単語はかせBot(@BotHakase)さんの人気ツイート(新しい順)

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ヴァニタス【vanitas】〔美〕『人生の空しさの寓意』を表す静物画のジャンルのひとつ。また、その静物画。豊かさなどを意味するさまざまな静物の中に、人間の死すべき定めの隠喩である頭蓋骨や、あるいは時計やパイプや腐ってゆく果物などを置き、観る者に対して虚栄のはかなさを喚起する。
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ダニング=クルーガー効果【Dunning–Kruger effect】〔心〕未熟あるいは能力の低い個人が、自らの容姿や発言・行動などを実際よりも高く評価してしまう認知バイアス。自己の愚かしさを認識するメタ認知(公正かつ冷静な振り返り)ができないことによって生じる。
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バウムクーヘンエンド【Baumkuchen end】物語で、いかにも結ばれそうな仲のいい二人のうち一方が、全く別の相手と結ばれる結末を迎えること。《その別の相手との結婚式に呼ばれて出席した挙句、その夜にホテルの部屋で引き出物のバウムクーヘンを食べる羽目になるという想像から》
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解剖学的嗅ぎたばこ入れ【かいぼうがくてきかぎたばこいれ】〔医〕親指の付け根。2つの腱に挟まれており、親指を反らせたときにできるくぼみ。
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マクドナルド理論【まくどなるどりろん】〔俗〕グループで昼食をどうするか悩んでいる時に、マクドナルドに行くことを提案すると、途端に全員が代案を次々出すようになるという逸話。転じて、想定される“最低の選択肢”を提示することで、議論を活発化できることの例えとして用いられる。
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強強【つよつよ】(副)非常に強いさま。頑健なさま。「強強として死にげもなかりければ/今昔物語集」
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ちんちんかもかも【ちんちんかもかも】男女の仲がきわめてよいこと。
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エレファント・イン・ザ・ルーム 【elephant in the room】(諺)誰の目にも明らかであるが、口には出さない問題のこと。
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ハゲ頭のパラドックス【paradox of the bald man】ハゲ頭に毛を1本足してもまだハゲであり、さらに1本足してもまだハゲであるということを前提とすると、毛を足す動作を繰り返すことにより、『全ての人がハゲである』という受け入れがたい結論が生じる現象のこと。
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獺祭【だっさい】(1)カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。(2)詩文を作るとき、多くの参考書を周囲に広げておくこと。
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デウス・エクス・マキナ【Deus ex machina】演出技法の一種。話の収集がつかなくなったときに、絶対的な力を持つ登場人物・新兵器などによって、無理やりオチをつける方法を指す。《ラテン語で『機械(仕掛けの装置)から現れた神』》
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已己巳己【いこみき】互いに似ているものをたとえていう語。《已・己・巳と、それぞれの字形が似ているところから》
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ピーターの法則【Peter principle】階層的な組織に属する人間は、必ずその人の無能レベルまで昇進するとする法則。『あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められていく』『仕事は、まだ無能レベルに達していない者によって行われている』などの予測が導かれる。
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エコーチェンバー【echo chamber】情報やアイデアや信念などが、閉じた集団の内部でコミュニケーションされ、反復されることで、増幅・強化されること。賛同者のみの間で繰り返し肯定されることで、大きな盛り上がりを見せること。エコーチェンバー効果。エコーチェンバー現象。
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ラッセルのティーポット【Russell's teapot】〔哲〕主に宗教に関して、科学的に反証不可能な主張をする者に立証責任があるとする観念。太陽を周回するティーポットの存在を主張する者が、それが誤りと誰も証明できない事を根拠に、その存在を信じる事を求めるのはナンセンスだという。
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ルール34【rule 34】〔俗〕『それが存在するなら、それのポルノがある。例外はない』ことを意味するインターネット・ミーム。存在するすべての物にインターネット・ポルノグラフィが存在するという考え。
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ブーバ・キキ効果【bouba kiki effect】〔心〕言語音と図形の視覚的印象との連想について、一般的に見られる関係。2つの図形を被験者に見せ、その名前を問う実験から。98%の人で回答が一致し、被験者の母語はほとんど関係がなく、大人と幼児でもほとんど変わらないという。
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バター猫のパラドックス【buttered cat paradox】『猫は常に足を下にして着地する』『バターを塗ったトーストは常にバターを塗った面を下にして着地する』が成り立つ時、バターを塗ったトーストを猫の背中に付けて落としたらどうなるかを考えた時に発生する逆説や思考実験。
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バーナム効果【Barnum effect】〔心〕誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう現象。
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チェリーピック/チェリーピッキング【cherry picking】母集団の中から自分に必要な一部のみを選択すること。肯定的(プログラムのテストがしやすいデータのみを用いる)にも、否定的(自分の論を補強するために不都合なデータを除外する)にも使用される。《英語で、つまみ食いの意》
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アイリスアウト【iris out】映画やアニメで、画面が周囲から中央の一点に向かって絞られてくる技法。絞り閉じ。
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ノックスの十戒【のっくすのじっかい】〔文〕推理小説を書く際のルール・方針の一種。『犯人は、物語の当初に登場していなければならない』『探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない』などの項がある。探偵小説十戒。《ロナルド・ノックスが1928年に著書で発表》
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獺祭【だっさい】(1)カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。(2)詩文を作るとき、多くの参考書を周囲に広げておくこと。
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メメントモリ【memento mori(ラテン)】死の警告。特に、死の象徴としてのしゃれこうべ。人間の欠陥やあやまちを思い出させるものとして、ヨーロッパのルネサンス・バロック期の絵画のモチーフに用いられた。《なんじは死を覚悟せよの意》
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デウス・エクス・マキナ【Deus ex machina】演出技法の一種。話の収集がつかなくなったときに、絶対的な力を持つ登場人物・新兵器などによって、無理やりオチをつける方法を指す。《ラテン語で『機械(仕掛けの装置)から現れた神』》