊です。
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ミャンマーで4名の民主活動家が死刑となったというニュースが伝わる今、あのクーデターの意味を改めて考えるために。 8月に発売予定の中西嘉宏『ミャンマー現代史』の「はじめに」を先行公開しました。 iwanamishinsho80.com/post/myanmar
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以前(2019年)に作った、新大学生と新社会人に向けた #芋づる式読書MAP 、今作るといろいろと書目も変わって面白そうですが、ひとまず電子化の情報だけアップデートしてみました。
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『世界史の考え方』は、『シリーズ歴史総合を学ぶ』の第1巻。歴史への学びは、この1冊からどんどん広がっていきます。6月発売予定の第2巻もご期待ください。 twitter.com/Iwanami_Shinsh…
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岩波新書『シリーズ 歴史総合を学ぶ』全3巻が3月に刊行開始! ★3月刊 第1巻 小川幸司、成田龍一編『世界史の考え方』 ★続刊 第2巻 成田龍一『歴史像を伝える――「歴史叙述」と「歴史実践」』 第3巻 小川幸司『世界史とは何か――「歴史実践のために』 twitter.com/Iwanami_Shinsh…
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大江健三郎さんがお亡くなりになりました。同時代を生きる人びとに、そして次の時代を生きる若い世代の方たちに、ご自身の深く暖かい思索から生み出された言葉を、伝え続けてこられました。心からお悔やみを申し上げます。
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【7月新刊のご案内③】 岡本隆司『曾国藩 「英雄」と中国史』 太平天国の乱を平定した軍人にして、名文を誇る文人。その実態は、小心翼々とした謹直居士。激動の一九世紀世界にめぐりあわせた地味な秀才と、「英雄」像が転変するメカニズムを描き、中国史の論理を剔抉する。
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1939年9月から1945年8月にかけての戦時労務動員について、その計画の策定過程、無謀な動員の実態、動員の中で日常化した暴力、そして動員体制の崩壊までを描く。「朝鮮人強制連行」といわれるものが、どのようなものであったかを明らかにする。 外村大『朝鮮人強制連行』 iwnm.jp/431358
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【2月新刊のご案内④】 髙宮利行『西洋書物史への扉』 グーテンベルクやモリスなど、いつの時代にも書物をこよなく愛した人々がいた。音読から朗読へ、巻物から冊子、そして電子書籍へ、その歴史を旅しながら、奥深い迷宮をいつくしむエッセイ。カラー口絵四ページ収載。
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『経済学の考え方』 『社会的共通資本』 『人間回復の経済学』 『低炭素経済への道』 『行動経済学の使い方』 『多数決を疑う 社会的選択理論とは何か』 『ゲーム理論入門の入門』 『人の心に働きかける経済政策』
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ヘイトスピーチについては、こちらの本も参考になります。第2章が「人種差別・ヘイトスピーチ――差別を「禁止」する法の役割」となっています。国際人権基準に照らした定義・考え方を解説しています。 申惠丰『国際人権入門ーー現場から考える』 iwanami.co.jp/smp/book/b5213… twitter.com/Iwanami_Shinsh…
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【1月新刊予告③】 島薗進編『政治と宗教──統一教会問題と危機に直面する公共空間』 元首相銃殺事件が呼び起こした「政治と宗教」の問題をめぐる緊急出版。統一教会と自民党との癒着、右派宗教勢力の影響力増大、創価学会の政治関与の変遷など、国際的な比較も含め、公共空間の危機を考察する。
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プーチンの対ウクライナ政策についてはこちらが詳しいです。 twitter.com/Iwanami_Shinsh…
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【3月の限定復刊】 村松貞次郎『大工道具の歴史』 古墳時代の遺跡からも、ノコギリ、カンナなどの工具類が出土する。古代の大寺院群から一般の民家にいたるまで、その建築を可能にしたのは、人智の粋というべき道具類であった。代表的な大工道具をとりあげ、人間とモノとのかかわりについて考察する。
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今年の干支はうさぎですが、夏目漱石と正岡子規はともに慶応3年(1967)の生まれで、2人は卯年でした。子規には「明月や山かけのぼる白うさぎ」という句があります。兎とお月さまから秋をイメージしがちですが、兎は冬の季語なのだそうです。
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【岩波新書2022年1月の新刊予告その3】 菊地暁『民俗学入門』
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【2月新刊のご案内⑤】 佐藤洋一、衣川太一『占領期カラー写真を読む――オキュパイド・ジャパンの色』 占領下日本をアメリカ人が撮影した無数のカラー写真。そこには当時の人々、日常、風景が鮮明に焼き付けられていた。ただ目を奪われていてはならない。資料として読み活用する途を探る。[カラー64頁]
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NHKBSプレミアムで放送された「アナザーストーリーズ」で、山代巴編『この世界の片隅で』が、こうの史代さんの『この世界の片隅に』のタイトルに影響を与えた本として紹介されました。添付の画像は復刊時のものですが、番組で紹介されたのは会社の書庫にあった初版です。
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【9月新刊のご案内③】 橋場弦『古代ギリシアの民主政』 順ぐりに支配し、支配されるという、人類史にかつてない政体はいかにして考え出され、実施されたのか。「分かちあう」ことを基本に民主政を生きた古代ギリシアの人びとの歴史的経験は、私たちの世界とつながっている。
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【1月新刊予告①】 三浦まり『さらば、男性政治』 男性だけで営まれ、男性だけが迎え入れられ、それを当然だと感じ、たまに女性の参入が認められても対等には扱われない。二一世紀の今日もこうした「男性政治」が展開される日本の現実を超えて、誰もが生きやすい社会への道を探る。