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このカンカン帽というものは明治帝崩御の頃から爆発的にヒットし、背広でも着流しでも被っていて嫌な感じがしないというので妙に日本人のセンスにマッチしていた
学生やモダンボーイから田舎の老人に至るまで異常なほどの普及を見せ、鉄道の貨車を貸切にしてカンカン帽の山が運ばれていったとか
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失われた音といえば戦前の雑踏を記録した音源があって、もうとにかく下駄の音がうるさかったのだが、なかなか視点の至らないところだと思った twitter.com/afpbbcom/statu…
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仮にそのイラストレーターが参考にした古写真を公開したとする、ところが残念ながらそっちは拡散されない…
これは単なるたとえ話だが、こういうことが色々なジャンルで良くあるのだろうと推測する
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こればっかりは映画やドラマで再現されているものを未だかつて見たことがない
当時の型紙を使ったとしても、ちゃんと教育を受けた人ほど現代の技術が邪魔をして縫い上げることができないと思う。
それほどにイングリッシュ・ドレープの壁はでかい
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この頃の独特の猫の目玉が並んだ様なギザギザの編み方は四菱編み(しびしあみ)というもの
カンカン帽は長い一本の麦稈を渦巻き状に縫い上げて作られており、かつてこの真田紐作りが岡山県などで内職として奨励されていた